全体表示

[ リスト ]

今度はお待ちかね、カルロス・ペーニャ(CP)賞の選考です。その前にもう一度イメージの方を再確認しておきますが、ペーニャ、クェンティンと来ると長打力の印象が嫌でも浮かび上がって来ますが、それよりも単なる一発屋だけで終わらない可能性のある選手を認定すべきだと思っています。CPも2007年の再大ブレイク以降は長期契約の恩威もあって、打率的には元の鞘に収まりつつありますが安心してプレーに望めるようになったせいか、今季を含めて3年連続で30本塁打をクリアしまた打点の方も3年連続で100という数字が目前に迫っています。

一方、クェンティンはどうかというと今季は残念ながら怪我もあって成績が伸びなやんでいますので、受賞者としてはチョイト物足りない印象が目立ってきてしまいました。しかし、ポテンシャルについてはD-バックス時代から折り紙付きでしたのでこれで終わりだという結論になるのもまだまだ早いということで、今後に期待しましょう。付け加えておくと、昨年はライアン・ラドウィックもいい線イってましたね。


それではお待たせ、CP賞の第一回目ノミネートです♪


イメージ 1

☆☆ラッセル・ブラニアン(SEA)☆☆

いきなり大本命から(笑)。メジャー生活は今季で12年目ということで、年期だけなら本家ペーニャも真っ青の超大物です。ただし、年数の割には常時出場した経歴は無く今季このまま行けば初めて規定打席をクリアするかも?という大変な苦労人でもあります。既に打席数、得点、安打、二塁打、本塁打、打点、四球数とありとあらゆるキャリアハイを打ち立てています。

このブラニアンですが、毎年短期間だけ大爆発を起こす特徴がありまして、昨年の6月も確か10発は放って大分脚光を浴びていましたのでこんな記事もエントリーしたことがありました。

今季の活躍の要因は色々あるんでしょうけど、やっぱりメジャー契約というのが安心材料となったのは随分とあるんじゃないでしょうか。また、チームの需要とかなりマッチしていて開幕早々から安打も平行して出ていた関係上、最高のスタートを切れたことがまずは大きいのではと思います。これだけ打ちまくってますので、当分は音無しでもファンは我慢出来る姿勢が出来ましたから、プロジェクション通りの40発、イケる可能性は高いでしょう。


イメージ 2

☆☆ベン・ゾブリスト(TB)☆☆

サプライズ&お得感では本命にも劣らないゾブリストもCP賞の候補として資格充分だと思います。こちらはちょっと前の記事がありました。この人はキャリアこそブラニアンに引けは取りますけど、かなり過酷な状況の中でポジション奪取⇒オールスター出場を勝ち取った点が評価されます。本業はショートストップなのですけれども、1年前までは自チームのプラスペクトであるレイド・ブリニャックまでの繋ぎ役と言われ、それでもまだ役不足だからジェイソン・バートレットにポジションを奪われ、またブリニャックに成長の跡が見られないとなると今度はドラフト全体1位でティム・ベッカムを指名されてしまい、当のゾブりん本人には出番のカケラも無かったことは確かでした。

その後、外野(右翼)に挑戦しバットスピードも増した上でメジャーに戻ってきた昨年、12本塁打(しかも3ラン、グランドスラム多し)をかっ飛ばし、それまでの非力なイメージを大分払拭し手応えを掴んだ翌2009年、やはりポジションはブロックされたままでしたが、とあるレギュラー2塁手が試合中の負傷により2塁のポジションを掴んでからは説明するまでもない大活躍。今季プロジェクションでは20HR&20SBの予測に加え、9割台のOPSと4割台の出塁率が出ています。OBP4割というのは両リーグ合わせても年間10人出るか出ないかの世界ですから、その価値は充分解かっていただけると思います。尚、今季で年俸調停権を獲得し来季は給料もバーンと上がる予定ですが、その動向は目が離せなくなりそうです。


イメージ 3

☆☆ネルソン・クルーズ(TEX)☆☆

こちらも念願の初レギュラーに加え、ここまで40発近いペースでアーチを量産し、さらには強肩と俊足を生かしたプレーはアピール度も強く、ゾブりんと同じようにオールスター初選出。一年前には阪神行きの噂が立ったはずですが、あれは一体なんだったのか?

ただ、このクルーズの場合、ファンタジーリーガーからすれば開幕前では既にレギュラーの一角と見なされ、各プロジェクションでも軽く30発超えが予測されていた選手でしたので、サプライズ感はあんまり無いんですよ。昨年AAAで40発近く放ってその後メジャー昇格した後も結果を出していましたので、今季のブレイクはやや想定内(特にドラフトで指名した人にとっては)だといえるでしょう。それでも、5ツールを強烈にアピールした今季の活躍からすると、今後最も有望なのはこのクルーズという見方も出来そうです。

残念ながら踵の負傷により現在はDL入り。待ち侘びていた40発は夢となってしまいそうです(悲)。


イメージ 4

☆☆ギャレット・ジョーンズ(PIT)☆☆

こちら、途中参加組(笑)からのノミネートです。デビューは2007年ツインズから。当時から長距離砲としての期待はあったようですが、初年度では通用せず。翌年には既にオプションが切れているため40menに入らなかったツインズからリリースされ、今季パイレーツに移ってきました。AAAでは中軸を打っていましたが、お呼びが掛かったのは6月末に忍者・モーガンを放出した時点とかなり出遅れたスタートでした。

が、7月だけで10本塁打。堂々の両リーグトップです。流石にオールスター選出はなりませんでしたが(苦笑)、後半戦に入っても打棒は衰えず、人材難のチームにあって今では不動の3番打者として機能しまくっていますね。

プロジェクション的にビックリなのは、打数が少ない割りに30発のペースとなっています。こうなると今後の活躍とライバル達のペースダウン次第では、もしや?の受賞もあるかもです。


イメージ 5

☆☆デビッド・アーズマ(SEA)☆☆

今回、投手で唯一人のノミネートです。2003年ドラフトの全体22位でジャイアンツから指名。100MHPピッチは評価も高く、今こうしてクローザーのポジションにいるのもその頃からすれば不思議なことでもなかったかもしれません。しかし、かなりアバウトなコマンド性能により「持て余した元プロスペクト」という見方になってきたのか、2005年にラトロイ・ホーキンス獲得のためサビーンGMの毒牙に掛かってしまい(苦笑)、以後4球団全てトレードで移籍という、MLBでもここまで頻繁にトレードされるのは少ないんじゃないかなと思えるほど忙しい野球人生でした。最初は将来性に富んだデプスとしての獲得から段々と整理要員としての放出にまでその評価は下がり気味でしたが、確かに今オフでのレッドソックスの補強振りを見ても、そこにはアーズマの座る椅子は用意されていなかったということなんでしょう。

ただ、MLBで足掛け5年間在籍しても昇降格の繰り返しで年俸調停の権利がまだ発生していなかったのと、反対にオプションは切れ切れだったので、抱えるチームは25人枠でずっと使い続ける椅子の無いチーム以外ではウェイバーに掛かるのが落ちという状況の中、これにピッタリとマッチしたのが今季のマリナーズだったといえます。もちろん、そうしたツキだけで今季のブレイクが約束された訳じゃないんですけど、失礼な言い方だとアーズマを常時ブルペンに置き、さらにはクローザーのチャンスを与えるチームというのは早々無いといった状況こそ、こうしたトレードのドラマが生まれた原因なのは確かでしょうか。



以上が2009CP賞のノミネート者でございます。

他候補として考えたのは、

レインス・ニックス(CIN)・・・5月頃は結構活躍しましたが、その後消沈。

スコット・フェルドマン(TEX)・・・今後次第ではいい線行くかもしれません。

アルベルト・カラスポ(KCR)・・・年間3割行くかもしれんが、インパクトが足りん。

ライアン・フランクリン(STL)・・・昨年のセーブ数を考えると、エントリーは失礼。


とまぁ、こんなところでしょうか。インパクトは人それぞれ違うと思いますので、どうか勝手気ままに考えてみて下さい。


最後に、シーズン終盤が近付く頃にブログの投票機能を使ってそれぞれの賞のVoteを行いたいと考えています。コメントとかは無理して書かないで結構ですから、


今回この記事を見た方々は投票だけは絶対にして貰いたいと思います。


それまでに各選手の成績や動向をチェックするのも楽しみ方の一つだといえるでしょう。

閉じる コメント(17)

ブラニアン・・( ̄-  ̄ ) ンー
本家は・・ボラスなんですよね・・年俸が凄いことになったし。
ブラニアンもボラスになるんかな?
それだけでも本家に近づくね・・。(爆)←これ最近お気に入り

2009/8/18(火) 午前 8:58 eru

顔アイコン

ジャーニーマンのBranyanは、いくらチーム事情があったとは言え、ただのプラトーン要員かられっきとしたレギュラーという安住の地を得たのは大きいですね。Kの多さやBAの低さはキャリアのトータルと比べてもそんなに違いが無いので、ある程度の打席数を勝ち得た部分はとても大きいですね。40発100打点もいけばチームとしても十分採算取れてお釣が来ますよね。
でも個人的に押すのは当然ゾブりんということでひとつ(苦笑)。

2009/8/18(火) 午後 7:40 [ - ]

hausさん、こんばんは。

ブラニヤンも捨てがたい存在ですけど、hausさんの仰る「単なる一発屋だけで終わらない可能性のある選手」という条件なら僕はやっぱりゾブリスト押します。
ブラニヤンの苦労具合から比べたら大したことはないかもしれないですけど、今後さらなる飛躍が期待できるのはこの中ではクルーズとゾブリスト(あとジョーンズも?)だと思います。
あと、ブラニヤンは左に極端に弱いのがネックですかね^^;

2009/8/18(火) 午後 8:17 [ Mauer ]

顔アイコン

皆さん同じような見方ですね。インパクトならブラさんでいいんだけど、一発屋の恐れが高いので、ゾブリストということですね。
シアトルのZさんとしては、来年度の程度なら再契約するのかと言うのが大問題です。

ゾブりんの場合、来年以降は、今年ほど凄くはなくてもある程度の数字は期待できると思いますし、バートレットも今年打撃成績がいいだけに、ある急造二塁手に取ってはなかなか厳しいことになってしまいましたね。

アーズマの場合、ブルペンピッチャーだし、シアトルファン以外にはちと押しが弱いかな?

2009/8/19(水) 午前 7:00 [ クリント投げおって ]

顔アイコン

ERUさん:本家は3年延長、ついでにいうと同時期にドミトリ・ヤングも復活で3年契約もこちらは大失敗でした。

ボラスの神通力も今のご時勢だとトップ案件(テシェイラ、ストラスバー「ス」)くらいでしょうか。

2009/8/19(水) 午後 8:13 [ haus ]

顔アイコン

marlin25さん:本人は願い叶ってのメジャー契約で、一方のチームは格安調達の暫定大砲という点で、相思相愛だったんでしょうね。
ただ、偏屈な見解だとかのリッチー大砲と似たような着地点だというのが何とも・・・ですか(笑)。

>当然ゾブりんということでひとつ
もち、了解です。キャッチしました♪

2009/8/19(水) 午後 8:35 [ haus ]

顔アイコン

カムバック賞とCP賞の区別はいいですね。
「そもそもカムバックと言えるほど活躍してたっけ?」って思うことが時々ありましたもんで。

個人的な一押しはブラニアンですね。とにかく、この人ほど爽快感のある一発を打てる選手はいない、と個人的に思ってまして、このまま終わって欲しくないんです。出来れば毎年30発期待できるパワーヒッターとして活躍していって欲しいと思います。

2009/8/20(木) 午前 0:29 [ ドイン ]

顔アイコン

mauerさん、こんばんは。
ゾブリストやクルーズといったところも、最低年俸クラスで抱えられるのは最後の年こともあり、もう後がないという程でもないですがどうしてもステップしなければならない事情が活躍を後押しした気もしますね。
これで来期は晴れて大幅昇給は間違いなしかと思われますので、頑張って欲しいと思います。ジョーンズはあと2年以上のメジャー登録が必要ですね。

2009/8/20(木) 午後 5:44 [ haus ]

顔アイコン

投げおってさん:同じ意見でなくとももちろん結構なのですが、私の線引きがちょっと強過ぎたかな?この場を借りてアッと驚くような候補者もお待ちしてま〜す(笑)。

ブラニアンとマリナーズの来期以降の関係はかなり興味深いところです。

>ある急造二塁手
いわば、このCP賞の産みの親でもある彼ですが(爆)、チームからは結構評価されてはいると思うのですが、2Bで20-20を見込める選手(ゾブりん)のような選手は中々見つかりませんからね。やっぱ厳しいか。

2009/8/20(木) 午後 5:53 [ haus ]

顔アイコン

monモースさん:
>化けの皮が剥がれた感じで
ま、それが苦節10何年という理由でもあるのですけどね、上でも書いたリッチー大砲やアダム・ダンと比較しても今季の成績は遜色無いと思うのですよね。ダンの方はNLのMVPでも良いくらいだと思っていますので、彼らの短所(打率)がどうリカバリーするかによっても随分(ファンの)印象が変わってくるのではないかと思います。

>N.クルーズ
彼に対しての(暫定)初投票ありがとうございます。

2009/8/20(木) 午後 5:59 [ haus ]

顔アイコン

ドインさん:
>そもそもカムバックと言えるほど活躍してたっけ
的確な表現ありがとうございます。この一言で片付いちゃいますね。

爽快感のある一発というと、もし野球のルールで場外弾が2点入るとかだったらとっくの昔にスーパーヒーローだったでしょうね。毎年30発というのもこれまで計算出来た筈でしょうに、(その都度での)球団に恵まれない不運もきっとあったんでしょうね。

2009/8/20(木) 午後 6:07 [ haus ]

ルーキー時代から気になっていたので、ブラニアン選手に一票!
あんなに移籍するとは思っていませんでしたけど・・・。

ついに開花!ですね?

2009/8/28(金) 午後 2:54 [ ヒロユキ ]

顔アイコン

ルーキー時代というと、相当前の話ですね。
1シーズンで3度移籍という年もありましたね。

来季は良い契約を結んで欲しいと思います。

2009/8/29(土) 午前 11:13 [ haus ]

顔アイコン

今日の打棒を見てふと思ったのですが…(しかもスタメンに入れ忘れて…涙)。LAAのK.Moralesさんはどうでしょう。移籍はしてないし、ポジションもTeixeiraが抜けたためで苦労度は★★くらいだし、インパクトも★★くらいかと思いますが、活躍度は★★★★★あげても良いかなという感じでしょうか。
う〜ん、でも賞の主旨を考えると上の4人には敵わないですね、やっぱり。

2009/8/29(土) 午後 2:33 [ - ]

顔アイコン

確かにモラレスはいくつかの条件に合いますね。期待値もクルーズと代わりない程度ですし、ブラニアンほど危険な臭いの漂うカードではないですが、期待倒れの年も何年かありましたしね。資格はあると思います。

2009/8/29(土) 午後 5:00 [ haus ]

顔アイコン

「一発屋で終わりそうにない」という視点から見ると、ゾブリストかなぁと思います。ブラニアンはどことなく「左の廉価版セクソン」という感じがします。実際MILがセクソン放出の翌年(2004年くらい?)、パワー注入のためにブラニアンを獲得したというのもありましたね。でも、年俸が上がったら本家みたいに不良債権化したりして(爆)。

2009/9/1(火) 午前 1:35 [ capy ]

顔アイコン

capyさん、早速ありがとうございます。ゾブリストのインパクトは強いようですね。ブラニアンは確かに危うい空気が漂っていますが、ペーニャの2007シーズンも46本のアーチを放ち翌年からの3年契約に漕ぎ着けたので、もちろんセクソン並の額で引き合いはこないでしょうけど、どこかしら手を伸ばす球団はまずあると思いますし、レギュラーを確約してくれるチームに入って欲しいなと思います。

2009/9/2(水) 午後 11:08 [ haus ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事