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MLB球団の中ではヤンキースに次いで「名門」「常勝」の名に相応しいチームであるドジャース。1997年オフにFOXグループがチームを買収してからは経営戦略が激変したといわれていますが、シーズン勝ち越しは9度を数え、さらに地区優勝も4度とディビジョンで最も成功したチームであることには違いありません。しかし、1988年以降ワールドシリーズへの切符は手にしていません。オーナーの交代が何度か起きても資金面では事を欠くこと無く補強に力を入れることは出来ましたし、2004年当時はMLBでも有数のプロスペクト保有球団とも評価されていましたので、一度も手を緩めることなくチーム強化を図っていたのは間違いないのですが、残した結果を見てそれは近年の戦力拮抗を象徴していた事実の一つだったかもしれませんね。

また、「ドジャース野球」の色合いが随分と薄らいでしまったことが成績以上に物足りなさを感じる一因ではないかと、現在のチーム編成を見てもこのように感じることがあります。勝つだけではなく伝統も守れというのはかなり厳しい注文にもなりますけど、それだけ好き嫌いは別として「野球ファンにとっての特別な球団」だということでご解釈願います。

次のディケイドではどのようなチームカラーで、どれくらい強いチームになるのでしょうか?

オール・ディケイド・チーム(野手)

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ディケイドの前半では貧打に苦しみました。ゲイリー・シェフィールドやショーン・グリーンといった強打の大物選手をラインアップに置きながらも打線全体のバランスとしては一極集中の装いだったことは否定できず、特にシェフィールドが退団した2002年以降の3年間は深刻な打撃不振が地区優勝を成し遂げられなかった最大の原因とされています。

顔ぶれ的には、ディケイドの前半と後半で極端に違う点が特徴です。ゲイリー・シェフィールドとショーン・グリーンの2人に依存していた前半に対し、2006年以降は自前の若手野手が次々と台頭し始め、2008年のシーズン途中にマニー・ラミレスを獲得したことで、現在のオーダーは一つの完成形だといえます。

また、前半で在籍した主力は峠を越えていた選手が多く、成績的にもやや見劣りする嫌いがありますので、選出は後半寄りとなりました。エリック・キャロスやポール・ロデューカなどは是非とも入れたかったのですが。

ですので、ラッセル・マーティン、アンドレ・イーシアー、マット・ケンプ、ジェイムズ・ロニーなどは次の世代でピークを迎えつつある選手だと思いますが、チーム成績と比例して見ると選出には相応しいものだと感じます。そこにジェフ・ケントやラファエル・ファーカルのような他球団で十分に実績を積んだベテラン中堅処のFA選手も、在籍年数が半分にも満たないながら対抗馬不足でスンナリと決定。

前半で数少ない選出となったのはゴリさんこと、エイドリアン・ベルトレとショーン・グリーン。ゴリさんは2004年以外、驚くような成績を残している訳ではありませんが、彼が退団した後のサードはケーシー・ブレイクが加入するまで一切固定されなかったものですから、いわゆる消去法でということに。グリーンは私のお気に入り選手ですので、問答無用で決まりです。

その他、短期間で在籍した有名選手はロビン・べンチュラ、ケニー・ロフトン、フレッド・マグリフ、J.D.ドリューなどがいました。

オール・ディケイド・チーム(投手)

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ジャイアンツと比較しても、特に量に関しては地区随一のスタッフ揃いで、これは伝統を引き継いでいる数少ない箇所でもあると思います。

1998年オフに史上初めて総額1億飽幣紊侶戚鵑魴襪鵑瀬吋咼鵝Ε屮薀Ε鵑蓮△海離繊璽爐任呂△泙衙Г靴ない印象があるかもしれませんけど、5年間の通算防御率を見てもらえれば解かる通り、出りゃ打たれない投手でした。ただ、34歳からの7年契約は流石に無理がありましたね。

そのブラウンをエースに立てて2番手として大活躍したのが、我らが野茂英雄。2002年に再び古巣に戻り、2年連続で16勝を挙げたのはもちろんのこと、この頃のピッチングが最も安定していたんじゃないかと思います。

シェフとのトレードでブレーブスから移ってきたオダリス・ペレスも素晴らしい成績を残し、ディケイド前半での投手王国を築いた一員です。そういえばナショナルズの新球場開幕戦でも好投していましたね。

中期を支えたのはデレク・ロウとブラッド・ペニー。ロウはディケイドチーム2つ目ですが、彼とドジャースタジアムの相性は非常に良く、キャリア通じての防御率3.20、WHIP1.13を見てもそれは証明されています。ペニーは2006年のオールスターで先発投手を務めるなど、一応これまでのキャリアピークをこのチームで過ごしており、両者ともに2006年には16勝でリーグのタイトルホルダーとなっています。

先発候補として惜しくも漏れたのは、ジェフ・ウィーバー、チャド・ビリングズリー、朴チャンホなど。石井一久は制球難のため勝利数程には評価されていませんでした。

ブルペン陣も劣らず強力でした。中継ぎにも優秀な人はおりましたけど、エリック・ガニエ、斎藤隆、ジョナサン・ブロクストンといったリーグを代表するクローザーが頭二つくらい越えています。この中でも最も感動的だったのが斎藤で、マイナー契約で飛び込んだメジャーリーグの世界に瞬時に適応しました。開幕ロースターの切符を掴んでからクローザーに昇格するまではとんとん拍子で、球威も制球力も日本時代とは見違えるほどに見えました。

ガニエの前もジェフ・ショウというクローザーがいて、こちらもセーブタイトルを獲得するなどディケイドを通じて終盤が堅いチームだったことが分かります。

タイトル&アワード

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ドジャースタジアムを本拠地にしている関係上、投手タイトルが目立ちます。ブラウンはこれ以前にもレンジャーズ(1992年、最多勝)、マーリンズ(1996年、防御率)とタイトルを獲得しており、これが3度目の受賞でした。ガニエは2002〜2004の3年間だけで計152セーブ。これは何かの記録ではないかと思います。

オールスターは有名選手を掻き集めたお陰もあって、かなりバラエティに富んでいます。ただ、ここにもフランチャイズプレーヤー欠如の傾向が表れていますね。

ディケイドMVP

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打者のMVPは団子状態となりましたが、4打席連続アーチで度肝を抜いたグリーンに決定させてもらいます。投手では先発、救援共に粒揃いでしたが、やはりガニエということで。

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かつての日本野球はドジャースを手本とし、また80年代以降も日本人投手の受け入れなどで、特に我々日本人には特別な球団ですね。中でも特に野茂のいたチームというのは私の中では大きいです。中村ノリとかも所属していたこともあったですね。

ガニエ、2009シーズンも独立リーグでプレイしているようですが、彼が力を失って、代わりにクローザーになったのが斉藤でしたね。マイナー契約スタートの悲哀を勉強させてもらった件でもありました。

ゴリさん、目立っているのは2004だけなんですが。それだけ野手は弱かったということなんですが、おかげであの成績でシアトルと2チームのディケイドプレーヤーになりそうですね。全く運のいいやつと言うべきか。

オーナー一族のごたごたが次のディケイドに響かないといいですね。

2010/3/8(月) 午前 1:27 [ クリント投げおって ]

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復活おめでとうございます
斎藤さんは素晴らしい活躍でした
仲の良かったペニー共々、新天地で完全復活を願いたいです

2010/3/9(火) 午前 0:12 [ DJ ]


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