□■ピアニスト ラプソディー■□

たくさんのやさしさ、おなじくらいたくさんのしなやかさ、そのまえにたしかなつよさ。

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久々の記事。ちょっとまじめに書いてみましょう。

その反動できっと次記事でアホが炸裂するでしょうけれど。


。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。゜+゜。。+゜゜






アノ絵が、アノ写真が、アノ人が、

わたしのコノ心にくっきり痕跡を残してる。だからもういちど触れたい。

って、わかるのは、

ずっと後になってから、なのだ。


美術館の順路の最後の、ポストカード販売場所なんかじゃ、

まだ、自分の心に、どれが触れたか、わかってないのだ。(それでよくハズレを引いて帰ったりする)



とあるものごとが、ひどく心の琴線に触れていたんだ、と気づくのは、時間が経過してから。

数日後、消えないイメージに苛まれて知るのだ・少なくとも私の場合は。



だから、いつも思う。

一 年 に 数 度 、 数 百 枚 の 絵 を見るよりも。



一 日 に 数 枚 の 絵 を 毎 日 見られる そんな美術館が在ればいいのに。って。



一度に数百枚の絵を見たとして、(たいがいの場合、美術鑑賞とはそういうものであるが)、

数日後、もういちど!と気づいてもーーーーーーーー

さっとその絵に立ち戻ることは難しく、渇望ばかり残るからである。

一日に数枚の絵、ならば。

一昨日に見た中にあったワ!とかいうように、すぐに逢いに行けるものを。



まぁ、私が、美術館が苦手な理由は、そういうことだけではなくて、

絵、特に塗り込められた油絵を見た夜に、毎回、夢でうなされるからであるが。




つまるところ、わたしは、絵や、写真の力って、スゴイと思っているのだろう。





先日、デンマークの画家ハンマースフォイの番組が、

再放送されていて、小躍りして、かぶりついて観た。

いつかリアルで観にいきたい絵画作家のひとりである。

ひどく心を惹かれた作品があるのである。

再放送でソレを見たときの、なんともいえない幸福感。

充足感と云うべきか?あれはーーー不思議な感情だ。誰か解説してほしい。








******


同じく、ある理由から、写真も苦手な私なのだがーー

しかし、ロベール・ドアノーの展覧会には、行きたいと思っていたのである。。

時間が取れず、行きなれた美術館なのに、見逃してしまった(;_;)



パリの街角には、あちこちに彼の作品を使用したポスターなどがあるらしいので、

お名前知らなくても、作品は知ってる、という御方もいると思う。

もっとも有名な作品は、たぶん、「市庁舎前のキス」


イメージ 1





・・モノクロームに閉じ込められたゆえの雄弁さ、感じませんか?

行きたかったなぁ、ロベール・ドアノー写真展・・。


うう、欲しい。けれど、お高いのである。

我が家の、約2か月分のお米代に匹敵する(しまった、喩えるものを間違えた。汗)

買えそうにもない。はは。











さて、モノクロームの世界というのもまた、

そこに秘められた美や、ストーリーの続きをひしひしと感じさせる魔力のある、

とても、「つよい」ものであると思う。


白黒、が、つよい、のでは、にゃい。

そうじゃなくて、


色鮮やかなはずの、表情やドラマに溢れたはずの、ものごとが、

モノクロームの世界に閉じ込められたときの、 雄 弁 さ に、わたしは瞠目するのである。





日本の女優のなかで、モノクロームが似合う、とわたしが思う一人が、

宮沢りえ女史である。



かつて、(遠い昔というべきか)彼女がヌード写真集を出したとき、



わたしはまだ高校生でーーー


クラス担任の先生(男性)が、自費でそのヌード写真集を購入し、

「これは芸術やぞ!!!」と、なんと教壇に立ちながらそれを高く掲げて、

希望者に貸し出すぞーこれは見ておけ!と言ってくれた。(けっこう仰天のエピソードでしょ?)




もとよりヌード写真集など見るのは初めての女学生ばかりである。

それと名の付くものを抱えるだけで落ち着きをなくすような妙齢でもある。

しかしそんな瑣末なことを凌駕して、

彼女のヌードは圧倒的に美しく、

ページを開くたびに、みな言葉が無かったのであった。。

懐かしい思い出である。あの時に観たことにも意義があったと思う。


余談だが、この先生には3年間担任を持っていただき、

わたしの芸術進学とハイレベル学習の両立を、あらゆる面で支えてくださった。


ある演奏会では赤いバラの花束を何十本も(豪奢だった!)贈ってくださった。

帰り道、花束を預かった母が、「道行く人々が振り返った」というほどの花束だった。

心に風邪をひかれて、母校の教壇からは退いたらしく、母校訪問しても逢えないのだが、

かの先生の教える古文も、またとても美しかったと、今にして気づく。大好きだった。

   (もう戻らないものの尊さと美しさに気づくのも、やっぱり、あとになってからなのだ。)












だけども、そのエピソードがあるから、

現在も、彼女を特別な女優と見なしている、わけではないと思う。

  (ちょっとは、あるかもしれないが)

誰しも知る、辛い恋愛のことも、あるかもしれない。

  (かつて彼女が婚約を交わした某氏に、かつての輝きが皆無である。感慨深し。)


婚約発表のときも、婚約破棄のひとりでの会見のときも、きれいだったけれど、

最近の女史は、そのどちらとも違い、きれいだと思う。





それこそ、わたしは、言葉で、うまく書けないのだけれど、

彼女が、ふと、スクリーンの中で佇んだり、振り向いた記者会見のショットだったりする、

そのごく普通のシーンが、わたしの心をとらえるのである。


間違いなく、マイ・フェイバリットとは、こういうことをいうのだろう。



「つよいモノトーンの世界」で、観たとしても、

なんら遜色なく、やはり輝くだろうと思う女優なのである。

それって、顔の造形や、経歴ではない、なにかなのだと、

彼女を見ていて、思わされるのである。。。


イメージ 2


ハワイにて出産準備に入られるとか。元気な赤ちゃんを産んでほしいものだ。



・・美人薄幸で輝かれるのでは困る(^^)

新しいご家族を得て、さらに、幸せになっていただきたいと切に願う。

ハイビジョンだとかブルーレイだとか云ふ時代に、

モノトーンでも観てみたいと思う、稀有な、つよさを持つ、女優さんだと思う。















以上、最近わたしを通過するとき、心に痕跡を残した出来事でした♪











                                          らぷそでぃ

閉じる コメント(26)

宮沢りえさんは、本当に綺麗ですね

年を重ねていくたび綺麗になる人かも〜

私もそうなりたいです

2009/3/10(火) 午後 9:03 sam**mil*s_d*vis

あなたはお米代で喩えたけども僕は酒代で物の価値を推し量ってます。
原料、同じく米ですしね。。僕には、その喩えがよくわかります。

2009/3/11(水) 午後 4:55 beard69papa

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私も、たまに美術館に行きますが、やっぱり、行くたびに、毎日、見ていたいなあと思います。絵葉書サイズのものを何枚か買うんですが、いつも迷うし、決められないですよね。
宮沢りえさん・・お若い時から今に至るまで、その時々で、魅力的ですよね。今度、母となった彼女は、どんな輝きを見せるんでしょうね、楽しみです。。

2009/3/13(金) 午前 8:34 angela

ふむ!! 素敵な写真です!! 傑作!! ↑激しく同意!! 迷って迷って・・・結局,あれ!? どうしてこれを選んでしまったんだろう・・・と思ったりします.高くてもカタログを買ってしまう方が後悔がないかも.メトロポリタンではさすがにカタログを買いました.

初見,ロバート・キャパの写真かと思ってしまいました.

2009/3/14(土) 午後 2:01 ぺこ

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自分の住んでいるところに、「お気に入り」の美術館があったらなあと思います。少しずつ、心が受け止められるペースでみていきたいですよね、以前修学旅行で行った「大原美術館」は、すばらしい作品が沢山あって、好きなところでしたが、半日で美術館を駆け巡るもので、残念でした。ゆっくり、何度も足を運んで行きたいと、わたしもおもいます。

2009/3/15(日) 午後 0:05 run**npiano**le

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かずくん、
お米・・わたしは5キロ2千円チョットのを買ってます〜お米で節約しようかと思ったときもあるけれど、くまさんあまり呑まない人だから、。お米はいいのを供してやろうかと(笑)−−−っていうほどいいお米のわけではないのですけれど。
そして、はいー、わたくし、年下でございますともー!アラフォーって35〜45でしたっけ、あともうすこしでそのエリアに入りますなぁ。でもブログですから、年齢は関係あるようで、無いのだ。ハハハハ。

2009/3/15(日) 午後 4:11 らぷそでぃ▼*^▽^*▼

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きてれっちゃん、
彼女は一時、ガリガリに痩せてしまったこともありーー拒食症の噂もありましたねぇ、あんなにもふくよかだったのに、と、痛ましかったものです。いまも細いけれどーーーきてれっちゃんが仰るように。彼女は、「後者」なのでしょうね。いま輝いてますものね。
また新しい人生の門出ですし、さらに輝いて見えるのでしょう。ただ個人的には、子供を宿しながらの舞台は大層根性が必要であったろうと感嘆しますしびっくりします・・・。。。

きてれつ閣下のまわりはビジンぞろいですか〜ははは〜閣下が絶世のおっとこまえですものね!・・え?

2009/3/15(日) 午後 4:14 らぷそでぃ▼*^▽^*▼

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サミーちゃま、
わたしも、ほんと、ああなりたいーって思います。その前にダイエットしなくちゃだったりして(自滅)
たとえば、白黒にしたりなんかしたらーー最近結婚した某エリカさまなんかはダメだろうなって思うんですよね。(彼女、あと15年先もビジンかどうか・・って思う・・)
ともかく。素敵な人を目指して、我々もがんばりましょう♪

2009/3/15(日) 午後 4:16 らぷそでぃ▼*^▽^*▼

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chihiroさま、
ありがとうございます。この喩え、急にナイスに思えてきました。我ながら節操のない(苦笑)−−−しかし、がらにも無くこういう記事を書くときくらい、もちょとばかし、粋なたとえをしたいものです。たとえば、「○年熟成モノの超超高級プーアール茶、お茶一杯分の茶葉」(←!)とか。「鷹が高山を飛び越えるエネルギーのごとき量」とか。質量のイメージを与えるようで逆にはぐらかしてしまう、そんな喩えもまた良いような。
ま、でも。やはり、お米つぶで喩えましょうか。いつか魚沼コシヒカリで喩える日を目指します、はい

2009/3/15(日) 午後 4:21 らぷそでぃ▼*^▽^*▼

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アンジェラさま、コメントありがとうございます。
美術館にの〜んびり、、、いいものですよね。わたしは、気の合う友達と、、というのもいいけれど、独りも好きです。
そして、いっつも、ポストカード売場で悩むんです!!!−−結局、数日後に、あるひとつの絵画が脳裏から離れないことに気付いても、手元にあるのは違うポストカード。ははは、そんな感じでよくハズします。
ところで、宮沢りえさん、−−もうおなかが随分と大きいようで、びっくりです。よくぞ舞台を勤め上げたものですねぇ・・。
これからも、輝いていて欲しいですね。いつか格式高い作品の主演を演じるのを観たいです。

2009/3/15(日) 午後 4:24 らぷそでぃ▼*^▽^*▼

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ペコさま〜〜
そうなんですよ!あの、「順路」の最後の、妙に閉塞感に溢れる、みやげ物コーナー!(笑)、、画集が買えたらいいですねー(けっこうしますよね!)で、ポストカード、と思うのですが・・・
わかんなくなるんですよね。自分が惹かれたものがなんであったか。困ったものです・・。
ところで、これ、いい写真ですよね〜ものすごくストーリーに溢れて。わたし、こういう、「つづきのあるもの」が好きです!!真っ青な空の写真より、ちょっと霞む日の飛行機雲を撮り損ねたもののほうに惹かれる、アレと同じだと思います。
ロバート・キャパさんのは、あまり観ていないのかも。いますぐに、お気に入りのイメージが出てきません。でももちろん、素晴らしいアーチストですよね(^^)

2009/3/15(日) 午後 4:34 らぷそでぃ▼*^▽^*▼

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るんるんちゃま、
やはり、そう思います??一度にドバッと観る・観られるのは、決してラッキーなことではないのよねぇ。−−それに、看板作品が自分のお気に入りになるとも限らない・・。
だけど、それでも、時間の能率とか、帰り時間の短縮とか、いろいろ考えちゃったりする私も、居ます。だめだなーーー。。

美術作品をはじめアートに触れにいくとき、鑑賞している間だけではなくて、その前後から、もう、なにかが始まっているのでしょう。次はそういうこと感じて見たいな。そして、精神的に自由な風来坊になれるかな。・・むずかしいかな(笑)

2009/3/15(日) 午後 4:38 らぷそでぃ▼*^▽^*▼

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絶世のおっとこまえですものね
↑いえいえ、、絶世の「ひょっとこ前」ざんす。。
あ〜コリャコリャ・・ ^m^

2009/3/15(日) 午後 4:57 きてれつ!

ロベール・ドアノー。私も好きです。
モノクロって、カラーにはない「艶」がありますよね〜。
色が限られているからこそ、できる「表現」が、そこにある
ような気がします。

2009/3/15(日) 午後 11:09 [ らっきょ ]

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はじめまして。
ドアノー大好きです。息吹やニオイまで感じられると思ってます。
大きな写真集。私もほんとに悩んで。。。
でも、お家で好きな時に好きなだけパリを感じられるのは安いのかも
と思っちゃいました(買えなかったけど・・)

2009/3/18(水) 午後 0:13 takara

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きてれっちゃん、

さすがのわたしも(爆)かぶとを脱ぎます。
ひょっとこまえ、とは!!!
・・・。
(たぶん、それはそれで、稀有なのでは・・と思いつつ。)

2009/3/20(金) 午前 2:02 らぷそでぃ▼*^▽^*▼

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らっきょちゃま、
お、やはりご存じでいらっしゃいましたね。らっきょちゃまの好きな画家さんにも、その「艶」がありますね。(つや、と読むより、えん、と詠みたいですなぁ)

たぶん、カラフルなものにも、既にその「えん」は潜んでいるのよね。ただ情報が多すぎるのか、隠れちゃうーーーわたしはそんな風に感じています。モノクロになって出てくる艶、ではなくて、もとより内包されていた艶・・。。まさに、限られた中での表現、仰るとおりです。


ふと、派生して考えます。わたしたち、いろんな枠のなかで、限られたなかで、暮らしてるわけですがーー
その、「限られた」世界こそが、力を生むのかもしれないですね。

2009/3/20(金) 午前 2:04 らぷそでぃ▼*^▽^*▼

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TAKARAさま、
はじめまして!ご訪問とコメント、ありがとうございます!

息吹やにおい・・そうですね。写真って不思議です。この四角い枠に切り取る写真家さんの腕は、まさに魔法です。

わたしは、まだ、パリに行ったことがないのですが、
ドアノーさまのお写真からにじみ出る、あれらのうちのひとつが、パリの薫りなのでしょうか。ああ、実感してみたいです・・。
写真集、仰るとおり、オヤスイかもしれません(汗)うー、春のお洋服一枚ガマンすれば買える額でもあります。うー、もういちど迷ってみましょうか・・・。

2009/3/20(金) 午前 2:07 らぷそでぃ▼*^▽^*▼

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こんにちは。宮沢りえは元のきれいな女優さんに戻って本当に良かったです。「愛情がなくなりました」というとっても冷たい表現をした元彼と別れてからの激やせには胸が痛みました。でも、「たそがれ清兵衛」で見事に復活したときはとても嬉しかったです。「サンタフェ」は見た事ありませんけど、ホンモノの女優さんにはこれからもホンモノのしごとをしてもらいたいです。

2009/4/5(日) 午前 7:52 yappo

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yappoさま、
コメントありがとうございます!宮沢りえさん、一時日本も離れて(でも劇ヤセの写真を撮られたりして)本当に、気の毒でなりませんでした。婚約解消の会見の様子、覚えています。しれっと(いうふうに見えた)男性の側に、皆、ひきましたよね・・。
たそがれ精兵衛もそうですし、お茶のCMでも、彼女独特の美しさがたしかにありますね。−−しばしの休養とご家族との触れ合いを経て、またさらに輝いてもらいたいものです、ね!

2009/4/5(日) 午後 10:29 らぷそでぃ▼*^▽^*▼


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