勝手に感想文

映画、本、音楽への「感想文」を気ままにアップします。

超お薦め五つ星

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]

久しぶりに再見。アメリカ国内の風俗描写はさすがに古くかんじられた。それと結婚式のシーンが長すぎる。しかし、ロシアンルーレットに取り付かれ、廃人となり、自らを死に追いやっていく人間ドラマは戦争映画の中でも最高峰。

自由の女神の空撮からスタート、カーリー・サイモンのテーマ曲(アカデミー音楽賞受賞)が流れる。最高の出だし。
髪の毛を逆立て、上昇志向は高いが出身階層は低いだろうメラニーグリフィス。

デイ・トレーダー達は、オリバー・ストーン「ウォール・ストリート」のゲッコーに痺れるらしいが、この映画もおすすめだ。

再見。
ヴィム・ヴェンダース監督は、だんだん訳のわからない作品を作るようになっていった、という印象をもっていた。この作品もライ・クーダーの音楽に負うところが多く、本当はたいした作品ではないのではないか、とさえ思うようになった。ばかなおっさんのいじましい映画だし。ところが再見して、やはり傑作だと再確認した。
ロスアンゼルスの荒廃したような寂しげな遠景。なにかを暗示するかのような様々な意味ありげな映像。場末のさびれた風俗店で、はじめにナスターシャ・キンスキーが振り返るシーンの艶やかさ。マジックミラー越しの会話。しかも、核心の話はそれぞれ後ろを向いて話す。ホテルの窓ガラス越しに母子の再会を見つめる。コミュニケーションはダイレクトには伝わらない。年の差のある夫婦を主人公にしたのも、あえて差を設けるためかもしれない。何かとてもいけないことをしていそうなこの映画の風俗店も、内実は寂しさを紛らわせるためだったりしてギャップがある。

再見。
もう、特異な傑作である。
チャイニーズ・マフィアがイタリアンマフィアを凌ぐ。主人公は東欧系。BRICSを先取りだ。
マイケル・チミノ、ミッキー・ローク、ジョン・ローン、みな最近活躍がないのが寂しい。

桐野夏生著。文春文庫。
短編集、しかもパート2で五つ星に出会うとは思ってもみなかった。
有名作家の作品ながら、ほとんど知られていないと思う。映画化、テレビ化でヒット確実ではないだろうか。
女性の性に依存しない、人生と職業のありかたを模索する作者が女子プロレスというドンピシャリな舞台を探りあてた。
才能と限界に気づくあたりの話の運びがすごい。美貌も才能もある同僚への視線。現在の女性の一人称の視線が集約されている。

しかし、世の中は才能がない奴が、自分の才能のなさに無自覚な方が生き残ったりする。神経質な奴は自爆するが、無神経な奴はその傍らで生き残る。

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]


.
ave**uy
ave**uy
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事