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Save a Contract

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シンシナティ・レッズの三塁手であるスコット・ローレンが、契約最終年となる来季の年俸1,100万砲鯒亡し、新たに2012年までの3年契約を結びました。


これは一種のベテラン再生方法だといえます。もちろん、契約の糸を引いたのは元カーズのGMとして、当時フィリーで駄々をこねていたローレンをキャッチしたウォルト・ジョケッティ。こうした縁というか繋がりはビジネスの範疇とは観点が違うのかもしれませんが、ジョケッティがローレンを常に高く評価していた表れでもあり、また彼に対しての一種の温情とも思えるようなエクステンションです。

ただ、2009年のローレンは「デキる男」としてフィールド内に帰ってきました。自慢の守備では、度重なる故障とウェートの関係から今でもトップレベルだとはいえないかもしれませんが、それでもまだ十分な安定感はあります。安定感てな、可笑しな話しですね。捕球技術とスローイングの正確さはそうそう衰えるものじゃないです。
打撃については密かにマイナーチェンジを図り、それが功を奏していました。意識的に変えたのかどうかは知りませんけど、かつてほどの飛距離が出なくなったのは悲しいながらも現実。それでもローレンには右方向への打撃の上手さがあるので、フィールド内の方々に打球を飛ばしダブルの数は36と、ここの精度はまだまだ失われていません。因みに、ローレンの通算446二塁打というのは、来季プレーが可能と思われる現役プレーヤーでは10番目、通算安打では1000近くも離されているデレク・ジーターの438本を上回るくらいです。キャリアで2度目の三割もこうした安心要素を含んでいますので、怪我による離脱が無ければプレーヤーとしての価値はそう衰えたものでもありません。

しかし、契約最終年の年俸から見ると割高感は拭えないものでしたし、それ以上にこの金額でFA市場に出た場合、例え来季に良好な成績を収めたとしても次回の契約は相当苦戦するのではないかと心配していました。最悪、キャリア自体が死滅する怖れもあるかもしれないと。

そのローレンの契約を不良債権として沈没させずに、年齢的に釣り合う価値での見直しに加え、レッズという年齢の若いチームに「経験値」という付加価値を与えてくれる歴戦のベテラン野手を適正なレートでキープするという、大変素晴らしい契約だったと思います。今回はジョケッティの大ファインプレーです。

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こうしてローレンの契約は37歳まで保障され、昨年並みの打撃成績とあの守備力であれば十分お釣りが来るようなレートで契約したレッズは、チームとしてかなり前進したものと思われます。

MLBではこれまでにも、チッパー・ジョーンズ(ATL)がチームの資金捻出に協力して同じように年俸の減額と引き換えに契約の延長を成立させたり、同じチームのティム・ハドソンはオプションを破棄する代わりに3年間の契約延長を手に入れていました。そのチッパーという前例がありますけど、今回のローレンについてはサラリーが半分近くまで下がったことと、レートを600万砲砲泙撚爾欧燭海箸悩8綮たような契約を持つベテラン選手と球団に対して何らかの影響を与える可能性は高いと思われます。

少なくとも、ローレンのプレーする姿を一年でも長く見ていたいファンにとってすれば、今回の契約改訂は非常に有り難かったといえるものでした。
加えて、来季のレッズはさらに良いチームとなることでしょう。

私にとって、ローレンは今でもなお世界一の三塁手です。


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