□■ピアニスト ラプソディー■□

たくさんのやさしさ、おなじくらいたくさんのしなやかさ、そのまえにたしかなつよさ。

私。音の葉も言の葉も

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ | 次のページ ]

イメージ 1 
さっき、最寄りのスーパーでお買いもの。。
 
いきなり脱線するけど 
 
 
 
 
 
 
 
今日は冷凍食品半額でそれと白ネギと三つ葉が激安でお刺身も半額それからあたしは牛乳を買い忘れて(爆)
 
 
コホン・・・。。失礼・・。
 
本線に戻ります・・・。
 
 
 
 
 
レジを通してもらいながら、「気持ちのよい店員さんだなぁ」と思ったんです。
 
 
荷物詰め台に移ってエコバックを開けるとき
 
背後で交わされた会話がなにげなく耳に入って。
 
その感じのよいレジ打ちの店員さんが「今日はおタバコ、どうされますか^^」
 
 
 
 
 
ん?ん??
 
あんまりスーパーのレジで耳にしないセリフでしょ?? 
 
ひょいと振り向けば、
 
私の次に並んでいた土木作業着のおじちゃんが、
 
お弁当をレジに通してもらっているところで。
 
 
 
 
 
きっと毎日、このスーパーでお弁当買ってるんでしょうね。
 
きっとたびたび、タバコもいっしょに買うんでしょうね。
 
きっと、この店員さん、それ、覚えていて、
 
で、「今日はオタバコは要らないのですか??^^」ってお尋ねしたんでしょうね。
 
 
 
 
 
・・覚えてるんだ!・・・大きい大きいスーパーなのに!!
 
 
 
 
 
おじちゃんは、「・・ぉお!そうやな!もらうわ」とお返事。
 
そして、「ぉーー!!」と言いながらアゴをなでています^^
 
店員さん「同じのでよろしいですか?」
 
おじちゃん「そやな〜、変えてみよかな。○○(聞き取れなかった)ちょうだい!」
 
 
 
 
 
そんな、リズミカルな会話が、
 
お客と店員で、お弁当ひとつ処理するだけのはずの二人の間で
 
生まれていたのでした。
 
いい空気でした。
 
ふたりともにこにこだし。
 
 
 
私が駐車場で車を出すとき、
 
そのおじちゃん、
 
ここ数日工事をしている道路わきで、さっそくタバコをふかしていました。
 
 
 
 
 
 
 
なんだかわたし・・・、
 
 
レジの店員さん、、あのおばさま店員を、
 
讃えたくなりました。
 
 
すばらしい!
 
 
そりゃさ、穿った見方をすれば、レジ担当はタバコ売り上げ利益、歩合制かもょ。
 
だけど、レジ打ちのアルバイトした記憶から言うと、
 
よほどハッキリとおぼえていない限り、
 
あんなにこやかな「今日はどうされますか?」なんて言えない。言えないよ。
 
お昼休憩の相棒がタバコって知って、しかも言えるあのレジ店員さんすごいな。
 
 
 
 
 
人と人の間の感情、とくに優しさって、
 
や+さ+し+さ=行方不明
 
になることもおおいけど、
 
なにげない一瞬のふれあいに、、そう、そこにある!!!
 
それならば行方不明も怖くない。
 
 


 
 
 
 
 
それから。
 
ここからが本題です。
 
なんで、あたしたち演奏家は
 
いつも自分を聴いてくださるあの方、あの方、あの方に、
 
「今日はショパンはどうされますか」って、
 
言ったことないんだろう?言わないんだろう?言えないんだろう・・?
 
 
 
「ベートーベン、もらいたいなぁ。ある?」って尋ねられたことないんだろう?
 
 
 
 
 
そりゃ、スーパーのお弁当やレジ横のタバコとは違うよ。
 
音楽はゲージュツは演奏家は特別天然記念物扱いが必要ッ
 
・・・なんて言うつもりはないけど、、、実際のところ、
 
心をこめて演奏をお届けするために必要なプロセスは膨大甚大で、
 
だから、演奏はやっぱりそんな、簡単なものとちがうよ。。。
 
 
 
 商品陳列台には並べられない。
 
だから、「今日はブラームスの三番もありますよ、いかがですか?」
 
なんて、言えない。
 
 
 
「カンパネラ、ないの?!」っていわれたら、
 
 
「お取り寄せになりますので、3か月ほどお待ちくださいますか?」
 
「いま仕込んだところです、フナずしのように、時間がかかるものですから♪」って、
 
 
笑顔でこたえなくちゃならない。
 
 
 
 
 


 
 
でもさ。
 
あんなふうに。
 
 
言えたらいいな。
 
楽しいだろうな。
 
 
いつも聴いてくださる方々に。
 
 
「今日は活きのいいシューマンがはいっていますよ、いかが!?」
 
とか
 
「前回のモーツァルト、お気に召しましたか、それはよかった。
 
  で、今日は、いかがされますか?」
 
 
 
 
とかさ。
 
 
 
 
 
「今日はショパンはどうされますか?」
 
 
 
 
ふふふふ。
 
 
 
「こんにちは。いつものモーニングちょうだい」
 
「はい。トーストにはジャムでコーヒーはミルクなしでしたね♪」
 
 
ふふふふ。
 
そんな会話。
 
 
 
 
言えたらいいな。
 
楽しいだろうな。
 
そ〜んなふうな、音楽家に、すこし、なれたら、いいな。
 
 
 
なれたら、
 
あたしは、
 
 
きっと覚えてみせるんだ。
 
いつも聴いてくださる方々のお好みを。
 
 
 
あのお方にはジャムつきショパントースト、
 
このお方にはタバコつきシューベルトお弁当、
 
 
▼* ̄(ェ) ̄*▼~~・・・そんなふうに。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                                              らぷそでぃ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

夜のひつじ雲

満月は 夏のそれより強かった
 
夜のひつじ雲を 数え切れないほど照らしてた
 
おつきさまってば ひつじの背中を波乗りしてた・・^^
 
・・秋が来てるんだな。
 
 
 
蚊の去ったお庭をお掃除すると
 
南天の折れた枝 気の早い松葉
 
それら落ち葉に交じって セミの羽が一枚
 
一瞬ためらうも 箒でちりとりに掃きこむ
 
・・・秋ってこうなんだな。
 
 
 
 
朝顔の咲いた跡はふくらめど
 
緑だった茎が乾き出す
 
サンダルの足元がスースーして
 
ふと気付く ツバメがいない
 
 
 
トカゲ君に話しかけてみた
 
「季節ってサヨナラもコンチハもないねぇ」
 
そしたら今日のトカゲ君は
 
あたしより鈍い動きで返事した(変温動物は大変じゃのう)
 
なんとなく感じた
 
彼らは あたしよりも夏の背中が見えるんだろうな
 
 
 
 
 
身にまとうストール一枚
 
履きかえるサンダル一足
 
満月が照らすひつじ雲一隊
 
Tシャツでくしゃみする らぷ子一匹
 
 
置き去られた セミの羽のかけら
 
風がひんやりなでてゆく 乾かない洗濯もの
 
 
 
 
まちわびていたくせに
 
こころがわりを咎めたいような
 
 
 
世界は秋
 
いつのまに秋
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


涼しいですね!!!!よかtった〜〜
 
 
とかいいつつ、いやーん、とも思う〜〜〜
 
お気に入りだからって大事に大事に着てた夏のお洋服〜〜〜
 
もっと着ておけばよかったーー(爆)
 
サンダルももう少し履きたいねん。。。といいつつ今年はモカ色のロングブーツを買おうとか思(逃)
 
 
 
 
 
 
 
昨夜の奈良の空は雲だらけ
 
到底お月さまを愛でるには似つかわしくない空、のようでいて
 
夜のひつじ雲を見ることが出来ました。
 
おつきさまパワフルでした。秋風と一緒に、よいしょよいしょとひつじたちをサバいてましたよ。
 
秋だからって何かが寂しくなるわけでも衰えるわけでもないのです。
 
エイエイオー!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                            らぷそでぃ
 
 
 
 
久々の記事。ちょっとまじめに書いてみましょう。

その反動できっと次記事でアホが炸裂するでしょうけれど。


。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。+゜゜。。゜+゜。。+゜゜






アノ絵が、アノ写真が、アノ人が、

わたしのコノ心にくっきり痕跡を残してる。だからもういちど触れたい。

って、わかるのは、

ずっと後になってから、なのだ。


美術館の順路の最後の、ポストカード販売場所なんかじゃ、

まだ、自分の心に、どれが触れたか、わかってないのだ。(それでよくハズレを引いて帰ったりする)



とあるものごとが、ひどく心の琴線に触れていたんだ、と気づくのは、時間が経過してから。

数日後、消えないイメージに苛まれて知るのだ・少なくとも私の場合は。



だから、いつも思う。

一 年 に 数 度 、 数 百 枚 の 絵 を見るよりも。



一 日 に 数 枚 の 絵 を 毎 日 見られる そんな美術館が在ればいいのに。って。



一度に数百枚の絵を見たとして、(たいがいの場合、美術鑑賞とはそういうものであるが)、

数日後、もういちど!と気づいてもーーーーーーーー

さっとその絵に立ち戻ることは難しく、渇望ばかり残るからである。

一日に数枚の絵、ならば。

一昨日に見た中にあったワ!とかいうように、すぐに逢いに行けるものを。



まぁ、私が、美術館が苦手な理由は、そういうことだけではなくて、

絵、特に塗り込められた油絵を見た夜に、毎回、夢でうなされるからであるが。




つまるところ、わたしは、絵や、写真の力って、スゴイと思っているのだろう。





先日、デンマークの画家ハンマースフォイの番組が、

再放送されていて、小躍りして、かぶりついて観た。

いつかリアルで観にいきたい絵画作家のひとりである。

ひどく心を惹かれた作品があるのである。

再放送でソレを見たときの、なんともいえない幸福感。

充足感と云うべきか?あれはーーー不思議な感情だ。誰か解説してほしい。








******


同じく、ある理由から、写真も苦手な私なのだがーー

しかし、ロベール・ドアノーの展覧会には、行きたいと思っていたのである。。

時間が取れず、行きなれた美術館なのに、見逃してしまった(;_;)



パリの街角には、あちこちに彼の作品を使用したポスターなどがあるらしいので、

お名前知らなくても、作品は知ってる、という御方もいると思う。

もっとも有名な作品は、たぶん、「市庁舎前のキス」


イメージ 1





・・モノクロームに閉じ込められたゆえの雄弁さ、感じませんか?

行きたかったなぁ、ロベール・ドアノー写真展・・。


うう、欲しい。けれど、お高いのである。

我が家の、約2か月分のお米代に匹敵する(しまった、喩えるものを間違えた。汗)

買えそうにもない。はは。











さて、モノクロームの世界というのもまた、

そこに秘められた美や、ストーリーの続きをひしひしと感じさせる魔力のある、

とても、「つよい」ものであると思う。


白黒、が、つよい、のでは、にゃい。

そうじゃなくて、


色鮮やかなはずの、表情やドラマに溢れたはずの、ものごとが、

モノクロームの世界に閉じ込められたときの、 雄 弁 さ に、わたしは瞠目するのである。





日本の女優のなかで、モノクロームが似合う、とわたしが思う一人が、

宮沢りえ女史である。



かつて、(遠い昔というべきか)彼女がヌード写真集を出したとき、



わたしはまだ高校生でーーー


クラス担任の先生(男性)が、自費でそのヌード写真集を購入し、

「これは芸術やぞ!!!」と、なんと教壇に立ちながらそれを高く掲げて、

希望者に貸し出すぞーこれは見ておけ!と言ってくれた。(けっこう仰天のエピソードでしょ?)




もとよりヌード写真集など見るのは初めての女学生ばかりである。

それと名の付くものを抱えるだけで落ち着きをなくすような妙齢でもある。

しかしそんな瑣末なことを凌駕して、

彼女のヌードは圧倒的に美しく、

ページを開くたびに、みな言葉が無かったのであった。。

懐かしい思い出である。あの時に観たことにも意義があったと思う。


余談だが、この先生には3年間担任を持っていただき、

わたしの芸術進学とハイレベル学習の両立を、あらゆる面で支えてくださった。


ある演奏会では赤いバラの花束を何十本も(豪奢だった!)贈ってくださった。

帰り道、花束を預かった母が、「道行く人々が振り返った」というほどの花束だった。

心に風邪をひかれて、母校の教壇からは退いたらしく、母校訪問しても逢えないのだが、

かの先生の教える古文も、またとても美しかったと、今にして気づく。大好きだった。

   (もう戻らないものの尊さと美しさに気づくのも、やっぱり、あとになってからなのだ。)












だけども、そのエピソードがあるから、

現在も、彼女を特別な女優と見なしている、わけではないと思う。

  (ちょっとは、あるかもしれないが)

誰しも知る、辛い恋愛のことも、あるかもしれない。

  (かつて彼女が婚約を交わした某氏に、かつての輝きが皆無である。感慨深し。)


婚約発表のときも、婚約破棄のひとりでの会見のときも、きれいだったけれど、

最近の女史は、そのどちらとも違い、きれいだと思う。





それこそ、わたしは、言葉で、うまく書けないのだけれど、

彼女が、ふと、スクリーンの中で佇んだり、振り向いた記者会見のショットだったりする、

そのごく普通のシーンが、わたしの心をとらえるのである。


間違いなく、マイ・フェイバリットとは、こういうことをいうのだろう。



「つよいモノトーンの世界」で、観たとしても、

なんら遜色なく、やはり輝くだろうと思う女優なのである。

それって、顔の造形や、経歴ではない、なにかなのだと、

彼女を見ていて、思わされるのである。。。


イメージ 2


ハワイにて出産準備に入られるとか。元気な赤ちゃんを産んでほしいものだ。



・・美人薄幸で輝かれるのでは困る(^^)

新しいご家族を得て、さらに、幸せになっていただきたいと切に願う。

ハイビジョンだとかブルーレイだとか云ふ時代に、

モノトーンでも観てみたいと思う、稀有な、つよさを持つ、女優さんだと思う。















以上、最近わたしを通過するとき、心に痕跡を残した出来事でした♪











                                          らぷそでぃ
       「父のキャベツ畑から」

       第1組曲 畑に立つ父 / 第2組曲 育ちしものは

       第3組曲 時はキャベツなり / 第4組曲(終曲)半玉になりても


******************







◆第一組曲  

畑に立つ父


  実家の父は、畑をしていて、収穫をたびたび分けてもらいます。

  いまのシーズンですと、キャベツ、白菜、おネギ、大根などなど(*^−^*)

  新鮮で美味しい!ただ・・。一気にどばっと大量に採れるので・・、食べきるのが大変。。


  子供3人抱える姉の家庭では、「じぃじの野菜」と呼ばれ、

  食費節約にかーなーり貢献しているそうですが、それでも、ねぇ・・大量に届くと、

  姉も、どうしたもんかと困る時があるみたい。(たとえば芋・大量とか。ハハハ)



  立派なお野菜を作るのですよ、わが父。

  大切に大切に食べたくなるから不思議です。

  採りたてのキャベツの、なんと瑞々しく甘いこと。

  生でポリポリ齧っては、ウーン青虫も美味しいもの知ってるなー、、と想うのです。







◆第2組曲

育ちしものは



  暮れも押し迫る頃、その父は。

  畑の畝から、アレとアレ、と、あらかじめ選んでいたようです。

  正月にちょうど食べごろに実るなかで、姿かたちもよく、虫食いもない、良い出来のものを。

  間違えて自宅用に引っこ抜いてしまわぬように目印もつけて。


  ・・なんのために??

  ・・私と、姉とに、手土産にさせるためでした。


  父は、良い出来の野菜を、「娘たちの嫁ぎ先(婿の実家)へ贈ろう」と思っていたのでした。

  自分では持っていかないのですよ。私たちに持たせるのです。

  うちのくまさんの実家へも、もちろん。白菜とキャベツとおネギ。オフコース大量。



  父ったら、クリスマスのころから、わたしが電話をかけるたび、顔を合わせるたびに、

  「野菜があるからな〜持って行くんだぞ〜ワシが忘れとったら催促してくれー」

  ・・・・そればっかり。(A" ̄д ̄)アセフキフキ ・・わかりましたってば☆


  今にして思えば、父は、白菜に虫がつかないか心配し、年末に刈り取るネギの量を調整し、

  このキャベツが巻きがよいか、いやいやこっちのほうが虫食いが少ないか、と、

  出来を日々確かめ、元旦か2日の朝に収穫してくれたのでしょう。

  野菜をもらうことに慣れたこの娘は、あまり深く考えもせず、

  2日に実家で受け取り、3日にくまさんの実家へ届ければいいわ〜♪と思っていたのでありました。







◆第3組曲

時はキャベツなり



  時は移り新年2日、我が実家の年始の集い。野菜を受け取る予定の日。

  新年早々にハプニングがあり、、我が母だけ、急遽、留守になりました(;_;)

  さぁ大変!・・姉と私でダッシュで宴会の御馳走の準備!・・急いだのですが〜〜〜、、

  案の定、子供たちが、おなかすいたーとピーチクパーチク騒ぎ出し、機嫌が急降下。

  やっと鉄板に点火しようとしたころに、鉄板焼き用のお野菜が、無いことが発覚!!


  姉と二人で、嘆きました。年末に用意しておいてねって言ったのに!!

  父に聞くと「まだ畑にある」とのたまうではありませんか!!!

  いそいそと採りに行く用意をし始めるし!!孫はお腹すかして誰もついて行かない(爆)




  まだ畑に?!そこまで新鮮さにこだわらんでもエエ!ヾ(`□´;)ノ ムキャー

  そのとき!わたし、ハタと思いだしたのです。


私:「お父さん!キャベツ包んでくれてるって言ってたでしょ!?

   アレがあるじゃない!、今、出して!」


父:「いや、あれは、○○さん(くまさん)の実家にと思ぅてやなぁ・・」


私:「いいよ、急ぐし、出して!」



  ・・・。。

  そのあと、すぐ配膳に取り掛かった私は、父の顔も見ていないのですが、、

  父にとってとても大切だったはずのキャベツ、私が見たのは、

  姉の包丁でざっくりバッサリ大胆に割られた姿。

  1分後にはトランプサイズになりお皿に盛られ、

  5分後に鉄板にのせられるころにはその由来も忘れられ、

  10分後には皆のお腹をめでたく満たしたのでありました。

  鉄板焼きは楽しく盛り上がりましたよ♪じぃじの野菜、私たちが担当したお肉♪

  姉はお刺身を用意してくれて、二つ並べた座卓はお皿だらけ。とにかく、大御馳走なのですもの。

  そして大御馳走の中でキャベツは、かなり脇役、かなり端役なのでありました。







◆第4組曲(終曲)

半玉になりても



  急場をしのいだ役者のキャベツ、姉がざっくりバッサリ逝ったのは半玉。

  残りは台所にゴロリと転がっておりましたが、

  黄昏も過ぎ、蛍光灯の下で片づけをする傍ら、

  父が、その半玉を手に、「おまえ持って帰るか?」と言いました。



  うん♪もらう〜♪と、私は当然のようにそのキャベツを携え帰宅。

  義父母宅への贈り物のお野菜とは、別の袋で。

  キャベツは何気なく、冷蔵庫の野菜室へポイ。いつもの、ように。

  そしてその後、翌日のくまさんの実家の宴会のことで頭がいっぱいになって、

  私の実家のことも、ましてや貰ってきたもののことも、きれいに忘れ去っていたのでありました。



  カレンダーが5日を過ぎて、夕餉の支度。

  何があったっけな〜と野菜室を覗きこみ、目が合ったキャベツをメニューに入れたワタシ、

  さぁ半玉のキャベツに包丁をあてがい・・

  そのとき、アレっ??????って思ったのですよ。

  なんだか立派だから。ものすごくずっしりしてるから。

  なんだっけこのキャベツ。

  それで、わたしったら!!いまさら思いだしたのです。

  父が、くどくどしく、「野菜、持って行くんだぞー」って言ってたこと。

  このキャベツは、選ばれしキャベツだったこと。




  ・・・。。(; ̄д ̄)ノ@ 

  あたし、あのとき、なんて言ったっけ・・・。

  父、なにをゴニョゴニョ抵抗してたんだっけ・・。






   Σ( ̄д ̄;)

   やってしまった・・・。





  一言いわせていただければ、

  くまさんの実家へのキャベツは梱包済みなのに、

  なんでその日の宴会のキャベツがまだ畑に植わったままなのか、

  そのへん父の段取りミスだったじゃん〜〜!!・・・とはいえ、

  ああ、娘はもうちょっと父の気持を考え、畑のキャベツを選ぶべきでした。。。。







  おとうちゃん。。。

  気づかんでゴメン。



  半玉になっても、ピカピカキャベツでした。










<リピート>

  おとうちゃん・・。。

  気づかんでゴメン。




  半玉になっても、

  ピカピカ、

  でした。






<CODA>



  ありがとう。<(_ _)>ゴメンナチャイ
















**********

以上、グリーグの「ホルベアの時代から」を聞きながら、

ちょっぴり反省してるらぷそでぃがお届けいたしました。

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ | 次のページ ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事