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夏に生牡蠣を食するような話題ではありますが、読売巨人軍清武英利専務取締役にたいする渡辺恒雄平取締役の談話が届きましたので、今日はこれについて語ってみます。
 
言うなれば、キャッシュマンが故大ボスに「バーカ」といってみたのと同じように見えるこの件。
時代を遡れば、明智光秀が織田信長に向かって「この、うつけ者!」にも当て嵌まり、
そしてのび太がジャイアンに向かって・・・・、もうやめときましょ。
 
<参考文献>
渡辺恒雄平取締役(球団会長)の反論談話全文
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111112/bbl11111220060027-n1.htm
「清武氏より理路整然」「独裁者らしく堂々と」 識者ら渡辺氏の談話にコメント
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111113/bbl11111300080000-n1.htm
 
いわゆる、識者からのコメントによると「清武代表はコンプライアンスという言葉を誤って使っていた。順法の観点で見れば、清武代表こそ内部統制に反している」と書いてあります。
コンプライアンス(法令遵守)の観点からすれば、会社法355条の「取締役の忠実義務」違反に該当するだろうという点が、清武専務の分の悪さを象徴しています。ただし、忠義違反といってもそれを明確に立証するためには法廷での争いが必要になりますので、弁論によってはどちらが正当なものなのかハッキリしたことはまだわかりません。

論点になっている江川卓氏のコーチ招聘についても、機密事項といえばそうですがマスコミを使って誘導する手法も有りといえばそうなるので、球団の(現場)人事権を委ねられている清武専務(GM)の口から出たものであれば、ギリギリのラインで交わす事も出来なくはない、ような気もします。取締役にたいする法令は、罪が確定すれば一般社員よりも重い刑が課される反面、解釈の曖昧なものが多いんじゃなかったでしょうか。
 
内部統制についても、巨人軍が読売新聞社の100%出資であることを考えれば親会社のトップに反旗を翻したことでこれはアウトになります。がしかし、巨人軍という組織の中では清武専務の方が位が上なんですよね。ですので、「平取の渡辺取締役が現場人事権を持っている清武専務に噛み付いた」という筋が立てられても不思議には見えないのですが、誰も渡辺氏を平取だとは思ってないでしょうから話がややこしくなってしまいます。
 
こうしたゴタゴタ及びコチャゴチャについては、法解釈或いは優れた弁論によって決着をしない限り外部からの意見はあまり効力が無いといえそうです。だから「内紛」なんでしょうけど。
 
そもそも、プロ野球団の組織の在り方そのものがガバナンスとは掛け離れた位置に存在しているので、ちゃんと統治してから争ってくれよ、と。
 
ところで、ナベツネさんの主張は理路整然としているでしょうか?この方の思考については、
 
「本来、プロ野球球団のオーナーは、親会社の長がつくものですが、私は「一場事件」で当時の代表らが学生選手に小遣銭を与えたという事実を知り、彼らを解任した際、読売新聞東京本社社長だった滝鼻卓雄君をオーナーとし、今年6月、滝鼻君が「巨人軍最高顧問」に就任した際、緊急措置として桃井君をオーナーに任命しました。
 
おいおい、責任を取って辞めたんじゃなかったのか?
任命って、立場的に言えばそうなのかもしれませんが退いた人の言葉ではありませんね。
 
また、清武君からクライマックスシリーズ(CS)開始前の10月20日にコーチ人事を示されたのは事実ですが、CSで惨敗した以上、多少の変更が必要になったのは当然のことです。
 
「育成選手」制を作ったことなど、清武君の功績は認めていますが、「巨人の場合は外国人穫りでほとんど失敗し、選手も穫りすぎている。米国の方程式でいえばGMはクビ」という広岡達朗さんの言葉(12日付サンケイスポーツ)はもっともだと思います。
 
米国の方程式でいえば、僅か半年でGMをクビにはしません。その職を一年限りでクビになった広岡氏だからいえる言葉に過ぎません。CS惨敗って、震災で色んなことにブレーキが掛かってしまったシーズンでもそうなるのでしょうか、巨人軍という組織では。
 
江川君の起用構想は、最近原君と会談しているとき、原君から提案されました。私は江川君を昔からよく知っており、現役時代の実績、引退後のわかり易く鋭いテレビ解説などを高く評価していたので、名案だと思いました。
 
(笑)、ファンと同じ認識度
 
そもそも、「GMをおいたほうが良い」と私に提案したのは原君でした。「誰か適任者がいないか」との私の問いに対し、原君は何人か人物をあげましたが、「オビ・タスキ」で、最後に「清武さんでもいいですよ」と言ったので、清武君をGMにしたというのが実情です。
 
黒幕は原監督だったんですね。
 
「清武さんでもいいですよ」
 
監督自らこれでは、コーチや外国人獲得、ドラフト戦略でGMとぶつかるのは明らかです。
でもまぁ、ガバナンスされていなくても今まで勝ってきたのが巨人というチームですからね。
周囲がいくらいっても、渡辺−原で繫がっていてそこで大事な部分が決まるのであれば、
最初からGMなんて必要なかったんです。
 
 
清武さんは、傍目から見て好きな球界関係者の一人です。
記事によっては「GMになってから権力をかざすようになり何某」と書かれておりますけれども、
敵を作って当たり前の商売、というか役職でしょうからね。
著書も持っていて、何かすごく理想主義的なんですけど共感し得る点の多い人でした。
 
「た」って、既に過去の人扱いですが、仮に清武さんが巨人を追い出されることがあっても
清武さんの仕事が評価されていたのであれば他球団が獲りに行くでしょう。
そうなるべき、もしくは在るべきなのがビジネスといえるのですから。
 
ナベツネさんの息が掛かっていて無理?
それなら終わってますね。
 
 
 
 
 
 

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ヤクルトの青木がポスティングを表明しました。
彼が最も評価されたのは2009年のWBC。
イチローに匹敵しそうな安打キャラとして注目を浴びていました。
ところが2011年は新たに導入した統一球の影響をモロに受け、連続3割から陥落。
本塁打は「いつの間に4本も?」たみたいな記憶です。
海外FAと待つと2013年のオフ、
稼働は2014年からになりますので2年前倒しという計算ですが
果たして手を挙げる球団は出てくるのでしょうか?

今オフMLBのFA市場ではセンターが人材難。
最大の目玉がココ壱番というお寒い事情を考えると、
青木に興味を示す球団が出て来ても不思議ではなさそうですけど、
実際は殆どの球団で正式なレギュラーもしくは有望株を抱えており、
ポスティング市場を動かすようなチームは見当たらないのではとさえ思えます。
 
ざっと挙げてみても、ヤンキースにはカーティス・グランダーソン、レッドソックスにはじゃこ飯くん、
ドジャースにはマット・ケンプ、パイレーツにはアンドリュー・マッカチェンなどがおり、
「スピードはあって当然、プラス打撃の貢献度が高い選手が望ましい」
ポジションであることには間違いありません。
 
青木の売り物はNPB通算.329のハイアベレージ。続いて5年連続ゴールドグラブの守備。
しかし、かつて盗塁王にも輝いたことのある走塁面は今季僅か8盗塁。
どういう背景かわかりませんが、仮に走れていたとしても実際に走っていなければ
走れないと評価されても可笑しくない話で、実際に現場でスカウトの眼に適った方が
信憑性があるのかもしれませんが、こういう点はかなりシビアに見られると思います。
打撃の面でも長打割合が一気に13%近くも下がってしまいましたので、
いくら守備の要とはいえ外野手で単打専門となると、ホアン・ピエール並みに
走りまくるか、それともサブとしてベンチに入れておくかの選択もされそう。
 
せめて昨オフにポスしていればOPS.944が評価されていたはずですから、
値としては年$3Mくらいは下がってしまったかもしれません。
 
では、実際に青木を獲りにいける球団があるかどうか、全体像から確認してみました。
 
イメージ 1
 
※左2番目は入札参加確率(独断)、3番目はチームUZR、選手名ピンクはプロスペ
 
需要が最もありそうなのが、今年度チャンピオンのセントルイス・カージナルス。
カーズの最重要課題はもちろん、アルバート・プーホルスの契約交渉ですが、
穴が空いているのは他にもショート、そして強化したいのがセンター。
ジョン・ジェイは単打キャラとして青木を被っている点も多いです。
スキップ・シューマーカーはあと1年でFAなのと、セカンドも兼任しています。
出来れば左右のプラトーンを組めれば言う事なしですけど、
FA市場には右のセンターが不在。
同時に1番打者の確保も必要なので、そこに青木へのニーズが見えてきます。
 
最も、落札さえすれば後は有利なペースで交渉出来そうだという皮算用も働くので
入札に参加するメリットは充分あります。
 
次に考えられるのがニューヨーク・メッツ
 
日本人との愛称は最悪に近いですが、全体的に層が薄いのでエンジェル・パガンをライトに
回して青木にセンターを守らせるという筋道も可能。
UZRでは両リーグ最低の数字なので、これもプラス材料。
「いつか来た道を通る」球団体質も後押しですね。
 
マーリンズ、ロイヤルズ、アスレティクス、ナショナルズは来季のレギュラーが決まっていません。
この中ではナッツにブライス・ハーパーという怪物君がいますので、早ければ来シーズン後半
から出てくることを考えると、複数年以上の契約が前提とされるポスティングで青木を
取りに行く可能性はあまりないんじゃないかと。
 
A'sは来季の日本開幕戦に向けて客寄せ補強をしてくるかもしれませんが、
チーム全体に蔓延する長打力不足を考えると、リック・アンキールやグレイディ・サイズモア
といったパワー面で優るカードを狙うという選択肢の方が現実的。
 
ロイヤルズはメルキー・カブレラを放出してしまったので、その後どう考えているかによって
動きそうな気配も。個人的にはロレンゾ・ケインは使って欲しいんだが。
 
マーリンズは不気味。ホセ・レイエス獲得⇒ハンリーをセンターになんてプランがあるかも。
 
それ以外の球団はレギュラー固定か、それともプロスペクトが準備段階に入っているか、
或いは需要なしかといったところでしょうか。
 
昨年の西岡剛が$5Mだったかな、20代のショートストップでこのくらいなので
30歳を超えた単打外野手への値は、普通に考えればもっと下がるのが基本ライン。
 
他にセンターを守れるFA選手は、コディ・ロス、コリー・パターソン、エンディ・チャベズ、
ネイト・マクラウス辺りになります。
 
金額的には
 
ココ壱番 2年$13M
アンキール 2年$5M
サイズモア 1年$2M、
ロス     1年$4M
パターソン マイナー契約
チャベズ  マイナー契約
マクラウス マイナー契約
 
と予想し、青木への対価は3年$8.5Mくらいじゃないかなぁ。
落札金が$2Mくらいに落ちて2年契約で年$4Mなら日本時代の年俸と
ほぼ同等になりますし、昨年の岩隈のような強気にはなれないはず。
 
それと、日本人との契約では通例になりつつある「契約が切れたらFAね」
とかいう約束も、年数と金額次第では叶えられないというか、
井川や川上みたいにAA以下で塩漬けされるよりかはマシですがね。
 
いずれにしても、金額を重要視するのであればもっと巧みな方法で渡米しているはずなので
メジャーに行くってことが前提のポスティングなんでしょうね。
 
ということで
 
本命:カーズ、対抗:メッツ、ロイヤルズ、A's、大穴:マリーンズ
 
の予想でした。
 
 

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お約束の時間が来ましたので、カルロス・ペーニャ賞の発表をします。
 
 
2001年のCP賞は
Micheal Morseさん(Washington Nationals)
に決定!!
 
完全なる独断と偏見です。悪しからず。
 
 
ついでにといっては何ですが、MVTの投票を行いたいと思います。
 
MVTとは? Most Valuable Transactionの意味です。
要するに、この一年間で最も価値のあるトレード、ウェイバー獲得他、
選手異動について考えて見ましょう。
基本的には買い手側のメリットで投票をお願いします。
 
FAは除きますからね。
 
それではエントリー選手の発表をします。
 
 
イメージ 1
 
Hunter Pence(Astros⇒Phillies)
 
打線が低調だったフィリーにとって、正に救世主となったトレード。獲得後は僅か2ヶ月で11本塁打と好調を極め6年連続地区優勝に大きく貢献。
 
2011HOU 100GP  123/399 11HR 62RBI 7SB .308BAV  .828OPS
2011PHI   54GP   67/236   11HR  35RBI  1SB  .324BAV  .954OPS
 
 
イメージ 2
 
Dan Uggla(Marlins⇒Braves)
 
オフの間にかなり割りの良い条件でのマーリンズから獲得。同地区ライバルの弱体化を狙った一石二鳥のトレードは、前半戦だけを見ると完璧に逆効果。しかし、7月から人が変わったように打ち出し33試合連続安打。何気にキャリアハイの36本塁打もオマケについてきて、チーム待望の長距離砲として一応免許皆伝。
 
2010FLA  159GP  169/589  33HR  105RBI  4SB  .287BAV  .877OPS
2011ATL     161GP  140/600  36HR   82RBI  1SB  .233BAV  .764OPS
 
 
イメージ 3
 
Doug Fister(Mariners⇒Tigers)
 
7月に17連敗を喫し、爆死寸前のマリナーズから脱出に成功。それまでは、割と結構いいかもしれないピッチャーだったのがタイガースに来てから「明らかに良い投手」に変身。これでまだ来年も調停前の年俸で雇えるのだから、一体何?
 
2011SEA    21GS  146.0IP  3-12  3.33ERA  1.17WHIP   5.5K/9
2011DET    11GS    70.1IP  8-1   1.79ERA   0.84WHIP  7.3K/9
 
 
イメージ 4
 
Michael Bourn(Astros⇒Braves)
 
ペンスと同じようにアストロズを草刈り場にしたトレード。機動力が不足しているブレーブスにとっては喉から手が出るほど欲しかった存在でした。この分だと再来年のFAまでに契約延長しそうですが、リードオフとしてはかなり値が張るのでどうでしょうか?
 
2011HOU   105GP   130/429   1HR   32RBI   39SB   .303BAV   .766OPS
2011ATL     53GP     63/227   1HR   22RBI   22SB   .278BAV   .674OPS
 
 
以上、投票枠に入れる4選手は決定しましたが、他にも候補としては
 
Adrian Gonzalez(Padres⇒Red Sox)
Mike Napoli(Angeles⇒Blue Jays⇒Rangers)
David Hernandez(Orioles⇒Diamondbacks)
Cameron Maybin(Marlins⇒Padres)
Guillermo Moscoso(Rangers⇒Athretics)
Phillip Humber(Twins⇒White Sox)
Brett Lawrie(Brewers⇒Blue Jays)
J.J. Hardy(Twins⇒Orioles)
Zack Greinke(Royals⇒Brewers)
Delmon Young(Twins⇒Tigers)
 
などがいました。
 
う〜ん、これでベスト9が出来そうですね。
 
投票は11/15まで、10票に満たなかったら独断選出させていただきますので
どーかご了承下さいマセ。
 
 

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とんだクライマックス

 
今までのシーズンとは違う環境で行なっていることは承知していますが、
それにしても盛り下がった。
 
今日のゲームはアレですか?9時からのドラマに合わせるペースで試合が運び、
9回にヤクルトが1点を返しましたが、実況は追い上げムードには全く触れず
「早く終わってくれオーラ」を出しっ放し。
 
中日の先発、吉見の高目に抜けるカーブを尽くストライクにコールし続けたアンパイヤ。
野球の判定には滅多に不満を漏らさないhausさんですが、
TBS創立60周年記念ドラマに迷惑を掛けまいと必至になってゲーム進行を
早めていたとしか思えませんでした。解説では槙原氏だけがかなり自重気味に
指摘していましたが。
 
ただでさえ貧打のヤクルトがあの高目を取られまくったら、そら反撃する手立ては
ないですよ。ワンバウンドするフォークは全部振る人達ですからね。
20時を回った時点で8回裏だったかな、リーグのクライマックスとしては
可笑しな展開だと気付き、密かに9時回んねーかなと思いながら
最終回に岩瀬から浅尾にスイッチして「これでリーチだ!」と思った矢先、
ハタケが2球目を打ち上げてフィニート。
 
何とか落合監督のインタビューを中継枠内に納めて、
生まれて初めて見ました。民放番組の間にCMを挟まなかったのは。
 
 
それにしてもヤクルトは、無茶苦茶なポストシーズンでした。
一軍に上がったことのない選手をスタメンで抜擢だとか、
殺陣ローテーションとか、やっている本人達は必死なのでしょうけど、
こういうチームには出て欲しくないです、クライマックス。
今回の起用で一体何人の選手が潰れたかある興味深いですけどね。
結論は早々出てこないのが性質悪いです。
 
ところでクライマックスファイナルの日程ですが、
今日ヤクルトが勝っていれば6連戦になるところでした。
 
6連戦といえば、通常のシーズンでもよくある日程です。
ただし、6連戦を乗り切るには6人の先発が必要になることを指しており、
頭数の足りないチームはあからさまに不利になってしまう日程です。
 
とはいっても、6人が6人とも実力双璧なチームを作り上げるのは至難の業。
まともに考えるのであれば、ポストシーズンは公式戦よりも間隔を空けた日程で
行なって欲しいものですが、どうもNPBではそこに気遣いが足りていないようですね。
 
今回、改めて感じたことはクライマックスファーストで勝ち上がってきたチームにとって
クライマックスファイナルに勝利する条件があまりにも不利なこと。
 
①全試合アウェイ
②引分=負けと同じ
③最初から一勝譲っている
 
これに加えて、1stから2ndへの日程があまりにもショート過ぎて、2ndの第1戦にエースを
登板させられないことが今回分かったことです。
せめて、1stの第1戦から2ndの第1戦までは中5〜6日は空けて欲しいところです。
震災の影響で日程が詰まったのではありません。毎年こうです。
 
こうした日程の中、ヤクルトの投手運用は高校野球並みのサバイバルなものに
誤発展してしまいました。
 
【ヤクルト先発投手の起用】
 
館山 1st①先発⇒1st②③でブルペンスタンバイ⇒2nd②救援2IP⇒2nd⑤先発中2日
 
石川 1st②先発⇒2nd②先発中3日
 
村中 1st①救援3.2IP⇒1st③救援2IP⇒2nd③先発中3日
 
赤川 1st③先発⇒2nd④先発中4日
 
増渕 1st②救援2IP⇒2nd①先発中2日
 
こんな起用法、平成に入って見るとは思わなかった。
なまじ中日打線が打てないばっかりに、ゲーム前半をなんとかすれば勝機もと
考えたのかもしれませんが、選手のコンディションを無視した起用は来年以降
どうなるか知りませんよ。決勝2ランを打たれた館山、最後のボールは誰にでも
打てるような棒球だったしね。
 
CSも制度採用以来5年経ちましたので、もうそろそろ公式戦1位のチームにアドバンテージ
なんか与えないで正々堂々と勝負するべきですね。でないと、選手がぶっ壊れます。
 
今年のように、やる前から決まったようなCSは制度の不備が大きく影響していると思いますが、
玉砕覚悟で望むチームが出てくるようならもう来年以降は見る気が起きません。
 

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CS第1戦を見終えて

CS第一ステージの第一戦となった昨日のゲームは、日本ハムと巨人が先発したエースの降板後に逆転負けを喫しました。両チームとも、最も頼れるエースを普段よりも早いイニングないしは投球数で降ろしたことが敗因に繫がっていると批判されているようです。
 
ダルビッシュの今季平均投球数は121.3で、この日101球で降板したことを考えると確かに少ないです。10/11の西武戦では130球を投げ完封勝利を飾っています。一方で、今季日本ハムの継投パターンを確立した増井、武田久のリレーは公式戦で完璧に近い仕事振りを残しています。hausさんの独自集計によると、増井はリードないしは同点の場面での失敗(追いつかれるもしくは勝ち越される)は僅かに4回で、ホールド数33から計算すると88%の成功率。武田久の方はセーブ失敗1回、同点の場面で2敗の計3回で、こちらは92%の確率で成功しています。2人合わせても90%の可能性で逃げ切る公算は成り立っていました。
 
結果として増井は無失点に抑え、武田久が同点に追いつかれたわけですが、失ったのは僅かに1点です。その1点も西武の強力打線、しかも3番中島からという好打順を1点で防いだという最低限の仕事は果たしてします。

4番中村を三振に討ち取ってあと一人という場面で5番フェルナンデスに三遊間を破られた打球は、ショートが走者が一塁にいたためセンター寄りにシフトを引いていた理由が大きく、強い打球ではありましたが守備位置によってはここで仕留められる可能性はありました。続く6番浅村の打席では3球目がちょっと高目に浮いてしまいました。しかし、ここは浅村の反応が見事でした。
 
ダルビッシュといえども、この場面をゼロに抑えられる保障はありません。打順の巡り合せ(この要素がかなり大事)も降板した影響は無く、9回はかなりしんどいイニングになることは予め予想されていました。
 
となると、クローザーの武田久で追いつかれたのだからダルビッシュのコメント通り「武田さんで追いつかれたのなら仕方が無い」で済むかというと、延長戦に突入した時のプランが今一つだったことは否定できません。このゲームを是が非でも取りに行くのであれば「最悪でも引分=CSアドバンテージで一勝」の勘定を作り、仮に9回に追いつかれたのがダルビッシュだったとしても、残りイニングを増井、武田久で乗り切るといったプランを残しておくべきだったかなと思います。
もちろん、イニング途中に交代するなどの不測の事態も考えなければならないところですが、2人が2イニング中になげた35球をダルビッシュに付け加えたとしても136球。ホームランを打たれなければ先ず同点が精一杯だったのではないかと思いますので、このゲームで投手6人を継ぎ込んでしまったのは拙かったかなといえますね。
 
それ以前に打線がセーフティリードを奪えなかったのが敗因としては優先順位に来ることは間違いありません。例え統一球だとしても1点リードそのまま逃げ切りという野球は窮屈極まりないです。7回以降無安打、アウト33個のうち外野に飛んだ打球は僅かに4度。あとは全て内野手への打球か三振です。
 
反対に西武打線は中島、フェルナンデスと右方向への徹底したバッティングが結果を出しました。見た目では三遊間を破るとか、一塁線を抜く二塁打なんかがキレイなヒットに見えますが、強打者が右打ちをすると守備位置の関係からヒットゾーンが広がるのでその分成功率が高まるといって良いでしょう。
 

一方の巨人も澤村を5回で降板させましたが、こちらは73球。
101球と73球ではエライ違いです。2イニング余計に投げられます。
ニュースではこの継投と小笠原のエラーが敗因だと鬱陶しいくらい流れますけど、あと前の攻撃のバント失敗も。ここもセーフティリードを奪う作戦なのか、それとも最小失点で逃げ切る戦法なのかどっちつかずの戦い方が非常に気になりました。
 
澤村を降板させた直接の原因は6回表の攻撃で代打を起用したことです。しかし、同点の場面で2アウトからの代打では1点を勝ち越せば良い方。「繫がる」ってことを期待はしても計算に入れてはいけない展開です。しかし、1点リードのまま逃げ切りたいのであれば万全のリレーを組むべきなのですが、高木が出てくること云々はともかく6回から必勝リレーは難しいですよ。

これまで澤村の投げる試合で勝っていたのは、澤村が少なくとも7回まで放ってその後を山口、久保で繋いでいくからこそ勝利に結びつくのであり、ただ単に澤村が先発した試合で最小失点で勝てる保障は実は無いんです。5回1失点の結果なら谷間の投手でも賄えます。
 
だから、6回の攻撃は2アウトなんだから代打を送ったとしても得点にならない可能性を考えて我慢すべきでした。百歩譲ってあの場面ではタイムリーを打つ選手より空いた一塁に歩ける選手を送り、一二塁とチャンスを広げる選択肢を持った方が良かったと思ったんですけどね。いないですね、そういった選手は。みんなバットを振る選手ばかり。
 
6回裏に戻りますが、バレンティンのヒットはBABIPの世界です。MLBの某チームのように余程守備位置のデータ解析が出来ているチームでないとあれ以上は防ぎきれませんが、ゼロに抑えたいのであれば満塁にしておくべきでしたね。
 
まとめると、
5回表バント失敗⇒最小リード。う〜ん。
澤村に代打⇒セーフティリード。2アウトから起用のリスク大。
澤村を降板⇒最小リード。プランが見えてこない。
バレンティンと勝負⇒2点阻止、ただし大量失点の危険。結果BABIP
 
これを言ってしまうとらちが開かなくなってしまいますが、バント要員を2番に置くのは勘弁です。
集中打を作りたいのなら2番は小細工なしで行きましょう。
しかし原監督の「ムンクの叫び顔」は萎えますな〜。
レンジャーズのワシントン監督もそうでしたが、感情を表す指揮官は長いレギュラーシーズンを戦う上ではモチベーションを上げる効果など期待できそうですが、一旦堕ちてしまうとベンチの士気がどうもね。

WBCで優勝して、その年日本一になった頃までは良い監督だなぁと思っていたのですが、勝てないときの気落ちした表情を見ると「あんたが野球してる訳じゃないんだから」と見えるようになりました。
 
落合、ラルーサはその点恐ろしいです。
 
ヤクルトは明らかに捨て身戦法。館山の粘りと村中の好投に救われました。
打線も3点取ったんだから良しとして、でも良く3点取れましたね。
 
 
 

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