2009MLB

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悪魔から神へ

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今朝はBOSvsLAAの一戦をGamedayで追っていたので朝寝坊。
しかも、フェンウェイの方はボストンが4点差リードの時点で気を失ってしまい、
起き掛けに電源入りっ放しのPC(エコじゃないですね、失礼)を眺めた途端、ビックリ仰天。
ボストンは打てなかったのと、継投の巡り合わせが悪かったのが響いたようです。

そしてMINvsNYYの第3ラウンド。5回の攻撃辺りから見始めました。

パバーノとぺティートの投げ合い。両者譲らずの好投が素晴らしかったですね。

ツインズの先制点はまたもや脚を絡めたものでした。
2死走者なしからスパンがシングルで出塁。お天気カブレラの4球目にスチール。
完璧にモーションを盗んでいました。
そのせいでカウントを悪くしてしまったぺティートは天カブレラに四球を与え、一二塁。
ここでようやく得点圏内にマウアーを迎えることが出来ました。

勝負は初球で決まります。測ったような打球は三遊間を痛烈なライナーで抜けて行きスパンが生還。
ここはマウアー、あっぱれでした。
技術もそうですが、何かこう場の雰囲気に呑まれなかったのが凄かったです。

そして7回。タシェアラ(しりとりキャンペーン中につき、笑)を討ち取り迎えるはAロッド。
追い込んだまでは良かったです。しかし、その後討ち取るボールに苦労します。
チェンジアップが高めに外れた後、2球続けてアウトローを狙った球がボールに。
これは前のゲームでネイサンが打たれたパターンと、カウントを除いてかなり類似した状況に。
勝負球となった7球目、アウトコースベースいっぱいの真っ直ぐ系。
リーチの無い打者なら余程踏み込まないと長打にならないでしょう。
コースが真ん中か内側なら脇をしめるなどでインパクトの力を加えることが出来ます。
しかしAロッドはこの厳しいコースをライト後方にボールを運びます。
右中間ではなく、ポール際でもない。
今アドレナリン噴出しまくっている彼にしか打てない打球だったのではないかと、舌を巻くばかりでした。


これぞ「A-God」

ヤンクスに来てからは色んな愛称が付きましたよね。E-Rod、A-Fraud、A-Roid

偽善者などと厳しい批判を受けながら突入した今シーズン。
人間は神にも悪魔にもなれる、同一人物でも。
敵地のファンからしてみれば、自チームを叩きのめす相手の主砲は悪魔そのものです。
それが自分のチームに居てくれれば神に様変わり。

スーパースターとして君臨し続けていた彼には人間味が足りなかった。
普通にベースボールをプレーし、チームの命運と共にする。
怪我の功名だったのか、数字を追わなくなったA-ロッドが反対に土壇場で勝負強い選手に。
今日の画像はヒーローに捧げるべきではありますが、
「チームの一員」として働いたA-ロッドに敬意を示す意味での日陰役です
(ジーターの後方に隠れてしまっているのがA-ロッドです)。

例のスクープは彼に野球人としてあるべき姿を取り戻させたのかもしれません。


松井凡退の後、ポサダの打球は解説の伊東さんが「擦ったような当たり」と表現した、
メトロのパーク特性を活かした逆転弾。
パバーノ、回避出来なかったか?
いや、A-ロッドの打撃がそれを上回りました。今の彼にアウトコースのボールは鬼門となりました。
「四球でも良いから」と思いながら見ていたほど、私の心は支配されてしまいました。

ツインズも得意の反撃に出ます。8回、先頭のプントが左中間へのダブル。
そしてスパンの打球は小ライナーとなってセンター前に抜けるかどうかの当たり。
これで無死一三塁かと思いきや、走者プントがオーバーランしてしまい、
ショートのジーターからポサダへ、ポサダからA-ロッドに送球してタッチアウト。

非常に際どい打球の行方でした。
最初は私もコーチャーのミスだと思いましたが、打球が物凄く緩かったこと、
ジーターが捕球した時点でストップのゼスチャーをしたこと、
通常だと、もっと早い時点で打球の行方がわかるもの。
しかし、あの打球は見極めするポイントがかなりズレて(遅れて)しまい、
プントのアクセルが掛かりっぱなしの状態だったのではないか。

伊東さんもビデオで確認しながらコーチャーのミスと語っていましたが、
あのニュアンスだと断言まではしていなかったかもしれませんね。

それくらいコンマ何秒での判断を要する困難なジャッジと考えることも出来るのではないかと思いました。
名も無きコーチの責任に被せてしまえば簡単にシナリオは作れるんですけどね。

2死になってマウアー登場。そしてヤンクスもリベラをマウンドに送ります。
今度は最強のカッターがマウアーのバットを木っ端微塵に砕き、タシェアラへのゴロ。

そして9回、投手はメイヘイに代わっています。
デーモン凡退で、タシェアラに対しても2ストライクまで漕ぎ着けましたが四球。
ここで再びA-ロッド。ここで前の本塁がかなり利いてきます。

投手はラウチにチェンジ。
マウアーはほぼ全球インコースを要求していたのではないかと思います。
しかし、ラウチにそこまでのコマンドが無かったのか、ハッキリと外れたボールが続いてしまい連続四球。
本来、ラウチの持ち味であるムービング゙系のボールと、A-ロッドの隙の無さを見れば、
これは分の悪い対決としかいいようがありませんでした。

そして投手はこの回3人目のミハレス。
ここもボールがハッキリしてしまい、松井も労せずして一塁へ。無死満塁。
マウアーの要求が段々とシビアに、、、。

ここでようやくネイサン登場。
何かもう、処刑台に上らされたような状況でしたね。

ポサダを迎えて初球、インローのスライダーを空振り。
これが全球続けば苦労は無いのですが、二球目これもアウトコースいっぱいのボールを
ライト前に運ばれてしまいました。
続いてカノーの打球もライト前への小飛球。クーベル前進も及ばすこの回2点目。

ネイサンファンとしては厳しい現実に直面していながらも意地を見せて欲しかったところでしたが、、、
仕方ないです。

最後はマリアノがキッチリと締めゲームセット。

ALDSはヤンキースとエンジェルスが共にスウィープで下し、リーグ優勝決定戦にコマを進めました。


三戦とも先制点を奪いながら守りきれなかったツインズ。
力の差といえばそうなるかもしれませんが、それにしても良く食い下がりました。
一勝も出来ませんでしたが、いずれもポストシーズンに恥じないゲーム内容だったと思います。

財政難を言い訳材料にせず、攻守共に粘り強いチームでした。
これで来年もツインズを応援する決心が固まった、そんなシーズンだったと思います。


ところで今日の実況は「流れ」「短期決戦」の言葉を一度も聞きませんでしたが、
対象チームが得意な分野に入るとこうも違うのか、
それともウチのブログを見て検証し直してくれたのか(錯覚モード)、
アナウンサー氏が「テシェイラ」から「タシェアラ」に即効言い直したシーンは受けました(笑)。
「金的」ヤングが自打球を金の玉子に当ててしまい(笑)、
その後肩の力が抜けて良いスイングになったというのは言えてましたね。
第二音声は、、、、忘れてた(苦笑)



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   監督:ジョー・トーリ
   脚本:コレさん 
   助監督:ラッセル・マーティン

    主演:ビセンテ・パディーヤ
    助演:ラファエル・ファーカル、アンドレ・イーシアー
  悪代官:トニー・ラルーサ
  その手下:ジョエル・ピネイロ
    通行人:アルバート・プーホ、マット・ホリディ
    廃人:マーク・デローサ、ライアン・ラドウィック
    貴族:ライアン男爵(爆)

こんなもんでよろしいか(苦笑)

カーズに取っては酷いゲームであり、シリーズとなってしまいました
(ストライク)ゾーンはまるでパシフィックおーしゃん
ブチ切れラルーサは名指しで選手批判
プーホまでアンパイヤに噛み付くし
何にも出来ませんでした

もちろん、第二戦でホリディが犯した失策が大きかったのは言うまでもないですが、
どのチームよりも力を発揮出来る本拠地、新ブッシュ球場のサポートを得ても
あの体たらくでしたからね。

それにしてもパディーヤの好投、皆さんはどう感じてみていましたか?

私は「カート・シリングが乗り移ったんじゃないか」と思ってしまいました。
解説の伊東勤さんが頻繁に使う「インコースを意識させて」
というのがピッタリくるような出来映えでしたね。
後で伊東さんも実感したのか、
「これまで見てきたMLBの投手では最高のピッチングかもしれない」と。
私もそれに近い印象を抱きました。

まず第一に、インコースのボール気味な球をカーズ打線が手を出し過ぎたのか、それとも
球審が(ストライクに)拾ってしまったからなのか、
内側のボールには詰まらされ、外側のスライダーには打者のほぼ全員が
腰砕けになってました。これがパシフィックおーしゃんの由来。

そのインコースで抜けたボールは7回のたった一球のみ。
仮に一球でもHBPになったり顔面付近にコントロールミスでもすれば
かなり気性の荒い投手なので微妙に制球が乱れるかもしれないと、
淡い期待を寄せていましたが、それすらありませんでした。
そのインコースから流れるスライダーのブレーキも今日は鋭いものがありました。
あれだけ精密にロケーション出来れば怖いものなしですね。

このパディーヤの先発、正直いってゲーム前の私はニンマリしていました。
だって、優勝争いをしていたレンジャーズをリリースされた投手ですよ。
キャリアの成績を見てもそうですし、近年では耐久性も薄れてきた中で
ここまでの好投を誰が予測出来ますでしょうか。

とはいえドジャースの先発候補が溢れ出している中、
不調とはいえエース格のビリングズリーを押し退け、
ライバルのガーランドをブルペンに追いやり、
故障とはいえ黒田をロースターから外した決断を下せたのも、
このパディーヤを獲得して以来ドジャース首脳陣が徐々に手応えを掴んでいたことだったのかもしれません。

そう考えると「数打ちゃ当たる戦法」のコレさんが名GMに見えてきそうです(苦笑)。

※コレさんに関する如何わしい情報(笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/ava20060217/44828659.html

打線の勝負はどちらのチームからホットな奴が飛び出すかでしたが、
9月から気が狂ったように打ち出し始めたファーカルがバット小槌状態ですね。
これには舌を巻きました。
3年前には相手チームのユニを来てワールドチャンピオンの一員となったロンベリ・ヤードも
下位打者とは思えない大物スラッガーのようなスイングでしたね(苦笑)。

ピネイロが抑えてくれば勝負がもつれたのは間違いないですけど、
失投が本塁打に繫がってしまったのでチームを牽引することは出来ませんでしたが、
やっぱり打線がねぇ。

あとスモルツ。偉大な投手でファンも多いはずだから気が引ける部分もあるのですが、
今季の数字そのままのピッチングじゃなかったかと思います。
伊東さんは「スライダーの曲がり(地点)が早過ぎる」と解説していましたが、
それは腕の振りがかつてのものではなくなってきたことを現しているのではないかと。
そこには手術の影響が有ると思うのですけどね、
下位打線を相手にして5連続三振を奪いましたが、イーシアーにトリプルを打たれたスライダーは
アウトローのボールになるかどうかの厳しいコース。
ロニーにシングルされたボールも常識的には打てないコースであり、高さ。
来季は余程メインテナンスを完了させるかしないと黄昏時になってしまうのでは。


ゲームの総括最後のもう一言、「カーズもちょっと粘れよな」

=========

本日は誠に珍妙なBSでのNL試合を不安と期待が入り混じりながら観戦していました。

その実況中に選手の実名を挙げて「この選手(投手は)プレーヤーとしてこういった特徴がある」
という言葉は一度も聞かれませんでした。

それでいて投球術や戦術を説くのは何とも不思議な世界でした。
後は「短期決戦の怖さ」「インコースを意識させる」「流れ」のオンパレードでしたね。

要するに「解説する材料が無い」んじゃないかと、ザックリ申し上げまする。

これは頻繁に中継するALの試合でもいえることだと思いますが、
私なんかでも観ていればあーだこーだと能書きを垂れることくらい書きますからね、
本職の野球人の方々が豊富なNHKの映像資料を1度か2度見て、
スタッツを眺めていればどんな選手か想像出来ると思うのです。

がしかし、備蓄したものが無いのかトークの歯切れが悪い解説者の多いこと。

何も猛勉強をしろとは言いません。

私から見て好感の持てるマッシーさんや和行さんなんかは最近の情報に
精通しているようには聞こえませんが、MLB自体に好感を持っているのがハッキリと伝わってきます。
高橋直樹さんもそうですね。

MLBの戦術を批判めいて解説する人も以前はいました。

なんとかもう少し頑張って下さい。

現地実況もままならないし、選手と直にコンタクト出来ない(一部日本人選手を除く)環境の中で
色々と難しい面もあると思います。

でもね、送りバントの企画率も調べないまま「ここは送るべきでしょ」というのではあまりにも不見識です。

配球についても「ここ放れワンワン」みたいな四隅を突くのが基本という概念ではMLBの
投手は力任せに放っているといか見えないでしょう。

でも、日本で考えている四隅にいつでも狙って放れる投手は何人いますかね?

私はMLBを観るようになって、それまで想像も付かなかったセオリーや戦術、技術を目の当たりにしました。

中には日本の野球概念とは正反対の認識もありました。

そのどちらも間違いではないという意識に辿り着くまで、少し時間は掛かりましたが
意識付けが出来ると野球に対する認識が広がったようで、それはとても有意義なことだと思うようになりました。


NLなんてどうせ滅多に中継しないのだから成るようになると考えているかもしれません。

日本人選手に集中していれば大多数の視聴者からの支持は得られるかも知れません。

でもそこに「放送の質」というのは存在しているのでしょうか?

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ツインズの数少ないアドバンテージであるはずの、ジョー・ネイサンが大破してしまった。

現職のクローザーとしては、マリアノ・リベラやトレバー・ホフマンのような大御所を除いては
最も息の長い部類に入る。しかも、その期間中での成績が半端ではない。
大きなスランプも無い。セーブ獲得率も優秀と、常に予算に対して問題を抱えるツインズにとって
チーム力(勝率)を倍加させていたのはこの「ジョー・ネイサン帝国」があったからだと、
誰もが知っていることと思う。

過去記事:トップクローザーのセーブ獲得率一部
http://blogs.yahoo.co.jp/ava20060217/49298519.html

アウトピッチとなる球種も、リベラのカット、ホフマンのチェンジアップ、パペルボンのスプリッター、
K-ロッドのスラーブと並び、「ネイサンのスライダー」というのが幅広く認識されている。

今日A-ロッドに打たれたのは単なる失投だったのか?それとも別の原因があるのか?
想像を張り巡らしてみると、まずコマンド自体が凄く悪かった。テシェイラ、A-ロッドに打たれたのは
どちらもど真ん中の4シーム。TEXの方は当たりが止まっていたこともあり、ミート狙いだったと思われるので
打球がラインドライヴとなった。A-ロッドはボール先行でカウントを奪いに来たボールを待ち構えていた。

カウント的にも配球的(カーブ、スライダーが入らず一時3-0に)にも「打たれるしかなかった」なぁと思いつつ、
ボールの威力も失われていたように見えた。シーズンを通じて稼動してきたというのは言い逃れにしかならないが、とても94MHP出ているボールの威力には見えなかった。スライダーのブレーキも物足りなかった。

さらに深刻化したのは、「失投2発」で済まなかったこと。後続の松井、スウィッシャー、カノーは打ち損じにしか
見えなかった。延長10回、ポサダの当たりはバットが折れて打球はセンター前に。投げ勝ったとは思わない。
折れていなければ外野を越えていたかもしれない。代走ガードナー。

その前の攻撃でツインズがプントにスチールを敢行させないで、
そのままスパンがライト前に運んだものの
一、三塁になった後攻撃が進展しなかったケースとは違い、
ここではスチールの意義はあまり無くプレッシャーを掛けるだけで充分だと思ってみていた。
そのガードナーがスチールし、動揺したのか今度はピックオフで悪送球。
何度も何度も修羅場を潜り抜けてきたのに、
失敗を続けないことがこの投手の最大の強みであったはずなのに。

打席のジーターを敬遠して、ネイサンはマウンドを降りた。代わったホセ・ミハレスが奇跡的に併殺打に
討ち取りこの回を切り抜けたが、恐怖のヤンキース打線。そう堪えきれるものでもなかった。

ゲーム自体は6回から見出したのだが、ツインズの先制点は「これしかない」といえる脚を使ったものだった。
それは8回の攻撃でも同じように、四球で出塁したゴメスはスチールこそ企てなかったが相当なプレッシャーを掛け、ヤンキースのセットアップ、ヒューズを揺さぶった。
ブレンダン・ハリスは波の激しいバッターだが、結果も出たし広角に打ち分けているので
当面は期待出来そう。
プントは自分のキャラクタを充分自覚している。スパンは一昨日にもマリアノから放った
安打の残像を上手く活用した素晴らしいセンター返しだったと思う。

ネイサンで追いつかれても10、11回と立て続けにプレッシャーを掛けた。
11回には判定の怪しい場面が訪れたが(おいおい、態々線審を起用しているんだから)
マウアーが1打席2安打という珍記録で出塁。
スイングに対して臆病になっていたクーベルからもやっと快打が聞かれた。
無茶振りを重ねてゾーンを広げてしまっていたカダイヤーもなんとか喰らいついた。
出来れば3人の内長打が一本欲しかったが贅沢はいうまい。

ヤンキースのリリーフは好調なシーズンだったとはいえないマルテ。
捕手はポサダに代走を出してしまったので、ルーキーのセルベッリがマスクを被っている。
ここでまたもや投手交代、ロバートソン。
ジラルディも勝負を焦っていたというか、これで残っているリリーフはゴーディンたった一人。
いくら打線が強いとはいえ、守りで致命傷になると勝利の保証は無い。
次の攻撃はTEXから。早目にケリをつけたかったんだと思う、当たり前の話だが。

一方でツインズの方も勝負を引き伸ばす余裕はない。ここで点を取らないと
イニングによっては酷く落ち込む自軍の攻撃力と、毎回本塁打の危機を抱えるヤンクス打線とでは
形成不利なのは明らか。この機会にビッグイニングを作るくらいの気迫と戦術が必要だった。

そしてデルモン・ヤングの打席。初球、アウトローに切れ味鋭いスライダーが来る。
空振りしても不思議ではないこのボール、ヤングの動物神経が反応してしまった。悪い方向に。
ここでの初球狙いは悪いとは思わないが、コースが難しすぎた。

続いてはゴメス。解説の和行さん(大好き♪)の話によれば4回の打席で死球を受けたときに
手を傷めたかもしれないとの事。今度も初球、インコースに詰まって打球は一塁TEXからホームへ。

ここでの場面、前の打者(ヤング)が初球を打ったのだから投手としては気分が楽になっているはず。
それに三振も取りたい場面。ただでさえゴメスでは不適格と思われる中、代打で適任者が存在しない。
それでも左のトルバート(既に交代済)かカシーヤでも良かったのでは?と思った。
確かにゴメスの守備は大きなサポートだが、残り1イニングで勝負を賭けるのなら
少しでも確率の高い打者を送っても良かったと思うが、それはガーデンハイヤーの策には
無かった様子。最後の打者、ハリスも3安打目は出なかった。

これでツインズは2連敗。しかも守護神ネイサンが大きな傷を負ってしまった。
心の中がポッカリと空いてしまったような痛い敗戦だったけど、
選手達が諦めずにプレーしているのが清々しい。

それと、ブラックバーンが好投したようにプラン通りに行っている戦いも出来ているので
接戦になれば(ネイサン次第で)終盤を互角に戦える体勢は作れているし、
またヤンクスのブルペン陣も2回ほど引っ張り出してきているので、
球筋を掴むことには成功している。
Oカブレラのバットはお天気次第だが、守備では流石のプレーを連発している。
マウアーのバットは依然、頼りになる存在。

ネイサン、、、大丈夫か?
名誉挽回して欲しいけど、心配
でもやはり、ネイサンあってのツインズと思うので、信じてる

反撃材料は薄いけど、希望は最後まで棄てたくはない


第3戦以降の秘策は、「代打クーベル(苦笑)」
↑これくらいしないとビッグイニングが作れない



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今年のレッドソックス打線は好投手にかかると打てないですね。
そこで気になるデータですが、今季AL・NLそれぞれ「ある」基準で
トップスターター&クローザー達との対戦成績を集計してみたところ、
印象通りの不吉な結果が出てしまいました。

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今季AL・NLの先発上位20名+クローザー5名づつを選び、その打撃成績が上の部分です。

下はそれ以外です。合わせると年間成績となります。

これが何を意味するか?

単純に語れば、トップレベルのスターターと対戦した場合、
投手によって相性の良し悪しはありますが
一般的には数字が落ちることはまぁ想定内でしょう。
上表下についている割合(単位はパーセント)を見ていただくと
打席の比率は1/5ですが、打点の比率は1/10に大きく減少しています。

ここが問題です。

上位打線が打率.235、出塁率.305、OPS.677だと試合平均で約1.92点しか
援護出来ない。

打点よりも本塁打の割合が多いということは、走者を貯めての一発が飛び出していない。

下位打線が例年に比べて弱いのを考えると、これはかなり苦しいデータです。

個人別に見るとジャコビー、ペドロイアの上位陣が極めて悪い数字となっています。
特にジャコビーの場合、これではリードオフとして機能していません。

トップスターター以外での成績は充分なものがありますので、
打線の数字は往々にしてこれらの要素で作られてきた節が見え隠れします。



この表だけを見ていると「どのチームも同じなのではないか」「信憑性に欠ける」
と思われるかもしれません。

ですので、ライバルチームのエンジェルスとヤンキースのデータも同じように出してみました。


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エンジェルスも確かに落ちてはいますが、打率・出塁率・OPSは標準程度の数値を保っています。

打点比率もレッドソックスよりは落ち具合も軽い様子。
試合平均で2.52あります。

さらには、トリ・ハンターのような「一流投手の方が返って成績が良い」
というケースもありますので、
そういった観点からすると今日の決勝アーチもまんざらマグレでもなかったような、
無理矢理こじ付けにも聞こえますが、単なる偶然でしょう(笑)。

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一方、ヤンキースは34本塁打が飛びぬけています。
また、ここでもジーターやA-ロッドのように好投手からよく打っている打者も
いることからデータ上ではポストシーズンでも充分な援護点が奪えることが
証明されています。

OPSもこれは他所のチームの全体平均と似たようなものではないかと思える位、
投手に関係なく打ち込んでいるのが特徴です。

チームによって一流処との対戦数にバラツキが出てくると予測していたのですが、
思ったよりもまとまってましたね。


さて、そのレッドソックスですが、
一戦目を落として次もアウェイのゲームで苦戦が予想される中
第三戦は地元フェンウェイ球場に戻りますので
そこで一気に爆発するか?それとも明日のゲームから巻き返しがあるのか?

見物ですね。

※統計に使った投手について、種明かしはオフになった時点で大々的に
やろうかと思っていますので暫くお待ち下さい。

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延長10回の表、ツインズはネイサンに変えてジェシー・クレインが登場。先頭のカブレラは初球内野ゴロ。打席が重なるごとに淡白な打撃に。次打者代走で交代していたウィルキン・ラミレスに変わって代打大振りハフ。ここでバットを振り回すことなく死球で出塁。6番のレイバーンは三振に取って、これで二死とピンチを脱したかに見えたがそれまで眠っていたインジが痛烈なダブルを放ち、代走のドン・ケリーが一塁から長躯ホームインしてタイガースここで勝ち越し!

そしてツインズ最後の攻撃となってしまうのか?10回裏はこの日バットが湿っていたカダイヤーから。
2-2と粘ったが6球目を叩いた打球はどん詰りのフライ。これをレフトのレイバーンが捕球出来ずに後逸。カダイヤーは一挙に三塁へ(記録は三塁打)!何というツインズ、何というピラニア打線!タイガースは痛恨のミス。続くヤングは内野ゴロに倒れ、ハリスが四球で歩き一死一三塁の場面で迎えるはトルバート。本職はユーティリティで、失礼だが打線の穴。因みにロドニーは90MHP近くのパワーピッチからチェンジアップ主体に切り替えて成功してきたクローザー。併殺が怖い。カウントは0-2、タイガース地区制覇まであと一球。

イメージ 2しかしトルバートは男だった。ロドニーの投じたチェンジアップは最高の落ち方だったが、トルバートが弾き返した打球は狭い二遊間を抜けセンター前に。同点!動転!なおも一三塁で、今度はタイガースが絶体絶命のピンチに。ここで打者プントは左前に浅い飛球を放つ。しかし正面の打球ではない。三塁走者は足の速いアレクシー・カシーヤ。ツインズ勝負に出る。レイバーンの送球はダイレクトにホームへ。左に反れる。カシーヤが内に回り込むヘッドスライディング。間一髪アウト!レイバーンは汚名返上!レイアードもホームで吼える!ゲームはまだまだ終わらない。

このゲームに幕切れは訪れるのだろうか?延長戦が長引くのは両者の緊張感が失点を防いでいるともいえるが、実際は打者の消耗度が尋常ではない。いくらロースターが拡大された時期とはいえ、主力を引っ込める訳にはいかない。特に捕手の披露度は計り知れない。マウアーへの負担が増幅していく中、ツインズに勝利は見えてくるのか?

延長12回表、ツインズは前の回から8人目ボビー・ケッペルがマウンドに。そろそろ投手のコマが心配だ。ブルペンではリリアーノがウォームアップしていると伝えられる。負ければもう明日からゲームは無いので、待機しているデンシングやブラックバーンだって起用できなくは無い。しかし、本当にそこまで起用して優勝出来たとしてもポストシーズンは傷だらけだ。それはタイガースとて同じ条件なのだが、どちかが勝利しても直ぐにNYへ飛ばなければならない。だが、そんなことを考える余裕はもちろんベンチには無い。

イメージ 3ケッペルが迎えた最初のヤマはMカブレラを歩かせた後、ケリーとの勝負だった。先の直接対決で痛恨のミスを犯してしまったルーキー。それでもリーランド監督はベンチに置き続け、この試合でも出番を与えた。そしてケリーが上手い流し打ちでレフト線に運び、一三塁でアウトカウントはまだ一つ。そして次打者レイバーンを敬遠して満塁に。打席には一時決勝打を放ったインジ。
初球、胸元を突くボールはユニフォームを掠めたかのように見えた。判定はボール。インジは当たったとアピール。リーランド監督もベンチを飛び出す。これがHBPならタイガース勝ち越しだが当然判定は覆らず。インジのユニは最初からダボダボ。そして6球目を叩いた打球はセカンド右へのゴロ。中間守備を取っていたプントからボールはホームへ。フォースアウト。走者はMカブレラだった。しかしまだまだピンチは続く。二死後、打者レイアードに対してボール先行のケッペルだったがなんとか3-2まで持ってきて最後の6球目はかなり低く、見逃せばボールだったかもしれない球。相当な緊張感の中での際どいボール。レイアードはスイングに行った。しかし、腰が砕けたような形でバットが空を切る。

イメージ 4その裏のツインズの攻撃。ロドニーは足掛け4イニング目に突入。交代要員が中々だせないリーランド監督。タイガースは先発のポルセロを含めてもまだ5人しか起用していない。ライアン・ペリー、ジェレミー・ボンダーマンなどいるが、四球自滅が怖いのか?
そうしている内に先頭ゴメスが三遊間を破る。コース高さ共に悪くは無いがボールの力が落ちてきているのではないか。ゴメスはチームで唯一人グリーンライトの選手。今日はまだ見せていない脚を使った攻撃をしているのだろうか。しかしカダイヤーは力の無いサードゴロに倒れ一死。ゴメスが二進。この場面でタイガースバッテリーはヤングを敬遠。カシーヤ、トルバート、プントと並ぶ下位打線との勝負に持って行った。ここまでのカシーヤの打率は.198。昨シーズンの活躍でレギュラーを手に仕掛けたが、今季はまったくいいところが無かった。しかし、ロドニーのボールも威力が無く、カシーヤが3球目を叩くと打球は一二塁間を抜けライト前に。マグリオが捕球する間にゴメスは三塁を大きく回っている。

俊足のゴメスとベンチが同期したかのようにホームへと突入。Walk-off!ツインズ逆転のディビジョンクリンチ!4時間37分の死闘はこうして幕を閉じた。


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このゲームは12回を戦って失策はポルセロの牽制悪送球の1度だけで、バックのエラーは一つもなかった。本塁打は4本飛び出したが盗塁は企画すらなかった。併殺もレイアードの1回だけ。


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これだけ緊迫したゲームでつまらないミスを犯さなかった選手達の集中力は素晴らしかった。何度も何度もピンチを防いだディフェンスが素晴らしかった。値千金のホームランが素晴らしかった。リードされても追いつく粘りが素晴らしかった。


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ありがとう、ツインズ。そしてタイガース。野球ファンに対する最高の贈り物を与えられたようなゲームだった。



いよいよMLBプレーオフは明日から開始!


もう一度奇跡を唱えてもいいかな?




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