|
アンジェラさんのブログで、よく通った大切なCDショップが いきなり閉店して驚き、また悲しい・・・という記事を拝読し、 わたしの近隣でも先日、書店兼CDショップが突如閉店して驚いたっけ、と、 感じるところがあったので、書こうと思います。 わたし、音楽で仕事が出来るようになるまで本屋で働いた経験があって、(バイト、いやパート) 週4〜5回、アサイチの荷解きから、6時間の勤務で約2年。 本好きが昂じて文庫専門の担当になり、在庫管理はおろか新刊の仕入れまでやりました。 その重責がなかったならば、もっと長く勤められたかも・・。 だから、本屋さんやCDショップに行くと、そこが、元気があるかないか。 新陳代謝(商品展開)がどれだけこまめにハードに行なわれているか、 わかる、ときも、あるのです。 陳列の様子や、意味のある在庫、意味のない在庫(本屋というのは常に陳列スペースの戦いで。) 売れ残ったら本屋が買い取らなくてはならない種類の商品の、種類や入荷量だったり。 その書店が属する流通ルートにもよるのですけどね・・。 本って腐らないけど、そういうの・・・わかりやすいんですよ。 かたや、先日も、我が住む田舎町の(?)大手CDショップ「H○V」で、びっくりしました。 数年前に出されたクラシックCD、まだ「新譜」って売ってるんです!ホコリ積もってますし。。。 改めて店内を・・別の目で眺めてみると、きゃー(><) お店全体に、品物が。。以前よりもずっと少ないのです。 一見うずたかく積まれてるCD,数枚めくって見れば、カラのケースによる上げ底。 JポップスBest10!コーナーでさえも、同様。売れてないんですね・・。 よく考えれば私自身、そこで買った記憶がほとんど無いし、 このショップの袋を手にする人の姿も見かけません。うーん。。。 便利だから、わたし、CDは、ほぼ100%、ネット購入です。 アマゾンの段ボール溜まるぅ〜と愚痴をこぼしつつ、またアマゾンに注文(爆) どうせならポイントを・・と思うがゆえに、出先で見つけたCDも、買わずに帰宅し、 送料無料になるまで欲しいものを揃えて、夜更けにネット注文してたりします。 だけど便利だけ求めてるわけじゃない。 お気に入りのクラシック専門の中古CDショップの店長さまが、 CDについて語ってる一言一句を、興味深く読んで、それなら、と購入したりします。 買うとき、誰しも。予算だけではなく、 これ、いいのかな〜〜〜って、チョコット博打のような気持ち、あるでしょう? こんな特徴があるよ、と、指南役も、欲しいんですもの。。 余談、そういえば最近は、その指南役たる専門知識を持つ方からのメッセージ、と、 一般の感想(くちコミ)が、・・混在してるような気が・・・くちコミも役立つけど・・違うモノだよね ねぇ・・・?? 世の中って難しいですね。 というか、私自身も、矛盾してますしね。 便利を求めればーーー淘汰されてしまうものがある。 便利の代わりにーーー我々、消費者は、なにかを失う? 小売の身近な販売店と、便利なネット経由を、共存させたいと願うことは、 商売というフィールドでは成り立ちにくい、つまらない感情論なのでしょうか。 本や、CDの、実物を見て、てのひらに重みを乗せて、 いやーん欲しいとか、中身チラリと見たいなとか、 これお幾ら?と裏返したりとか、泣く泣く棚に戻したりとか。 数歩歩けば、えっこんなの発売されたの?って、さらにまた別の本やCDが 自分のアンテナにひっかかってくる・・・という、あの時間は、とても大切。とても豊か。たぶん贅沢。 検索窓に関連ワードを打ち込んで表示される100の商品を眺めるよりもずっと・・ 「わたし」にいろんなものがヒットしてくる、 散策が濃縮されたような時間であると思うのです。 そりゃ、自然の中を散策するのとは違うけれども。 こころ動かすために必要なのは整ったデスクやPCじゃなくて・・・。 さて、書店やCDショップの実情は大変だと思います。 ネット販売に顧客は流れるし・・・書店では、万引き被害との戦いも(TT) それに、参考までに書店(小売店)エピソードをひとつ。 雑誌のバックナンバーなどを急ぎで取り寄せたいお客様がいらしたとします。 地方の小売書店から東京の出版社に直接、取引の電話をかけて取り寄せ販売した場合、 小売書店が手にする利益よりも、東京への電話代のほうが高かったりします。(つまり赤字) ましてや、注文しておきながら、買取りに来ないお客様の場合には・・(←よくあるケースです) そりゃ困る、と、版元へのダイレクト電話注文をやめて流通ルートに取り寄せ依頼した場合には、 弱小書店になればなるほど、その商品はなかなか届きません。数ヶ月待ちなんてことも。 それって、もう、ニーズに対応してないし、昨今じゃ商店としての機能を半分果たせてないわけです。 それら事柄を脳内によぎらせ、小売の販売店を応援したいなと考えていても、それでも。 ・・「便利」なほうに流れやすい私(爆) アマゾンで、楽譜を買ったら、所要時間、5分。 車を出して、楽譜屋さんに買いに行ったら、、・・・。ぇぇと5分で着くんだけど あれこれ見始めて居座って・・・きっと所要時間・・50分(爆) うむ〜〜〜。。。うむむ〜〜〜〜。。。 共存してほしいぞよ〜〜〜〜〜小売とネットショップ、 (;´▽`)ティーピーオーに応じて使い分けるわん ←勝手 だけどね・・消費する側が、意識しておかないと、 気付いたときには、自分の生活エリアから、 知的財産を購入し得る小売店がなくなっているかもしれません。 最後に。声を大にして伝えてみたい、 リアル店ならではの楽しみ、ふたつ♪書店の文庫本の場合♪ ★★ その1 ★★ 新潮文庫の、本を一冊手に取って。上の面を見てください。ざらざらです。ふふふ。栞紐があるのでね。 他の出版社は、そこ、つるつるなんですよ。研磨されてるんです。 また、各出版社の、文庫や書籍の、字体に注目してみて下さい。 たとえば新潮文庫の、字体と。講談社文庫の、字体。・・違うんですよ〜。余白も、紙の質も。 ★★ その2 ★★ 小池真理子 著 : 「恋」 文庫版、探してみましょう♪(この小説、大推薦です〜〜!!) わたしは出版されてすぐ、ハードカバー(文芸書)で読みましたが、既に文庫化されてます。 だったら文庫で求めましょう♪新潮文庫、と、ハヤカワ文庫の、ふたつから、出ています。 そこで!!!!26円の差額、字体やページ割りもさりながら、もっと顕著な違いが! 比べてください、その表紙!!! 新潮文庫の「恋」と。 どっちでもええやん、と、買うもよし、されど、、、 自分の目やフィーリングに、しっくりくるほうをチョイスするのも、楽しみのひとつ、 さらにいえば、お気に入りを生み出す作業のひとつでしょうか。それってリアル店ならでは♪ そして、わたしが「選ぶ」ことに拘る理由・・ ハヤカワ文庫のほうの表紙は、文芸書のものと同一ですが新潮文庫のほうは全く異なるイラストです、 (意味はあるイラストだけど) 内容を鑑みて、ギリシャのビーナスの背面の、、この表紙は、非常に示唆に富んでると、私は思います。 品物ふたつ、どっちにしようか、ネットのショップでも画像を見て比べられるけれど、 実際に手に取って比べるのと、自分が得る情報の量は著しく違います! 無形なるそれら吟味して選択してからお会計に向かう、 それこそが、本来の、買うという行為の醍醐味なのでありましょう。 ネットショップも、あってほしい、けど、 お店で商品をてのひらに載せて、ひとりたゆたう、贅沢な時間が、 生活のそばから、無くならないで欲しいとも、・・・思うのです。 (長い記事お読みくださってありがとうございました) らぷそでぃ
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- ミュージシャン




