切った爪が飛んだよな 月に問う
磨かれてるのかな
擦り減ったのかな わたし。
浅い仰角で暮れる 月
弱ったときに やさしいけれど
答えもくれずに 去ってゆく。
・・お月様が好きです。三日月も嫌いじゃない。さっさと去るところがいい。
らぷそでぃ
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やりきれなかったとて
なんのかたちもない
理不尽でたまらぬとて
なんのかたちもない
寒空を見上げたらわかる
いずれ雲のように散っていくんだ
立ち止まり悲しがって
かたちなど つくるな
わたしの外に有ればよい
それらすべて
なんのかたちもない。
かたちあるものがきたとき
私の中を空けておきたいんだ
わたしはわたしのかたちを
そういうもので つくりたいんだ
らぷそでぃ
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あなたも なにかを探す人
だから ともだちになった たぶん
なになのか なぜなのか
知らせるわけじゃない
ただ なんとなく伝わる
傾斜してる こころ
まっすぐこの場に立てなくて
どこか 傾斜してる こころ
なにかを探す 探す そのとき
時間だけ重ねあえたら
別のこと してていい
あなたは
ともだち
らぷそでぃ
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わたしだって。 と 思うんだよ
ライオンハート
恋愛ごとじゃないんだよ
ライオンハート
生き物の 夢 なんだよ
持ってないよ 見つからないよ
にんげんだから?
小鳥にも ライオンハート
どんな生き物にも ライオンハート
まだ見ぬ誰かの ライオンハート
わたしだって、 と 探してみても
これかな、あれかな
散らかるばかり
らぷそでぃ
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今日は よく「猫」を見る日だった
車道を渡るその癖よくないよ
窓を開けて注意したくなった
今日は よく「杖」を見る日だった
僅かな階段を背を曲げて登る
点滅する交叉点を必死で渡る
人は人に逢うべきだ、と突然思った
今日の私はある人に逢いに出かけた
調味料を切らしただけの買い物じゃ猫にも杖にも逢えなかった
人は人に逢いながら目に映すものを変えてゆく
花を惜しみ見上げれば
若葉が見えるのと一緒
人に逢いに行くと
見えなかった風景が見えるようだ。
人は人に逢うべきで、
しかもそれは仲間でなくたっていいらしい。
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