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もう一つのUnsung Heros

MLB.comのThis year in Baseball Awardsという恒例の企画で新しく設けられたUnsung playerのコーナーが好評です、私の中で(笑)。だって、お気に入りの選手ばかりなんだもん。

確かに野球界の大海原と言われるMLBの世界では、タイトルやアワードに縁がないままユニフォームを脱ぐ選手の方が断然多いのには違いありませんので、こうした「素晴らしいけど一番じゃない」「凄いけど単発かも」という選手をフォーカスする企画は大好きです。

これから投票する予定ですが、、、ほぼ全員にしたい気持ちです(爆)。

しかし、ジェイソン・ワースやマーク・レイノルズみたいなのはファンの間ではかなり目立った存在だったのだし、ベン・ゾブリストはウチでアワードあげたしね(笑)、ここでも沢山賞賛してきましたので、独自に「もう一つのUnsung Heros」と呼ぶに相応しい選手達をベスト9形式でピックしてみました。


Catcher : Kurt Suzuki(Athletics)

イメージ 1

2年前の6月から正捕手の座を掴み、昨年はレギュラーとして初のフルシーズン。
今季はさらに成長を遂げ、打率こそ昨年を下回ったものの長打力が増し、
昨年よりも明らかにパワフルとなったそのバットからは15本のアーチを叩き込み、
さらには夏場以降中軸に座り、主に3・4番を任され押しも押されぬチームの中心選手となりました。
そのため、得点は20、打点に至っては倍増(42⇒88)と、
オールスターに出しても恥ずかしくない成績を残しました。
捕手としては脚力もあり、今季は9つの盗塁を記録。
捕手で出場しない日もDHでスタメンに名を連ねるなど、
ハワイ出身のこの日系選手に対する期待は今後さらに大きくなっていくことでしょう。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=6704633
今季グラウンドボーラー帝王だったジャスティン・マスターソンから放ったドデカい3ラン。


1st Baseman : Joey Votto(Reds)

イメージ 2

WBCではカナダ代表として出場し、ジェイク・ピービィーから本塁打を放つなどの活躍。
舞台をMLBに戻しての開幕シリーズでは二試合連続での本塁打&3安打と爆発。
彼以上に期待を集めていたジェイ・ブルースが打撃不振に陥る中、
8月を除いた5ヶ月間で3割を記録。しかし、5月から6月までは貧血症を
含んだメンタル性の病気と怪我により24日間のDLを含んだ欠場が響きましたが、
閉幕2週間前から再び猛打を振るいシーズン.321で打撃成績はリーグ5位。
OPSは.981とかなりのハイレベルな数字でフィニッシュしました。

フィールド内のあらゆる方向にもスタンドインさせることの出来る
バットコントロールとパワーは柔らかいスイングから生まれます。
打席での辛抱強さも持ち合わせており、
三振の多い点を除けば「プチプホルス」と呼んでも可笑しくないような、
そんな才能溢れるスラッガーがグリフィーが去った後のレッズの3番打者です。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=6751095
レフトの頭上を越えた一発。

2nd Baseman : Skip Schumaker(Cardinals)

イメージ 3

粘っこい打撃アプローチでパワー&スピードの不足点を補い、カージナルスのリードオフを務める
スキップ”たまにシューッマッハと呼ばれてしまう”シューメイカー。
彼にとって今季最初の事件とは、キャンプ直前での2塁コンバート打診でした。
チームは今季まで契約を持つアダム・ケネディの解雇を2月10日に発表。
この突然の判断に、戸惑いを表したトニー・ラルーサ監督は、
外野のポジション争いに加わっている中からシューメイカーにコンバートの話を持ち込み、
「中学生以来」と本人も話したセカンドにチャレンジを始めます。
プレシーズンでは立て続けに4つの失策を喫しましたが、
ラルーサは方針を変えずにそのまま開幕に突入して最後までシューメイカーを2塁で起用し続けました。

その結果は守備系のスタッツに目を通していないのでちょっと測りかねますが、
打撃には全く影響せず2年連続で3割をクリアしたのは流石でした。
三振をした分、四球を奪うというとても嫌らしい打者です。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=6585509
頑張ってます、セカンドの守備。

3rd Baseman : Alberto Callaspo(Royals)

イメージ 4

本職はショートのスウィッチヒッター。
今季は主にセカンドを守っていましたが、ユーティリティの属性があるのでここのポジション変更はご了解願います。

メジャーデビューしたD-バックスでも結構期待されていた選手でしたが、
ロイヤルズに移籍してからはさらに出番が増えました。
今季は主に6・7番を打ちながらRBI打を連発。数値以上に早撃ちの気があるのですが、
非常に勝負強い打撃を発揮したシーズンとなりました。
規定打席にも初めて入り、3割を記録して打撃成績の20位に飛び込む活躍は
同僚のビリー・バトラーと同じく将来の中心選手となる予感をさせます。


Shortstop : Asdrubal Cabrera(Indians)

イメージ 5

マリナーズから移籍した2007年はポストシーズンでも活躍しましたが、
昨年は売り物だったはずの打撃が振るわず本格開花はせず。
しかし、今季はキッチリとリバウンドさせて来てシーズン前半と後半共に3割を維持し、
打順も9番から2・3番を打つようになりました。
それ以上に貢献を果したのが、ショートへのコンバート。
前任者のジョニー・ペラルタと比較しても送球、守備範囲共に
良好でチームの期待以上に働いたシーズンだったといえるでしょう。
17個だった盗塁はもっと数字が伸びると思われます。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=5581861
手品師のようなトスは正にアメイジング!

Left Fielder : Ryan Raburn(Tigers)

イメージ 6

外野に加えて2・3塁も兼任する本格ユーティリティとしてチーム4年目の在籍ですが、
昇格の出来なかった2年間を入れるとデビュー以来6年目と下積み生活の長い選手。

今季も例年と同じように併用カードで起用される立場から一転して、
マグリオ”フグ田”オルドニェスのオプション行使問題でチームが揺れる中、
スタメンとしての出場機会が増え、そこでキャリアハイの16本塁とチームのオフェンス力を
弱体化させなかったのは彼の存在が大きかったということです。

守備ではたまに粗相を犯しますが(苦笑)、来季以降もフル出場を睨みながら豪快なプレーで楽しませてくれることでしょう。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=7016511
シーズン最後まで魅せましたあの、バックホーム。

Center fielder : Denard Span(Twins)

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現在MLBで最も出塁能力の高いリードオフの一人です。
今季のPシーズンでマリアノ・リベラからRBI付の安打を放ったのが印象的ですが、
非常に巧みなベースランニングが出来、三塁打率がかなり高いのも特徴です。

守備範囲、スピード的に最高レベルとまではいえないかもしれませんが、
外野に人材を抱えるツインズにあって、レギュラー確定の存在とまではいかなかった
今季のスタートから2連続して実績を積んだことで
チームはカルロス・ゴメスのトレードに踏み切ることが可能となりました。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=7031947
そのリベラから打ったRBI打。

Outfielder : Nolan Reimold(Orioles)

イメージ 8

チーム内でも上位プロスペクトでしたが、デビューまでは多少時間が掛かった模様。
に時間が掛かりそう大きな期待はされないだろうという評判の中、
しかし、晴れて初昇格してきたその月に3試合連続のアーチを見舞い、
さらに本数を重ねて1ヶ月半の間に9本塁打を放ったことで
決して層の薄くない外野のポジションを奪取。
7月には月間6盗塁と脚力も披露し、新人王レースにも割って入るほどの活躍を見せました。
しかし、後半戦はアキレス腱を痛めながらの文字通り痛々しいプレーが続き、
9月の半ばにはとうとうシーズンエンドとなってしまいました。
怪我の方は手術も成功して、来季の開幕までに間に合うかどうかはちょっとわかりませんが、
あの印象的なラインドライブの打球を早くみたいものです。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=4766691
弾丸ライナーで決めた代打ウォークオフ3ラン。

Pitcher : Zach Duke(Pirates)

イメージ 9


投手は大勢いるので非常に迷いました。ケビン・コレイア(SD)、同じチームのロス・オーレンドルフ、
スコット・フェルドマンもそうですね。

そんな中で3度の完投(1完封を含む)をしながらリーグ最多敗戦となった
ザック・デュークを選びました。
所属チームの影響もあってか、フルシーズン4年目ながら今年で3度目の2桁敗戦となりました。

野手は総じて立派な成績だと言う選手ばかりだと思いますが、投手の場合好投してもチームが
勝てない場合、賞賛の声が非常に小さくなってしまいます。

今季はデビューイヤーを彷彿させる好投続きで、オールスターにも初選出されましたが
残った成績は11勝16敗と「例年よりも辛うじて良かったかな」程度で終わってしまうのは
何とも淋しい限りです。ので、4年分の功労賞も兼ねて「勝てないのではなく勝つチャンスの
少ないエース」であるデュークに捧げたいと思います。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=4125535
チームの本拠地開幕戦で完封勝利。

https://baseball.blogmura.com/major/img/major88_31.gif
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Unsungって、MLB.comの方は十分目立ってるあんさんばっかりでんがな。
とりあえず10人の中では最も地味かなと思うバトラーに投票しときました。
でも、やたらアリーグばっかりじゃありません?

こちらのメンバーはよりUnsung度が高いかな。

アズドゥ、SEAに返してくださるんですか?
もうウィルソンと契約しちゃったけど。

2009/11/19(木) 午前 0:05 [ クリント投げおって ]

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クリント投げおってさん:アリーグが多いって、言われて気付きましたよ(笑)。でも中地区中心ネ。

>最も地味かなと思うバトラー
何かいいですね。

>アズドゥ
ウィルソンも守備は鉄壁じゃないですか(笑)。流出癖もそろそろ何とかですね。

2009/11/20(金) 午前 0:10 [ haus ]

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monoモースさん:カラスポのLAAはそうじゃないですかね。今季は開幕から好調で、それがレギュラーとしての決め手だったんじゃないかと思います。

>A.ゴードン死んでますか
相変わらず追っかけてるんですね(笑)。KCはPITと同じように、若手と言ってもサービスタイムを消化したレギュラー未達の選手を抱える傾向がありますから、どうでしょうねぇ。

2009/11/20(金) 午前 0:13 [ haus ]

hausさん、こんばんは。

とりあえず我がチーム?のリードオフマン・スパン君(君付けに特に意味はありませんが^^;)を取り上げて頂いたので嬉しさの余り飛びついてしまいました(笑)
センターは5ツール系の派手な選手が多い中、彼には生粋の「地味な」リードオフマンとしてツインズを引っ張っていって欲しいです。
とりあえず来季は今の出塁能力をキープしながら、SBをもっと増やしてもらいたいですね。

それ以外ではBALのライモルドが来季楽しみですね〜。(30HRも狙えそうでは?)

2009/11/20(金) 午前 1:41 [ Mauer ]

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モースさん、フォローありがとうございます。アズドゥの件そういうことですね。

マイク・モースにもUnsung Heroになってもらいたいですね。イバちゃんの直弟子だけあって、タイプが似てる気がします。もうちょっと長打力が・・・。

主様不在の私信で失礼しました。

2009/11/21(土) 午前 0:50 [ クリント投げおって ]

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クリント投げおってさん、monoモース さん:

今頃になって大失策に気がつきました(大汗)。ご指摘どうもありがとうございますですが、シアトルにはくれてやらんです(爆)。

そういえば幻のプロスペクトはいましたねぇ。クリントは私の中ではそろそろNPB入りですが(笑)、ジェイコブセンとマドリッチでしたっけねぇ?

昨年NYY、今年OAKで投げたダン・ガイスという投手は5年間くらい野球から離れていて、中古自動車のセールスマンをやっていたそうですね。わからんものです。

2009/11/21(土) 午後 6:28 [ haus ]

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Mauerさん、こんばんは。
これまた今になって気付いたのですが、ジャスティン・アプトンが抜けてました。これが本当の無冠むりですね(苦笑)。それでもスパン君の位置は揺るぎません。数字も立派ですが、貢献度はもっと大ですね。

ライモルドは来年のファンタジーに200位以内に入るんじゃないでしょうか?ポジション確定ではない選手にとっては結構高いハードルですが、来季のブレイク候補ということですね。

2009/11/21(土) 午後 6:33 [ haus ]

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クリント投げおってさん:マイク・モースはその前にカルロス・ペーニャ賞じゃないでしょうか(としっかり宣伝)。

2009/11/21(土) 午後 6:34 [ haus ]

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モースさん、幻軍団については、私のようなにわかファンには手に余る存在で、誠に申し訳ありません。
慌てて調べたところ、クリント・ナジェット、ボビー・マドリッチは昨シーズン独立リーグ?のチーム(アトランティック・リーグのロングアイランド・ダックス)と契約し、ナジェットの方は現在フリーエージェント、バッキーはメキシコでプレイした後引退し、今はソフトボールをやっているとのこと(英文Wiki)。
さらに詳しい情報は、鬼のように詳しいブログ主の方々にお願いします。ねっ、hausさん。

>ペーニャ賞
こちらで話をしている面々の中では、ペーニャ賞を受賞したら、もはやUnsungとはいえないかも。一気にスターダムですね。

2009/11/24(火) 午前 1:17 [ クリント投げおって ]

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>ナジェット→NPB

お二方で意見が合いましたね。
では登録名は「ナゲオッテ」でお願いします(自爆)。

脱線が行き過ぎましたので、このへんで。
hausさん、どうもすみません。

2009/11/24(火) 午後 11:46 [ クリント投げおって ]

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クリント投げおってさん:良き強敵、じゃなくて常連さんとして交流も大切ですね。了解です。

2009/11/28(土) 午前 1:31 [ haus ]


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