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シンシナティ・レッズの三塁手であるスコット・ローレンが、契約最終年となる来季の年俸1,100万砲鯒亡し、新たに2012年までの3年契約を結びました。


これは一種のベテラン再生方法だといえます。もちろん、契約の糸を引いたのは元カーズのGMとして、当時フィリーで駄々をこねていたローレンをキャッチしたウォルト・ジョケッティ。こうした縁というか繋がりはビジネスの範疇とは観点が違うのかもしれませんが、ジョケッティがローレンを常に高く評価していた表れでもあり、また彼に対しての一種の温情とも思えるようなエクステンションです。

ただ、2009年のローレンは「デキる男」としてフィールド内に帰ってきました。自慢の守備では、度重なる故障とウェートの関係から今でもトップレベルだとはいえないかもしれませんが、それでもまだ十分な安定感はあります。安定感てな、可笑しな話しですね。捕球技術とスローイングの正確さはそうそう衰えるものじゃないです。
打撃については密かにマイナーチェンジを図り、それが功を奏していました。意識的に変えたのかどうかは知りませんけど、かつてほどの飛距離が出なくなったのは悲しいながらも現実。それでもローレンには右方向への打撃の上手さがあるので、フィールド内の方々に打球を飛ばしダブルの数は36と、ここの精度はまだまだ失われていません。因みに、ローレンの通算446二塁打というのは、来季プレーが可能と思われる現役プレーヤーでは10番目、通算安打では1000近くも離されているデレク・ジーターの438本を上回るくらいです。キャリアで2度目の三割もこうした安心要素を含んでいますので、怪我による離脱が無ければプレーヤーとしての価値はそう衰えたものでもありません。

しかし、契約最終年の年俸から見ると割高感は拭えないものでしたし、それ以上にこの金額でFA市場に出た場合、例え来季に良好な成績を収めたとしても次回の契約は相当苦戦するのではないかと心配していました。最悪、キャリア自体が死滅する怖れもあるかもしれないと。

そのローレンの契約を不良債権として沈没させずに、年齢的に釣り合う価値での見直しに加え、レッズという年齢の若いチームに「経験値」という付加価値を与えてくれる歴戦のベテラン野手を適正なレートでキープするという、大変素晴らしい契約だったと思います。今回はジョケッティの大ファインプレーです。

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こうしてローレンの契約は37歳まで保障され、昨年並みの打撃成績とあの守備力であれば十分お釣りが来るようなレートで契約したレッズは、チームとしてかなり前進したものと思われます。

MLBではこれまでにも、チッパー・ジョーンズ(ATL)がチームの資金捻出に協力して同じように年俸の減額と引き換えに契約の延長を成立させたり、同じチームのティム・ハドソンはオプションを破棄する代わりに3年間の契約延長を手に入れていました。そのチッパーという前例がありますけど、今回のローレンについてはサラリーが半分近くまで下がったことと、レートを600万砲砲泙撚爾欧燭海箸悩8綮たような契約を持つベテラン選手と球団に対して何らかの影響を与える可能性は高いと思われます。

少なくとも、ローレンのプレーする姿を一年でも長く見ていたいファンにとってすれば、今回の契約改訂は非常に有り難かったといえるものでした。
加えて、来季のレッズはさらに良いチームとなることでしょう。

私にとって、ローレンは今でもなお世界一の三塁手です。


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ストーヴリーグが進むにつれ、買い手市場の情勢がクッキリと現れてきました。
松井がLAAに決まりましたけど、1年650万砲箸いΧ盂曚肋魴錣世韻覆NPBの球団にも手が出せたはず。
ワールドシリーズMVPの大きな勲章を引っ提げてのFAでしたが、景気後退の波は避けられなかったというべきでしょうか。仮にヤンキースが同条件を提示していたとしても、ヤンクスではDHか休養、その点LAAならDHまたはLFという選択肢も期待でき、次々年以降の契約を考えると遥かに実績を積むチャンスが巡って来るはずです。同じ650万砲任LAAでは「中軸打者」、対するNYYは「偉大なるデプス」。これでは勝ち目はありません。それでも、古傷を抱えながら来季は36という年齢に差し掛かってもまだなお高額での引き合いが来るのですから、松井という選手の価値はまだまだ認められているといって良いでしょう。
惜しむべくは、これが2年前ならテレム代理人の希望した3年3000万砲箸いΧ盂曚盒欧蕕掴んだのではないかと思われます。

ところで、NHKは来季のMLB中継でヤンキース戦を何試合中継するのだろうか?


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一方では、ジョン・ラッキーが例年通りのレートとも言えるような金額でボストンと5年契約。マット・ホリディ、ジェイソン・ベイらと同様に、「市場をコントロール出来る」数少ない選手としていち早く成立させました。チームとしては一応5人の先発候補が揃っていますが、それに付け足す形での補強はデプスの強化を感じる反面、トレード商戦で優位に立とうとする姿勢も何となく窺えます。それでも、これまでのようなストーヴ巧者振りを発揮出来るかどうかわからないエプスタ君でして、苦節何年だったまる子・スク太郎への「ビッグなクリスマスプレゼント」ともいえるようなディールを提供したり、マイク・ローウェルを年俸付き歳暮のような形での放出など、苦戦が予想されるオフとなりそうです。Waiverに対する動きなどを見ていると、それを肌で感じます。


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そしてノン・テンダーFAは今オフも大盛況でした。どの球団も手放す金銭的ラインがかなり低くなってきてしまいました。高額サラリーの選手は王健民、ギャレット・アトキンス、マット・キャップスくらいしか見当たりません。ジョン・バックなどはトレードしたかったのだろうと思いますけれど、KCのデプスを見れば他球団から反故にされたような様子も感じられますね。「放っておいてもFAになるだろう」と。そしたら即、ジェイズと契約です。微妙な立場の選手達は、期限日までにトレードを成立させなければ、前年の金額を元に年俸交渉をしなければならないので、そうなってしまうとトレード価値が生まれない選手も出て来てしまうのでこの処置という経緯になりますが、TJ手術で復帰が見込めないホセ・アレドンドを除いては、他球団のデプスに成り得る選手が多く存在しています。この動きをNPB関係者が察知していれば、もう少し良い選手(チームに合った)を獲得出来たチームさえあったかもしれません。引退した赤星の後釜としてマット・マートンを獲得した阪神には、堅守でセンターを守り「隠れた三塁打王」としても定評のあるコリー・サリバンの方がマッチしていたような気もしますし、左のリリーバーが欲しいチームにはニール・コッツというやや制球力は甘めですが、角度のあるボールを放る良い投手もいました。
ジャック・カストなんてある意味、カルトヒーローに成り得る存在なのですが、NPBで興味を示す球団は無いのだろうか?


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トレードについては本日爆弾が投下された模様でして(笑)、ハラディの移籍は時間の問題とされてきましたが、まさかクリフ・リーが関与してくるとは誰もが予想出来なかったことじゃないでしょうか。フィリーにとって見れば、自前のプロスペクトを出し惜しみしつつジェイズを満足させるためにマリナーズを引き込んだのか、それともつるりんGMがズカズカと入り込んできたのか(笑)、いずれにしてもSEAは大物野手を捕まえるための予算をキープしながらMLBでも10指に入るような投手を捕獲して大勝ち、TORも売りが前提だったので質はともかく数的には満足、フィリーの勘定だけはまだわからんですね。


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あと、ボンズが引退しました(って今更)。偉大かつ、肥大な打者でした。
薬物疑惑が絡んでの世評や、選手時代の王様的な振る舞いなどの話を見聞きする限りではあまり歓迎される話題でもないかもしませんが、とにかく凄い打者だったというのは言うまでもありません。
ですので、ここはお疲れ!といっておきたいです。



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もう一つのUnsung Heros

MLB.comのThis year in Baseball Awardsという恒例の企画で新しく設けられたUnsung playerのコーナーが好評です、私の中で(笑)。だって、お気に入りの選手ばかりなんだもん。

確かに野球界の大海原と言われるMLBの世界では、タイトルやアワードに縁がないままユニフォームを脱ぐ選手の方が断然多いのには違いありませんので、こうした「素晴らしいけど一番じゃない」「凄いけど単発かも」という選手をフォーカスする企画は大好きです。

これから投票する予定ですが、、、ほぼ全員にしたい気持ちです(爆)。

しかし、ジェイソン・ワースやマーク・レイノルズみたいなのはファンの間ではかなり目立った存在だったのだし、ベン・ゾブリストはウチでアワードあげたしね(笑)、ここでも沢山賞賛してきましたので、独自に「もう一つのUnsung Heros」と呼ぶに相応しい選手達をベスト9形式でピックしてみました。


Catcher : Kurt Suzuki(Athletics)

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2年前の6月から正捕手の座を掴み、昨年はレギュラーとして初のフルシーズン。
今季はさらに成長を遂げ、打率こそ昨年を下回ったものの長打力が増し、
昨年よりも明らかにパワフルとなったそのバットからは15本のアーチを叩き込み、
さらには夏場以降中軸に座り、主に3・4番を任され押しも押されぬチームの中心選手となりました。
そのため、得点は20、打点に至っては倍増(42⇒88)と、
オールスターに出しても恥ずかしくない成績を残しました。
捕手としては脚力もあり、今季は9つの盗塁を記録。
捕手で出場しない日もDHでスタメンに名を連ねるなど、
ハワイ出身のこの日系選手に対する期待は今後さらに大きくなっていくことでしょう。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=6704633
今季グラウンドボーラー帝王だったジャスティン・マスターソンから放ったドデカい3ラン。


1st Baseman : Joey Votto(Reds)

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WBCではカナダ代表として出場し、ジェイク・ピービィーから本塁打を放つなどの活躍。
舞台をMLBに戻しての開幕シリーズでは二試合連続での本塁打&3安打と爆発。
彼以上に期待を集めていたジェイ・ブルースが打撃不振に陥る中、
8月を除いた5ヶ月間で3割を記録。しかし、5月から6月までは貧血症を
含んだメンタル性の病気と怪我により24日間のDLを含んだ欠場が響きましたが、
閉幕2週間前から再び猛打を振るいシーズン.321で打撃成績はリーグ5位。
OPSは.981とかなりのハイレベルな数字でフィニッシュしました。

フィールド内のあらゆる方向にもスタンドインさせることの出来る
バットコントロールとパワーは柔らかいスイングから生まれます。
打席での辛抱強さも持ち合わせており、
三振の多い点を除けば「プチプホルス」と呼んでも可笑しくないような、
そんな才能溢れるスラッガーがグリフィーが去った後のレッズの3番打者です。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=6751095
レフトの頭上を越えた一発。

2nd Baseman : Skip Schumaker(Cardinals)

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粘っこい打撃アプローチでパワー&スピードの不足点を補い、カージナルスのリードオフを務める
スキップ”たまにシューッマッハと呼ばれてしまう”シューメイカー。
彼にとって今季最初の事件とは、キャンプ直前での2塁コンバート打診でした。
チームは今季まで契約を持つアダム・ケネディの解雇を2月10日に発表。
この突然の判断に、戸惑いを表したトニー・ラルーサ監督は、
外野のポジション争いに加わっている中からシューメイカーにコンバートの話を持ち込み、
「中学生以来」と本人も話したセカンドにチャレンジを始めます。
プレシーズンでは立て続けに4つの失策を喫しましたが、
ラルーサは方針を変えずにそのまま開幕に突入して最後までシューメイカーを2塁で起用し続けました。

その結果は守備系のスタッツに目を通していないのでちょっと測りかねますが、
打撃には全く影響せず2年連続で3割をクリアしたのは流石でした。
三振をした分、四球を奪うというとても嫌らしい打者です。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=6585509
頑張ってます、セカンドの守備。

3rd Baseman : Alberto Callaspo(Royals)

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本職はショートのスウィッチヒッター。
今季は主にセカンドを守っていましたが、ユーティリティの属性があるのでここのポジション変更はご了解願います。

メジャーデビューしたD-バックスでも結構期待されていた選手でしたが、
ロイヤルズに移籍してからはさらに出番が増えました。
今季は主に6・7番を打ちながらRBI打を連発。数値以上に早撃ちの気があるのですが、
非常に勝負強い打撃を発揮したシーズンとなりました。
規定打席にも初めて入り、3割を記録して打撃成績の20位に飛び込む活躍は
同僚のビリー・バトラーと同じく将来の中心選手となる予感をさせます。


Shortstop : Asdrubal Cabrera(Indians)

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マリナーズから移籍した2007年はポストシーズンでも活躍しましたが、
昨年は売り物だったはずの打撃が振るわず本格開花はせず。
しかし、今季はキッチリとリバウンドさせて来てシーズン前半と後半共に3割を維持し、
打順も9番から2・3番を打つようになりました。
それ以上に貢献を果したのが、ショートへのコンバート。
前任者のジョニー・ペラルタと比較しても送球、守備範囲共に
良好でチームの期待以上に働いたシーズンだったといえるでしょう。
17個だった盗塁はもっと数字が伸びると思われます。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=5581861
手品師のようなトスは正にアメイジング!

Left Fielder : Ryan Raburn(Tigers)

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外野に加えて2・3塁も兼任する本格ユーティリティとしてチーム4年目の在籍ですが、
昇格の出来なかった2年間を入れるとデビュー以来6年目と下積み生活の長い選手。

今季も例年と同じように併用カードで起用される立場から一転して、
マグリオ”フグ田”オルドニェスのオプション行使問題でチームが揺れる中、
スタメンとしての出場機会が増え、そこでキャリアハイの16本塁とチームのオフェンス力を
弱体化させなかったのは彼の存在が大きかったということです。

守備ではたまに粗相を犯しますが(苦笑)、来季以降もフル出場を睨みながら豪快なプレーで楽しませてくれることでしょう。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=7016511
シーズン最後まで魅せましたあの、バックホーム。

Center fielder : Denard Span(Twins)

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現在MLBで最も出塁能力の高いリードオフの一人です。
今季のPシーズンでマリアノ・リベラからRBI付の安打を放ったのが印象的ですが、
非常に巧みなベースランニングが出来、三塁打率がかなり高いのも特徴です。

守備範囲、スピード的に最高レベルとまではいえないかもしれませんが、
外野に人材を抱えるツインズにあって、レギュラー確定の存在とまではいかなかった
今季のスタートから2連続して実績を積んだことで
チームはカルロス・ゴメスのトレードに踏み切ることが可能となりました。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=7031947
そのリベラから打ったRBI打。

Outfielder : Nolan Reimold(Orioles)

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チーム内でも上位プロスペクトでしたが、デビューまでは多少時間が掛かった模様。
に時間が掛かりそう大きな期待はされないだろうという評判の中、
しかし、晴れて初昇格してきたその月に3試合連続のアーチを見舞い、
さらに本数を重ねて1ヶ月半の間に9本塁打を放ったことで
決して層の薄くない外野のポジションを奪取。
7月には月間6盗塁と脚力も披露し、新人王レースにも割って入るほどの活躍を見せました。
しかし、後半戦はアキレス腱を痛めながらの文字通り痛々しいプレーが続き、
9月の半ばにはとうとうシーズンエンドとなってしまいました。
怪我の方は手術も成功して、来季の開幕までに間に合うかどうかはちょっとわかりませんが、
あの印象的なラインドライブの打球を早くみたいものです。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=4766691
弾丸ライナーで決めた代打ウォークオフ3ラン。

Pitcher : Zach Duke(Pirates)

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投手は大勢いるので非常に迷いました。ケビン・コレイア(SD)、同じチームのロス・オーレンドルフ、
スコット・フェルドマンもそうですね。

そんな中で3度の完投(1完封を含む)をしながらリーグ最多敗戦となった
ザック・デュークを選びました。
所属チームの影響もあってか、フルシーズン4年目ながら今年で3度目の2桁敗戦となりました。

野手は総じて立派な成績だと言う選手ばかりだと思いますが、投手の場合好投してもチームが
勝てない場合、賞賛の声が非常に小さくなってしまいます。

今季はデビューイヤーを彷彿させる好投続きで、オールスターにも初選出されましたが
残った成績は11勝16敗と「例年よりも辛うじて良かったかな」程度で終わってしまうのは
何とも淋しい限りです。ので、4年分の功労賞も兼ねて「勝てないのではなく勝つチャンスの
少ないエース」であるデュークに捧げたいと思います。

http://mlb.mlb.com/media/video.jsp?content_id=4125535
チームの本拠地開幕戦で完封勝利。

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祝!!アンドリュー・ベイリーとクリス・コグランの予想的中記念(?)企画です。


このところのMLBでは、ルーキー達の驚愕振りに震えが止まらないほど感動させてもらっています。
2005年まではカル・リプケンJr.しかいなかった「新人王の翌年にMVP」というパターンも、
ライアン・ハワードとダスティン・ペドロイアが立て続けにゲットしましたし、
とにかくルーキーイヤーだけで終わる人が少ないよね。

私的に最もインパクトが強かったのは(何度も書いてますが)、ライアン・ブラウンです。
シーズン途中からプーホがもう一人加わったような衝撃が起こりましたので。
その後もティム”サイケデリック”リンスカムやエヴァン・ロンゴリアなどの登場を
見てきた我々ファンにとって見れば、それはもう弾んだ気持ちでルーキー達の活躍を妄想するのも無理ない話です。

今季の始めもマット・ウィータースやデビッド・プライスなど、過去にも引けを取らない素材が大勢いましたが、蓋を開けてみればALは誰も予想(というか知らなかった)ベイリーと、NLの方は大穴にすら挙がらなかったコグランの受賞ということで、結末は意外な展開だったかもしれません。

しかし、昨今のルーキー登用事情は「年俸上昇制御プラン」と言っても良い、ある意味不幸な待遇を
受ける選手が多い情勢からか、フルシーズン起用してもらえる選手がめっきり減ってきました。

コグランについても初昇格は5月と、ROY獲得のベストな良い条件とはいえませんでしたし、
ベイリーも方はSキャンプの出来とチーム方針によって開幕ロースターの切符を掴みましたが、
最初からクローザーとして計算された存在ではありませんでした。

それでもベイリーはカットボールを武器としたパワー感溢れるピッチングで5月からクローザーのポジションに就き、6月以降で24セーブを荒稼ぎしました。それ以上にERAとWHIPがまたハイレベル。

コグランはレギュラー不在の中、本職の2塁ではなくレフトを守りながら前半戦終了時では打率.245と、
この時点でさえROYの候補にはカスリもしない状態でしたが、8・9月と連続して月間40安打以上。
これで打率をグングン上げ、最終的にはリーグ6位の.321をマークしたということで、
両者とも文句無しの受賞ということで良いでしょう。

ただ、今季は非常にレベルの高い混戦だったと思います。
惜しくも投票では破れましたが、TEXのディフェンスをグーンと引き締めたエルビス・アンドラス、
メジャー初年度ということもあり、イニング的な制約を受けながらも規定IPと10勝以上を達成した
ブレット・アンダーソンとトレバー・ケイヒルのコンビ(OAK)。
同じくデビューイヤーで20歳というスピード昇格をしてきた「グラウンドボールの業師」こと、リック・ポルセロ。
昨年は苦いデビューを飾ってしまいましたが、多分尻に火が付いた(笑)ジェフ・ニーマン。
O'sの外野陣に割って入り、パワーバットを炸裂させたノーラン・ライモルド。
2008年に指名され、実質プロ1年目ながらオフェンダーとして通用することを証明したゴードン・ベッカム。

ここまでがROYの当確者じゃないかと思います。

NLでも、やはり昇格時期の関係上数字を上乗せ出来なかったトミー・ハンソンでしたが、
試合を重ねる毎に上々な結果を残しROY争いを最後まで縺れさせてくれました。
JAハップはリリーフでの起用もあり、ユーティリティとしても活躍。新人でERA2点台は立派の一言。
ランディ・ウェルズは故障者に泣かされるチーム事情の中、救世主のような登場でした。
故障離脱は残念でしたが、ディフェンスと脚力(特にジャンプ力、爆)に秀でていたデクスター・ファウラー。
アンドリュー・マッカチェンとギャレット・ジョーンズはプロセスこそ全く異なりますが、
今ではもうチームの中心選手として認められる存在なのは間違いないでしょう。
ケーシー・マギー。ブルーカラーのユーティリティ。多分、スター選手にはならないでしょうが
味のあるプレーで魅せてくれます。

そこへ行くと、ウィータース、プライス、コルビー・ラスマスらの開幕前ROYの最有力候補達は物足りない成績に終わったといえますが、それでも素材としての片鱗は見せてくれました。今回は残念ながらROYのノミネートに加わることは出来ませんでしたけど、依然将来のスター選手候補であることに違いはありません。

ということで(前置きが長いな)、両リーグそれぞれルーキーのベスト9を考えて見ました。
候補が多過ぎて選考には随分と迷った。

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ALでは唯一、一塁手に人材を欠いてしまいTORからDHのランディ・ルイスを間借りすることに。昨年31歳でデビューしたかなり遅咲きの選手ですが、OPSを見ても解かるとおり後半戦ではかなりの長打をカッ飛ばしました。2Bは地味目ですが、下位打順から意外なパンチ力を見せたCLEのヴァルブエナ。昨オフにあった大型トレードの見返りを少しは得られたようです。

外野はやはりCLEのマイケル・ブラントリーを入れたい気持ちもありましたが、来年はサイズモアが戻ってくるのでどうなるかわかりませんから、取り合えず実績組で3人をチョイス。フリオ・ボーボンはフルシーズンなら一体どれだけ走るんだろうか?

野手はNLの方が豊富だったと思います。選考に漏れた中でも、ジェイク・フォックス(CUB)、カイル・ブランクス(SD)、ドリュー・スタッブス(CIN)なんかは来年ブレイクしても何の不思議もありません。

捕手はメッツの危機的状況からレギュラーを掴んだオミール・サントス。早撃ちが難点ですが、起用当初はよく打った記憶が残っています。SSはエバース・カブレラというこれまた素材感タップリの人選ですが、成績の上でもかなり検討しました。外野はかなり熾烈な争いでしたね。

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一方、投手陣は量的にALの方が優っていた様子。
ここは文句の出るスペースがありますね。異論のある方はどうぞ、はい(笑)。
だがな(笑)、ウェイド・デービスのスライダーは一級品なので昇格が遅すぎたんですよ。
きゃーひるはBB多過ぎたけど、来年こそファンタジーで使えるコマになって欲しいとの願いを込めてます。

RPでは最大の大物として、ネフタリ・フェリスが来季は先発として機能してくれそうです。
ケビン・ジェプセンはPOで一段成長したんじゃなかろうか。
ダニエル・バードは中途半端な使われ方されないように。

NLでも個人的趣向がバリ入ってますね。
マイナー枯渇のアストロズなもんですから、せめてノリスだけは入れさせてくださいな。
SP5人目は、川上かFLAのショーン・ウエストか、同じSDのマット・レイトスか迷いましたが、
ヴォリュームを優先してクレイトン・リチャードを。

ブルペンではメイヤーは新人っぽくないですが、かなり働いていたので。
グレガーソンは文句なしですね。
最も有望なのはベリサリオかな。豪腕グラウンドボーラーの正体は豪腕2シーマーだったんですね。
ホアン・グティエレスはよく健等しました。


来年もさらに有望なルーキー達の活躍を願っています。
こちらの発表も大分遅れてしまいましたね。

Come Back Player : Chris Carpenter(STL)


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【集計結果】

1、 23票 Chris Carpenter(STL)   
2、  3票 Nick Johnson(FLA)
3、  2票 Scott Podsednik(CHW)
4、  1票 Carl Pavano(MIN)、Joel Pineiro(STL)、Todd Helton(COL)

カムバック賞はもう、ダントツもいいところでしたね。成績自体飛びぬけてましたので、敵無しといった結果となりました。捻りを加えていただいた方や、パバーノにも清き一票を入れてくださった方もいて、大変有意義な投票になったことを感謝申し上げます。

劇的な復活を遂げたカーペンター、目指すは2年連続での受賞(大爆)。

 

Carlos Pena Award  : Ben Zobrist(TB)


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【集計結果】

1、  6票 Ben Zobrist(TB)   
2、  4票 Russell Branyan(SEA)
3、  1票 Garrett Jones(PIT)


今度はCP(カルロス・ペーニャ)賞。こちらは大混戦の上、ベン・ゾブリストが逃げ切りました。

対抗馬はラッセル・ブラニアン一人といっても良く(ギャレット・ジョーンズに入れたのは実はワタクシ。サクラしちゃました)、最初はブラニアンの方が優勢だったみたいですけどいつの間にかゾブ君がひっくり返してました。


過去の受賞は以下の通りです(笑)。

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アワード考案のキッカケとなったペーニャの本塁打と比べると、タイプ的に追いつくのは困難でしたが、
出塁率は何と4割り越え。さらに盗塁も20個に迫ろうかというレベルまで稼ぎましたので、これは立派な受賞者の仲間入りです。


投票数について、選考がちょっとマニアックだったかもしれないし、
今回初めて行いましたのでどれだけ集まるか心配な面もあったのですが、
かなり多くの票をいただきまして本当に有り難い気持ちでいっぱいです。

とにかく、縁あってブログをやることになってから自分で色んなランキングや調査をするようになりましたので、普段の表彰ものは段々と興味が薄れてきたというか、自分で基準を作って評論するというのは今更ながら面白いものです。数日後にMVPやROYなどの発表がありますけど、私の中では


ALMVP : ジョー・マウアー(MIN)
NLMVP : アルバート・プーホ(STL)

ALROY : アンドリュー・ベイリー(OAK)
NLROY : クリス・コグラン(FLA)

と言い切ってしまえるので、取り合えずそれで満足な訳ですよ。

ところで、来年のCP賞は誰の手に?と早くも想像したくなりますけど、まだそんなの解かる訳ないですが
燻っているプロスペクトに焦点を充ててみると、

ブランドン・ウッド(LAA)
アンディ・ラローシェ(PIT)
ジョシュ・フィールズ(この度KCRに移転)

らを考えてしまいますし、キャメロン・メイビン(FLA)も来年外したら再来年はCP賞の候補だな(爆)。



これに気を良くして来年も引き続き継続し、投票数は倍増を目指したいと思います。
でも、宣伝とかあんまりやる気しないので、この行方は見ているアナタの手にかかってますから(笑)、
その辺はよろしくお願い致します。


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