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のっけから何ですが、毎年難産の末に公開されるんですよ。

MLBの方は救援登板を省かないと先発としてのクォリティが図れない部分を残しますし、NPBは投球数に関する公開データ(まとめたもの)が存在しませんので、全て手製です。
ま、ヒマ人としての利点をふんだんに利用しているだけですけど(笑)、そういった背景からお披露目させて貰ってますので、若干の集計ミスや公式なサイトと数値が違う点があることをまずはご承知置き下さい。

とりあえず昨年のデータはこちら。
http://blogs.yahoo.co.jp/ava20060217/45770313.html

今年は日本代表のWBC優勝を記念して(偉い無理な繋げ方)、日米合作にて公開します。ですので、ワーストランクはスペースが無くなってしまいました。炎上フェチの方々、ごめんなさいね。

対象としているのは、MLBが179名でNPBは54名です。どちらも3番手がちょっと入り込んでいるくらいのヴォリュームですね。←ごめん、間違えた。もっと多かったですね。

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そもそもQSというのはMLBの関係者が考案したものですから、向うの野球スタイルに沿った形式という考えをまずは持たなければなりません。中6日と中4日、登板間隔の違いもあるので一試合に注ぐエネルギーはNPBの方が強いことを認識した上で見比べる必要があると思ってください。そういった意味では先日公開しましたエージ沢村ポイントにQSを加えるというのは、実は無理があるんですよね。第一、MLBの監督はQSを意識させて交代を図っているのに対し、NPBの監督はあくまでも完投ですか。エースに対しては。それ以外の投手は5回で降板というケースが多いのも特徴ですから、このQSという指標がNPBのフォーマットに適しているかといえば、恐らくしていないでしょう。ただ、どういうわけかテレビの実況やニュース記事ではQSをネタにするところもあるなど、NPBのファンに対しても認知度は少しづつ広まってきていると思い、とりあえず新しい指標を創作するまではNPBの投手にもQSという目を向けることにします。

ということでランクについて。NPBは2006年頃、MLBも昨年くらいから平均得点が落ちてきていますので、
QS率のトップ水準が上昇しています。MLBで80%越えというのはもう、驚愕の世界と思って良いでしょう。NPBの四天王(だっけか)は当然のランクインですが、オリックスの金子という投手は全般的に物凄くクォリティの高い数字を残していますね。これだけの投手を臨時という条件ながら、クローザーに据えてしまうあのチームって、ちょっとアレですね(苦笑)。

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次はドミネイト(支配)率。こちらの方がNPBに適しているかもしれませんが、ゲームWHIP1.00というのはちょっとバーが高いかな。

MLBでは50%越えが年に一人出るか出ないかの世界です。今年は出ました。リン様ったら、マリファナ隠してたのが見つかっちゃって来年は数字が落ちると大変そうだなぁ。他、40%越えの投手達は今後も安定して支配し続ける可能性が高く、30%台では未来のエースが隠れているといわれる水準と考えると面白かもです。

NPBではダルさん、もう好きにして!って感じですね。異常ですよ、これは。打者が成す術無しというのはどうでしょうか。

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WHIPもNPBの方がトップ水準は高いです。これは打力の差なのか、それとも突出度が高いのかジックリ分析してみないと何ともいえませんが、ちょっとしたキーワードを挙げてみると「四球と送りバント」の差が見え隠れしています。それ以上はまだ何も。

またWHIPは防御率と比例しないと言われることがあります。走者を許す率が低い割りに被本塁打の多い投手がそれに当て嵌まります。ダン・ヘイレンは毎年こういった傾向を示しており、この数字ではMLBトップなのに防御率はリーグ13位という、これまたとんでもない記録を作ってしまいました。俗に言う、フライ系投手の傾向が彼にあるのかあんまり調べていないのですけど、ゴロ/フライ率みたいなのだけを抜き出してそれで優劣を付けるのは私的には好ましくないです。第一、フライの方がゴロを上回っている投手が殆どなので、どこからがフライ系なのかハッキリして貰いたいですね。それとフライの格付けも。
私はカキフライが最高だと思っています(爆)。

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ここから投球数に関するデータが始まります。試合辺りの平均投球数は一昨年の水準と比較すると、MLBではヴァーランダー、NPBでは涌井ちゃんと岸君の突出度が目立ちます。ナベQってそんなスパルタ系だったの?と思ってしまいますが、これと比較出来る統計は2001年の松牛さんくらいしか持っていないのと、その牛さんは翌年デッドアームしちゃいましたしね。来年以降が見物ではあります。

ここでのポイントは、NPBの方が球数が多いといっても10球前後ということですね。これにどういった意味があるのか、後を追ってみましょう。

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一試合辺りの平均投球回数も、もちろんNPBの方が優勢なのですが、平均7回以上放れる人はやはり限られますね。ここではマー君が躍進してきました。オリの金子、岸田コンビも健闘してます。全般的にパの方が有利なのはDH制の影響が大きいと思います。

MLBではハラディ御大の独壇場という世界で、今季はライバルの鯖さんが前半にメタボなアウティングを繰り返していた関係上かなり差がついてしまいました。元祖サンタナは今回この部門のみでしかエントリーしていません。

日米での比較について、投球数は10球前後でしがイニングは1回もついていません。アウトカウント1〜2個くらいかな?

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これは私的にメインディッシュなイニング平均投球数です。完投能力とかイニングイーターといった言葉の原点がここです。今でもたまに見かけますが、「150球の完投」とかいうのは実は苦しみながらの勝利なんですよね。球数無制限で行けるトコまで行け!よりも、一球一球を大事に放る投手の方が援護的にも有利といえる部分がありますし、球数が多いというのはすなわち「ボール球」が多いのと同じなので、同じ投手が違ったP/IPなら当然少ない方が失点確率は低くなるはずです。

さらに、この部門には軟投派と呼ばれる投手もランクインしてくるので、顔触れがバラエティになるのが興味を引き立たせます。奪K派の投手でも無駄な走者を出さなければ上位進出も可能ですし、エース格でないと長いイニングを任されないといったような立場的なものも一切関係なく、全ての投手がほぼ平等に見ることが出来る貴重なカテゴリではないかと思います。

とはいっても、奪Kに特化した投手がトップ水準に届くことは稀であり、多少奪K比率を抑えながら「打たせて取る」テクニック(なんか笑)がトップに押し上げる最も効果的な方法ではないかというのは、特にMLBのランクを見てもらえれば一目瞭然です。ロイ・ハラディなどは無理に三振を奪いに行かず、また打者の方も追い込まれることを嫌うので必然と少ない球数で勝負が決することとなり、その効果でイニングを食べていくという筋道です。クリス・カーペンターも今以上に三振を奪える資質を持った投手でしたが、故障明けというのも関係してか今季はイニングを優先していたのが明白でした。

NPBでは私のお気に入り、石川投手とハムの武田勝が技巧派の代表としてトップ2を独占しました。ゴンちゃんも「制球第一」という心情がクッキリと形になっています。MLBと異なる傾向は、ダルやマー君といった三振を奪って来る投手が上位に食い込み易い点です。もちろんそれだけじゃないはずですが、ここに1点台前後の防御率を計算出来るネタが隠されていると思った方が良いんじゃないでしょうか。

一つ、NPBに対して。もっと少ない投球数で片付けられると思います。その理由として、上にも出した「四球と送りバント」の関係ですね。興味のある方は実際に統計すればわかりますが(大変だからやらないと思うけど)、NPBはMLBに比べ四球が少ないのと犠打の多い世界です。四球は最低でも4つはボールを放らせますし、犠打は(成功すれば)大抵1〜2球で済んでしまいます。ですので数値的には見当つきませんが、今よりも球数を減らそうと思えば出来そうなものなのですが、そこで考えられるのが「遊び球」ではないかと思います。

最近は結構減ってきているとのことですが、でもまだ明らかに外したボールが見られます。全く意味の無いことだとは思いませんが、そこはピッチカウント的な優先度が低いんでしょうね。盗塁阻止のためのピッチアウト(ウエストボール)もMLBでは殆ど見られません。でもこれは、一点に対する重みの考え方もあったり、医学的根拠を示す隙間が存在していなかったりして、当分は変わらないでしょうね。私自身もMLBに倣えとまでは断言出来ませんから。

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続いては打者一人当たりの平均投球数。ここまで来ると素材チック過ぎて格差がわからなくなりますので、まぁ放置プレーということで(笑)。

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まとめとして、年間全投球数(先発時のみ)です。昔も語りましたが、未だに「MLBは100球までしかならがれない」という悪評を振りまく人はどうぞこの表を見て、もう一度語って下さいな。ゲーム平均、イニング数では勝っていたものがここで全て追い抜かれます。その分、完投能力を!という筋はわかる気がしますけど、反対に先発機会を増やすという考えは出てこないのだろうか。先発6枚揃える今の体制は戦力均衡から遺脱しているのではないかと思います。

ここまでで印象に残ったのがハマの番長。大分ベテランになっちゃいましたのでそれなりに評価された人ですが、稼動面がもっと表に出るようなら球界屈指と呼んでも差し支えない投手だなと。そういう意味ではかなり過小評価されているのがなんとも残念なことではあります。

また、MLBに行く日本人投手にとって最も高いハードルとされるのは、中4日の登板に慣れるのではなくこの全投球数だというのはまだ誰も提起していませんね。

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最後はオマケ的に奪三振率を。昔は「三振が取れる=良いピッチャー」という考えがあったはずですが、今は「三振特化型」というカテゴリが存在していますね。あと、真っ直ぐで三振を稼ぐ投手が目っきり減りました。杉内なんかスライダーとチェンジアップで奪うとこしか見たことないです。でも、ルイスは相当早いんだっけか。

MLBも似たような傾向ですが、ヴァーランダーの変身は凄かったですね。あと、ジオも入っているのはシーズン中見落としていたことです。K/9が9点台というエキサイティングゾーンには新顔が目立つのも特徴です。ファンタジーで期待していたヨバニとマックスは完全に「特化型」でした(苦笑)。

若干ですが、MLBの方に「特化型」が多いですけど、NPBにももうエースとは呼べない石井一とかここ何年か不振のコバヒロとか、特化型は存在していますね。


ではこの辺で。
こちらの発表も大分遅れてしまいましたね。

Come Back Player : Chris Carpenter(STL)


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【集計結果】

1、 23票 Chris Carpenter(STL)   
2、  3票 Nick Johnson(FLA)
3、  2票 Scott Podsednik(CHW)
4、  1票 Carl Pavano(MIN)、Joel Pineiro(STL)、Todd Helton(COL)

カムバック賞はもう、ダントツもいいところでしたね。成績自体飛びぬけてましたので、敵無しといった結果となりました。捻りを加えていただいた方や、パバーノにも清き一票を入れてくださった方もいて、大変有意義な投票になったことを感謝申し上げます。

劇的な復活を遂げたカーペンター、目指すは2年連続での受賞(大爆)。

 

Carlos Pena Award  : Ben Zobrist(TB)


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【集計結果】

1、  6票 Ben Zobrist(TB)   
2、  4票 Russell Branyan(SEA)
3、  1票 Garrett Jones(PIT)


今度はCP(カルロス・ペーニャ)賞。こちらは大混戦の上、ベン・ゾブリストが逃げ切りました。

対抗馬はラッセル・ブラニアン一人といっても良く(ギャレット・ジョーンズに入れたのは実はワタクシ。サクラしちゃました)、最初はブラニアンの方が優勢だったみたいですけどいつの間にかゾブ君がひっくり返してました。


過去の受賞は以下の通りです(笑)。

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アワード考案のキッカケとなったペーニャの本塁打と比べると、タイプ的に追いつくのは困難でしたが、
出塁率は何と4割り越え。さらに盗塁も20個に迫ろうかというレベルまで稼ぎましたので、これは立派な受賞者の仲間入りです。


投票数について、選考がちょっとマニアックだったかもしれないし、
今回初めて行いましたのでどれだけ集まるか心配な面もあったのですが、
かなり多くの票をいただきまして本当に有り難い気持ちでいっぱいです。

とにかく、縁あってブログをやることになってから自分で色んなランキングや調査をするようになりましたので、普段の表彰ものは段々と興味が薄れてきたというか、自分で基準を作って評論するというのは今更ながら面白いものです。数日後にMVPやROYなどの発表がありますけど、私の中では


ALMVP : ジョー・マウアー(MIN)
NLMVP : アルバート・プーホ(STL)

ALROY : アンドリュー・ベイリー(OAK)
NLROY : クリス・コグラン(FLA)

と言い切ってしまえるので、取り合えずそれで満足な訳ですよ。

ところで、来年のCP賞は誰の手に?と早くも想像したくなりますけど、まだそんなの解かる訳ないですが
燻っているプロスペクトに焦点を充ててみると、

ブランドン・ウッド(LAA)
アンディ・ラローシェ(PIT)
ジョシュ・フィールズ(この度KCRに移転)

らを考えてしまいますし、キャメロン・メイビン(FLA)も来年外したら再来年はCP賞の候補だな(爆)。



これに気を良くして来年も引き続き継続し、投票数は倍増を目指したいと思います。
でも、宣伝とかあんまりやる気しないので、この行方は見ているアナタの手にかかってますから(笑)、
その辺はよろしくお願い致します。


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