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横ベイの監督が尾花高夫氏に決まってから、どういうわけかニュース記事に目を通す機会が増えました。
別にファンでも何でもないので愛着持って語れませんが。

具体的にいえば、過去30年の間に4年以上同じ監督が務まったことのない日本で唯一つの球団というのを知って(この度新設球団の楽天にも抜かれました)、これはいつそやの阪神処の騒ぎじゃなかったなぁと。2000年に権藤さんが辞めてから、西武黄金時代を築いた森祇晶氏に三顧の礼を尽くすような形で招聘した後も山下大輔、牛島和彦、そして大矢明彦の再起用を経て今回に至っていますが、勝てる戦力で勝てなかった監督、戦力不十分でありながら勝てと命じられた監督、再建を託されたのに手を加えられなかった監督と、ここまで来てチームは相当弱体化してしまい、在任期間中は相当シンドイ仕事になるのではないか想像されます。

球団側の尾花監督に対する招聘の理由として、「投手を育成出来る日本で最も秀でた人物」という評価をしていましたが、それは肯定に値する部分はあります。何日か前の報道でも「失点を100以上減らすのは可能。さらに50点下げることがポイント」と、非常に具体的な数字を挙げているコメントが見つかりました。
「勝つことの出来る失点は3点まで」というのも説得力がありますね。ただ、こうした分析好きな監督というのは分析し過ぎてチームの勝利数とかまでアナライズしてしまったり、在任期間から出来る仕事の分量を考えていたとしても不思議ではなさそうです。

論点は二つあります。「育成と采配は同時に奮えるのか」「育成に値する投手はいるのか」

まず、投手出身の監督が投手を育てたという過去は正直、皆無なんじゃないかと思います。
強調するなら、監督という商売は原理的に投手を潰す側です。
中日時代の星野監督などは、詳しく探れば象徴的な事例なんじゃないでしょうか。
どんなに選手層の厚いチームでも、一軍ベンチにいる投手全員が万事好調で、
水準以上の力を持つというのはまず無いと断言した上で、
2年連続最下位でさらにはチーム防御率も最下位なベイ投手陣の戦力を想像するなら
「勝つためには少数精鋭」という言葉が浮かんできます。
簡単に言えば、調子の良い投手中心で乗り切っていく感じでしょうか。

ただ、これは育成とは相反する部分があり、練習やブルペンではいくら出来が良くてもゲームで失敗する例はいくらでもあることから、プロの世界といえども「失敗は成功の母」という言葉があって然るべきなのですが、この部分を球団は再三に渡って疎かにしてきた過去があります。

厳密にいえば「失敗=敗戦」の中で育成を兼ねた起用が無かったという訳ではありません。
ですが、過去においてのベイスターズの投手起用は急場凌ぎと堪え性の無いものが多く、
投手陣の柱はおろかローテーションの一角を任せるための舞台が他球団と比べても随分と限られたもの
になっていたのは、下の統計からでもわかることです。

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100IP以上に設定したのは、規定IPに達する投手の少なさとシーズン途中からの起用に若い投手が
漏れてしまうのを回避するためです。それに、100回も投げれば翌年以降の目途も付くレベルかと思いますしね。

ご覧の通り、ベイスターズが20代の投手を起用した頻度はダントツの最下位です。しかも、この中には
三浦、川村といった90年代から登場していた投手も混じっていて、純粋にこの期間中のドラフトで獲得した若手投手(26歳まで)で入っているのは、吉見祐治(2回)と小林太志(1回)だけなのです。トレードで獲得という括りを入れても土肥義弘(1回)、寺原隼人(1回)という惨状です。

原因は何か?と考えると、外国人投手の比重は予想よりも小さかったのですがそれでも毎年安定しないまま代わる代わる来日する様は、ファンとしては良い心境ではないでしょう。あと、1998年に優勝したメンバーを尽く複数年契約に持ち込んだ裁量の甘さがかなり尾を引いた感じです。どちらかというと、世代交代の遅れもあったのでしょうが、斎藤隆の複数年期間中がイコールMLB移籍のリハビリ期間と化してしまったのも、かなり失敗の部類に入っていたとぴう声は避けられません。

では、その間ベイスターズは何をしていたのか?というと、ドラフト上位の投手をブルペン中心で起用していたようです。

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時代が新しくなるに連れわからない投手が増えていくのですが(苦笑)、目に付く投手成績(勝敗や防御率)などのフィルターは除外して見てみましょう。その年その年で先発として使える見込みが立たなかったのか、それとも結果が散々だったのか測りかねますが、何かこう「後ろで結果を出してから」という方針があったのかもというような推察すらも出来そうです。実際、ここには載っていませんが加藤武治という中継ぎで大車輪の活躍をした投手を先発に回した途端、不振と怪我で一軍にすら顔を出さなくなったのは偶然でしょうか。今季についても、負けが込んでどうしようもない時期に差し掛かっていたのに、私の記憶の中ではMLBで炎上した場面しか思い出せない35歳のスティーヴン・ランドルフを獲得する必要があったのか?という様々な疑問が噴出していました。

そのランドルフ獲得は一応の成功を収めたようで、来季も構想に入っているようですが、確かに昨年と比較して数字だけを見ればベイスターズの先発陣は進歩したといえる部分はあります。

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それが上の表で、先発のQSは実に23個もの数を増やしました。ですが、それは外国人の出来の違いと三浦番長の稼動数(21→28)が増したという結果に過ぎない面も大きいと思います。さらに、このQS・DS時のチーム勝率というのは実は飛びぬけて低いのですね(リーグ全体は後日公開)。普通の球団ならQSしたら60〜70%以上の確率で勝ちを計算出来るのですが、ベイスターズに関してはブルペンとオフェンス力にも問題があって、こうした結果となってしまいました。来季ではトレードでロッテから獲得した清水にかなりの期待が集まりそうですが、QSの損得勘定としては先発機会を25回と考え15〜18度の予想をしてから入れ替わった分のQSを相殺すると、多くても10〜13回前後のアップじゃないかと想像します。

ですので「勝つことの出来る失点は3点まで」という尾花監督の分析は正しいのですが、先発投手を支える部分にこれまた進歩が無いと、辛抱し切れずに一部の投手だけを酷使したり、無暗にイニングを引っ張って成績を落としてしまうのが出てくると、元の木阿弥となってしまう危険すらありますが、その点尾花監督の手腕がどこまで勝利に育成をコミットさせていくのか、注目ですね。

若手若手ってうるさいかもしれませんが、そりゃ若い投手が台頭した方が長期的に視野が広がるのは当然です。門倉みたいなケース(2年でFA退団)も有り得るベテランを起用するよりも、少なくとも3年は余計に計算が立てば、その分別の箇所に力を注げるのですから、経費面を考えてもここは最も重要な点です。

今回は先発投手に焦点を集めたものでしたが、捕手の問題や固定されなかったリードオフなど改善するなど、箇所が有り過ぎて大変ですね。


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おおよそ、三年振りくらいのブログ名変更です。

みなさん、これで恥ずかしい名前のブログを訪問する苦痛ともオサラバです(爆)。

でも、似たような名前でもっと苦痛になるかも(再爆)。


理通は単純。日本の野球がまた面白くなってきたからです。

それと、検証に値するデータの蓄積が出来たというのもあります。

でも、データについては先日のQSに対するものと同じように、
MLBのものと同解釈して良いものとそうではないものがありますので、
それは判断しながら公開して参りたいと思います。


ブログ名変更に伴い、既にいくつかの検証が進んでおりますが、

MLBとNPBの野球はどちらのレベルが高いか?

といった結論は一切持ちませんので、意見を下さる方もそうした観点を考慮いただければ
嬉しいです。たまに脱線するのも在りですが。

あと、「野球」と「ベースボール」の違いなんて無いと思っています。これは昔から。
戦術や価値観が違っても野球は野球です。

一応、現在の私の心境では


応援したいチーム・・・・西武ライオンズ

監督が凄いなと思うチーム・・・中日ドラゴンズ

応援してあげたいチーム・・・楽天イーグルス

好意的なチーム・・・・広島カープ、日本ハムファイターズ

昔は好きだったけど、今は別にというチーム・・・ソフトバンこホークス、オリックス

物足りないチーム・・・ヤクルトスワローズ、横浜ベイスターズ

今は素晴らしいと思うけど、生涯応援出来ないチーム・・・読売ジャイアンツ

放置プレー・・・・ロッテマリーンズ

城島が入ったのでアンチになろうと決心したチーム(笑)・・・阪神タイガース


とまぁ、こんな感じで深い意味はありません(笑)。検証はいつも通り公平にやります。



また、期間中はブログ村への投票先も変更させていただきます。

プロ野球ファンの方々はどうぞ気軽に読んで見てください。



MLBの検証や情報は全くやらないという訳ではありません。

ネタが尽きたら戻ってきます(笑)。あくまでも期間限定なので。


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