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私に仏教は必要か・宮沢賢治の仏教を考える
― 仏教の変遷と作品から見る賢治の仏教 考 ― ☆ 私の記事・画像自由に使えます ☆

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東京新聞の記事を参照します。


① 『市民の声 原動力 八千代市長選 ハコモノ行政「ノー」(2013年5月28日 07時12分)



② 『小平市住民投票 不成立 直接参加低調 声聞けず(2013年5月27日 07時03分)


 *関連記事:小平住民投票 「用紙廃棄 許し難い」(2013年5月28日 朝刊)』


avaro75:

八千代市のハコモノとは次のようなものだそうな。

『<八千代市と新川周辺地区都市再生整備計画> 都心から電車で40分余りに位置し、人口19万人のベッドタウン。有権者数は15万人。整備計画は市内中心部を南北に流れる新川沿いの950ヘクタールを対象地域に、道路や公園、図書館、市民ギャラリーなどを整備する大型開発計画。総事業費は71億円。うち20億4000万円を国の交付金で賄うが、残りは市が負担する。』(東京新聞の記事①より)

典型的なコンクリ政治(ハコモノ政治)だろう。
国(政治家・官僚)が飴(20億4000万円の国からの交付金→これ税金。政治家官僚のポケットマネーと違う)を投げ与える。
総事業費は、71億円だから、
  71-20.4=50.6
で、なんと小っちゃな市の住民は、残りの50.6億円を、それほど必要としていないハコモノ建設のために税金として払うのだ。
政治家や官僚と癒着した利権集団が背後で舌なめずりしている構図が頭に浮かぶ。
出来上がったハコモノの多くは、金食い虫(維持費が膨大)で、天下りの温床でもある。
住民や国民の希望や意思とは関わりなく、こういう利権がらみの政治が続いている。

これに不満を持つ住民・国民は沢山いると思われるのだが、そういう住民・国民の思いは表面化しない、あるいは、政治にほとんど反映されない。

八千代市の市長選の結果についてある市民のコメントが東京新聞の同じ記事に載っている。

『選挙結果について、新川沿いを毎朝散歩するというパート男性(67)は「ハコモノを整備するお金があったら、福祉に回してほしい」。市民らはこんな思いで、足元の民主主義に関心をもつこととなり、今回の結果につながった。』

もちろん、ハコモノで儲かっている、あるいは、食いつないでいる利権集団の一員(このなかには、コンクリ業者・資材生産企業家・政治家・官僚などが含まれる)も立派な日本国の国民であり・各地域の住民なのだから、彼らの願い、「お願い!! ハコモノをバンバン計画してぇ〜」っていう熱い思いも一つの民意なのではなりますが。

問題なのは、彼ら利権集団の力が大きく、庶民や一般国民・住民の政治活動が極端に貧弱なことなのです。

オンブに抱っこ、という性向は、利権集団だけでなく、一般国民・住民にも顕著なのです。

八千代市市長選での市民運動の勝利の要因を、東京新聞の記事(①)は次のように書いている。

曽我代表らは二〇一〇年、計画の賛否を問う住民投票条例を直接請求したが、市議会が否決。翌年、秋葉氏も条例案を議員提案したが結論は同じだった。
 市長選となったのは、住民らが前市長の失職を求める解職請求(リコール)運動の準備をする最中だった。今回の勝利に、曽我代表は「住民投票やリコール運動を通じ、市民に問題意識が浸透した結果」と感慨深げだ。
 
 低投票率(41・84%)が組織選挙に有利といわれる中での自公の敗北。保守票が割れたことも要因とみられている。ただ、杉山氏は計画見直しを掲げており、見直し派の得票率は今回六割を超えたことになる。』

東京小平市では上手く機能しなかった市民の政治意識の高まりが、八千代市では起こったということだ。
多くの市民(住民・国民)は、潜在的に、政治の現状への強い不満を持っている。
ただ、その不満を実際の政治活動、市民(住民・国民)が政治活動を行うところまで高まりにくいのが日本的な状況なのだ。

小平市で住民投票が不成立になった理由は、東京新聞の記事(②)では次のようになっている。

投票率は35・17%だった。水口さんは「住民が直接意思を示す住民投票で、成立要件は不適当」と批判。投票率に与えた影響について「道路計画の見直しは必要ないと考える人たちの棄権を誘発したと思う。投票しても成立しないなら無駄だ、という反応もあった」と指摘した。
 住民投票告示後に小林正則市長が行った記者会見で、自ら投票するかどうかを明言しない消極姿勢が投票率を押し下げた可能性にも言及した』(東京新聞の記事②)

同じコンクリものでも、利用価値の曖昧なハコモノと比べ、道路は実用的ではある。

市民(住民・国民)同士でも、当然のことながら意見の違いはある。
あってしかるべきだろう。

世界のほとんどの国民は、いまだに、国という枠の縛られ、国同士の対立という民主主義の大敵に振り回され続けている。

国という枠が無ければ、軍事費という無駄遣いや愛国心という権力用語も存在できないのに。

民主主義は、まだまだ、はるか高根の花である。

80歳の三浦雄一郎さんに習って、真剣に民主主義を研究し、日々、市民・住民・国民は政治活動に関わる必要があるのだろう。

エベレストに登頂した三浦さんは、80歳である。
日々のトレーニングがどれほど過酷であったことだろう。

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