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イギリス南西部コーンウォール地方のセント・アイヴス(St Ives)から、娘夫婦家族と私達、そして友人家族は車2台に分乗して出発。友人家族の車に孫達は乗り、義息の運転する車には娘と私達。グーグルマップではペンザンス方面に向かっている。丘陵地帯、生け垣に囲まれた狭い1車線道路を40分程走り、海岸近くのキャンプ場に車を止めた。そこから荷物を担いで山道を歩き、崖を下ると海岸に着いた。スマホで地図を確認するとプロシアコーブ(Prussia Cove)という海岸らしい。岩場に挟まれた小さな砂浜があり、すでに海水浴客がいる。 砂浜の奥には洞窟があったらしいが今は塞がれている。その近くで荷をといて、娘達や家内、友人家族はさっそく水着に着替えて泳いだ。海水が冷たいので子供達はウェットスーツを着て泳いでいる。私は岩陰でビールを飲みながら入り江の美しい風景を満喫していた。潮の引いた岩場を歩いていると砂地から岩場の上をレールのように2本の轍がある。話を聞けばこのプロシアコーブとい海岸は海賊伝説の地らしい。
18から19世紀、岩場のカートトラックはもともと密輸業者によって使用されていたらしい。フランスなどからイギリス海峡を渡り、密輸した品々を崖上の屋敷に陸揚げする時に使ったようです。その他にも、崖上にある小屋で明かりを点滅させ、イギリス海峡を往来する船に灯台だと思わせて難破させ、積み荷を奪って洞窟に隠していたという海賊行為の伝説の地だそうです。その話を聞いて、塞がれた洞窟跡や岩場に残ったカートトラック跡の2本の轍はわたしの海賊伝説のイメージを著しく刺激しまくりました。 漆黒の闇の波間に灯台らしき明かりが点滅し、それを目印に航海しているといきなり座礁して海に投げ出される。そこへ海賊共が小舟を漕いで来て、積み荷を奪って去っていく。夜の海岸では奪った積み荷をカートトラックに積み込んで、岩場を転がしながら、崖上の隠れ家へ運び込んでいくのです。
ポルダーク(POLDARK)という英国の有名な歴史時代テレビドラマシリーズがあります。コーンウォール地方を舞台にしたドラマで、プロシアコーブ(Prussia Cove)も登場するそうです。残念ながら英語版のDVDしか無いのですが、つい買ってしまいました。はたしてプロシアコーブ(Prussia Cove)の海岸やあの2本の轍が登場するのか…想像するだけで楽しくなります。 |
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