持病の薬は2種で2錠
毎夜、お口に放り込む。
儀式にもならない どうってことない
作業と化して 所要は数秒
だけど昨夜に限っては
薄い銀紙を破りながら
昨日 服用してから もう、、一日・・経った と
やりきれなさに 深く陥る。
進んで ゆ く まいにち
進んで ゆ かない じぶん
一日。
貴重なはずの一日。
夜に その中身を疑う。
好くはないと わかっているけど
目に見えて片付かないものに 充足感を覚えるのは難しい
忙しいなぁと思う
そのくせ逃げてるなぁとも思う
カレンダーの四角い枠を
となりへ 数センチ移動する
線の越えかた
日々の数え方
持病の薬を含みながら
そこを数えるのは よそう
もっと幸せな挨拶があるじゃないかと思うから
今日へ おやすみなさい
明日へ おはよう
今日の出来事を すべて門内に招き入れ
明日逢う物事へ 扉をあけてゆく
持病の薬も ね
ホラ 見方によっては
ラムネみたいでしょ
幼いころは
こんなこと考える 夜 を
知らなかったな
日々の数え方
ああ そうか
「あしたは ○○ちゃんと あそぶやくそく してん!」
あのころの日々の数え方は そうだった
そうなんだろうな
それなんだろうな
そこなんだろうな
らぷそでぃ
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