勝手に感想文

映画、本、音楽への「感想文」を気ままにアップします。

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ニキータ・ミハルコフ監督。
これは見事な作品だ。ドストエフスキー的な矛盾に満ちたロシアが見事に描写されている。
ドストエフスキーの饒舌は段々記憶が把握しきれなくなるのだが、この作品は映像で多くの情報を提示してくれる。逆にいうと、こんな矛盾したロシア的混沌を文章で記述したドストエフスキーの粘着ぶりに恐れ入る。
中国では「上に政策あれば、下に対策あり」でしたたかな民衆の実態がある。ロシア人は、権力者のいかさまはよくわかっている。でも民主主義ではまとまらない。結局強力なツァーリを選んでしまう。なんともすさまじい国だ。
おいおい最後に黒澤か?いいぞ!

「ブッシュ」★★★★

「ブッシュ」★★★★

オリバーストーンの「ウォールストリート」にあこがれて金融の仕事についた人は多いようだ。「ブッシュ」はそのような作品ではないが、その表現力に驚く。そっくりさんを並べ、内部抗争も実に巧みに表現されている。たとえばウオルフウィッツ=青白いインテリ右翼ネオコン、軍事利権、石油利権が狙いのラムズフェルト、チェイニーと実務派軍人パウエルとの対立。なかでも面白いのが、選挙参謀カール・ローブ。ライスはおとなしくしているが、あんなものなのかもしれない。
しかし、本当に描くべきはクリントン政権なのかもしれない。サマーズ、ゴア、ルービン、そしてヒラリー。さらにグリーンスパン。戦争屋のブッシュのが描きやすいかもしれないが、「ウォールストリート」を映画化できたのだから。
最後はブッシュも取り巻きも、ナイスガイとして描かれている。反骨でありながらアメリカで受け入れられているオリバーストーンの限界かもしれない。マイケルチミノの失敗に学んだのかもしれない。

「ヨイトマケの唄」

http://www.youtube.com/watch?v=sxHf7xW12xg

女性も泥にまみれて働いた時代が、つい最近まであった。
この歌も、そんな状況があたりまえの時代では、美輪明宏が歌う
こともなかったのだと思う。

支配層は別にして、庶民の間に泥まみれになる人とそうでない人
の格差が現れ、それに性的マイノリティの美輪氏の感性がシンクロした
のではないだろうか。

ロード・ムービーでもあり、イーストウッドらしい矜持も満載。しかも、ぼろぼろ泣ける。
再見して「俺たちに明日はない」の影響を感じた。「俺達に明日はない」もマイベストだが、自分はこの手の映画が好きなのだろう。人のいない街を行く孤独感。触れ合う人との共感と反発。「真夜中のカーボーイ」「パリテキサス」「怒りの葡萄」「カルフォルニアドールズ」「イージーライダー」。邦画は少し色合いが違うが、「幸せの黄色いハンカチ」「飢餓海峡」「砂の器」。自立した現場のリバタリアンとして、FBIのような官僚の保身、ポピュリストの政治家への反発。すばらしき一作。

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