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2001年のことでしたでしょうか。MLB機構のバド・セリグコミッショナーが「2球団を削減する予定がある」と発表したのは。その3年前の1998年には2球団を増設したばかりだったのに。この誰もが驚くニュースが流れたとき、非公証ではありますが対象となっていたチームの一つが今回紹介するミネソタ・ツインズでした。

確かに3地区制となってからのツインズは弱かった。4位と5位を行ったり来たりで、元々少なかった観客動員も浮上するはずもなく、また財政的にも非常に厳しかったのは事実でした。

しかし、何とか削減対象から外れた(というか、削減自体が幻に)2002年以降は5度の地区優勝を数えるディビジョンきっての強豪チームに早変わり。財政面は多少の援助(分配金)を賜る程度で、後は自前の育成能力をフルに活用したお陰でディフェンス中心の手堅いチームポリシーを貫き、今季より晴れて新球場ターゲット・フィールドで開幕を迎えるまでになりました。

また、ヨハン・サンタナ、ジョー・マウアー、ジャスティン・モルノーといったCY、MVP受賞者は3人を数え、これはアスレティクス、ジャイアンツと並んで投手打者の最優秀タイトルホルダーを10年間で最も多く輩出した球団となりました。このカラーを次のディケイドでも引き継いで欲しいものですね。



オール・ディケイド・チーム(野手)

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2000年代のツインズにとって捕手は金塊のようなポジションでした。現正捕手のマウアーはもちろんのこと、前任者には現白ソックスのA.J.ピアジンスキー(通称喋り好き)が活躍し、さらには大きな土産(笑)まで付けて世代交代。マウアーには契約延長が望まれています。

その捕手と同じように、1塁手も豪華なラインとして機能。2006年MVPのモルノーはその後もチームの得点減として活躍し、その前任者はタイプとしては違うものの出塁マシン&守備の名手だったダグ・ミントケイヴィッツと、この2つのポジションは贅沢な時代でした。

その代わり2B、3B、SSのラインは打撃で大きく貢献する選手が少なく、オールスター級といえるのは人気選手だったコリー・コスキーくらいでしたでしょうか。限られた予算を効果的に活用するためには、ここに脇役を置くプランと読んでいたのかも。シーズン20個の三塁打を記録したクリスチャン・グズマンもFAでアッサリと手放していました。その中で染みながらもニック・プントの在籍は心強い存在でした。

外野はトリ・ハンターを中心とした堅い守りをする選手が多く、しかもそれだけではなく打線の中心として機能したプレーヤーが多数在籍していました。そんな代表格が今季久方振りに古巣に戻ってきたジャック・ジョーンズと現在のレギュラーであるマイケル・カダイヤー。特にカダイヤーは強肩を変われて三塁から転向したのが功を奏した感じです。

一つだけ汚点、といいますか逃がした大魚としてデビッド・オティースの無償放出がありました。インコースのボールが捌けないという理由で見切りをつけましたが、FAで拾われたレッドソックスに移籍してからはその弱点を克服し、リーグを代表する強打者に変身してしまいましなので、これにはさぞ悔しい思いをしたことでしょう。

オール・ディケイド・チーム(投手)

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投手についても予算の問題がありましたので、FA市場に介入することは殆ど無く自前で育成した選手が次々とメジャーに昇格して活躍した時代でもありました。サンタナについてはもう何も言うことはないでしょう(トレードの見返りが・・・、という人がいるかもしれませんが)。しかし、チームを最も長く支えていたのは「もう一人のマダックス」こと、ブラッド・ラドキであったことは間違いありません。34歳という年齢で引退したのは如何にも早過ぎと思う他はありませんでしたけれど、90年代後半からの約10年間はミネソタの生き字引と呼んでも不思議ではない存在でしたね。フランチャイズ・プレーヤーとして選手生活を終えたのは幸せだったかも。

その他の先発はやや力量に差があり、というか活躍期間が短く、というかFAでツインズを去ってから苦戦した人が目立ちます。エリック・ミルトン、ジョー・メイズ、カイル・ローシュ、カルロス・シルバなどなど、ローシュがやや健闘している以外はこのチームで運気を使い果たしてしまったようなキャリアとなっているのが興味深いところです。ですので、現在ローテの中心となっているスコット・ベイカーを始めとした若手先発陣の将来もちょっと気になりますね。

ブルペンは完全無欠といっても良い時代でした。MLB全体でもディケイドNo.1かなと思えるくらい、人材が豊富でした。正直、このチームに関しては3枠ではとても足りず、ラトロイ・ホーキンス、J.C.ロメロ、デニース・レイエス、マット・ガリアーなどが漏れてしまいました。ジョー・ネイサン以外は誰が入っても可笑しくない面子で、エディとホアン・リンコンを選出した理由がよく判っていません(苦笑)。それだけ質量共に豊かな救援陣だったということで。


タイトル&アワード

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リーグを代表するスター実力者+かなり地味な脇役陣というチームカラーのため、表彰関係は一部に集中しています。しかし、マウアーの「捕手で首位打者3度」しかもまだ30歳手前ですか。引退する頃には物凄い伝説が生まれそうですね。



ディケイドMVP

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投手はサンタナで当然ですね。打者はマウアーもいますが、ここは先輩に敬意を称してハンターとします。この画像はムッツリ顔になってしまいましたが、笑顔が素敵な選手でもありますよね。人徳を沢山広いそうな。

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hausさん、こんにちは。

このチームのディケイドを待ってました(笑)
hausさんの仰る通り残念ながらウチの弱点は2B,3B,SSです。
2Bはプントの前にカスティーヨ辺りもいましたけど、イマイチでしたしファンの間でもC・ノブロック以降まともな2Bはいないというのが共通認識になっているので今季新加入のO-Dogには何とか定着してもらいたいですね…。
3Bも仰る通りコスキー以外はバックアップレベルしかいなかったのでこの方しかいないと思います。ただSSは候補だけはいたんですけどね…^^;
今のGMが下手なトレードでレギュラーSS(バートレット)と貴重な本格派(ガーザ)を出してしまったんでホントに残念です。

でもピッチャーはこのディケイドは充実してましたね。他チームに移ると途端に活躍できない怖すぎるジンクスも健在ですし(笑)、今後もマイナーでの育成方法が変わらない限りこの充実ぶりは続くと思います。

ディケイドMVPですが、文句なしでこの2人でしょう。今この2人がツインズにいないのは残念ですけど、2000年代を引っ張ったのは間違いなくこの2人だと思います。

2010/3/7(日) 午後 5:42 [ Mauer ]

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こちらのオーナーは、スタインブレナー・ファミリーをはるかにしのぐ金持ちであるとも伺っていますが、球団経営は市場の制約の中で最大クラスの強さと利益を両立させる理想的なものです。かなり無理をしている印象のタイガースあたりと比べると、まるで違いますね。

次の10年に大きな影響を与えそうなのが、ジョー・マウアーの契約延長問題ですね。今の力ならば間違いなく年20Mでもおかしくないわけですが、それが長期にわたって続くようだと確実に補強戦略の足かせとなります。エクステンションには大筋で合意しているなどと言う噂もあるようですが、どうなることでしょうか。

ハンターは松井のチームメイトとなったことで、日本メディアで発言が報道されることが多くなりました。発言はリップサービスもあるのでしょうが、少なくとも彼が良いチームリーダーだと言うことは伝わってきますね。

2010/3/8(月) 午前 0:20 [ クリント投げおって ]

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当面の間、新規記事のコメント欄はクローズさせていただきます。返信しないままで申し訳ないけど、今は本当に時間が無いので、せめて記事の更新だけは済ませたいと思っています。

尚、直接のコメントや問い合わせについてはゲストブック内のアドレスがご利用いただけます。

2010/3/8(月) 午後 6:47 [ haus ]

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こんにちは〜!お久しぶりですm(_ _)m
少し休まれている間に、自分も環境の変化などがあって、ご無沙汰になってしまってました。

わざわざ、コメントでお誘いをいただきありがとうございました。
またいずれ参加することになった際は、ぜひよろしくお願いいたします。

2010/3/10(水) 午後 0:17 [ ララ ]

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ララさん:急なお誘いになってしまい、返って申し訳ありませんでした。

将来的にお時間が作れるようになりましたら、是非またお声を掛けさせて下さい。よろしくお願いします。

2010/3/11(木) 午前 10:24 [ haus ]


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