|
音楽というメッセージボックスは ほんとうに広くて大きい 同じものを耳にして 包帯を巻く人も 包帯を解く人も いる それから 同じものを耳にして 違う呟きが 聴こえて くる。 「王子様に見つけてもらえなかったシンデレラ」 「エピローグを告げる歌」 そんなふうに、むかし、感じたメロディを、 10年ぶりに弾いたら 以前には聴こえなかった優しさ、が。 放物線を描いて、わたしのほうへ、溢れ出た。 好きって言葉じゃなくてこんなにも好きって伝えたがって なんて柔らかいせつなさ、誰かを見つめてる眼差し。 この放物線を、どうして あのころには感じとれなかったんだろう じゃぁ、って、想う。 あと10年経ったら。 あと20年経ったら。 もっとこの耳は広いアンテナになるのだろうか。 生きれば生きるほど 聴こえるものが増えたら いいな 耳が心へと繋がるのなら いいな 聴き取り損ねた呟きを 年老いた未来で拾えたら いいな 頁を閉じた沢山のエレジー(哀歌)から 人間讃歌が聴こえてくる日が あったら いいな。 *** 感じ方って、年月で、こんなにも変わるんですね。 なにげなく弾いた、シューマンのとある曲の終盤の旋律、 放電しそうなほどの、優しさとせつなさに満ちてて思わず指が止まりました。 10代に初めて弾いたころに、ちっとも気付かなかったなんて。 聴こえてくるものは、そのデシベルで決まるのではなくて、 わたしの、耳、なんですよね。聴覚テストでは決して測れないもの。 「聞くと聴くの違い」の、もう一歩先にあるものごと。 もし、本当に、・・長く生きて、耳が拡がるのなら。 優しさとか、歓びとか、・・もっと聴き取りたいなぁ。 そしてわたしは、嬉々として弾くんだ☆ねがわくば、嘆きの歌に敏感になるより、も。 |
ピアノ弾きの綴る詩
[ リスト | 詳細 ]
練習の合間に。とある曲のメロディーを口ずさみながら。
浮かぶことばたちを綴ります。
過去の作曲家たちも、わたしとおなじ、人間。きっとおなじ、心模様。
|
. Brahms Klaviertrio Nr.1 第3楽章 ひとりきり 見上げてみるんだよ 目を閉じる闇よりも。 あの星座 ごらんよ と 伸ばしてみたい ひとさしゆび の せつなさ そこに かそけき ぬくもり 目を閉じる闇よりも 見上げてみるんだよ 星の光らぬ夜にこそ。 らぷそでぃ
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- その他音楽
|
もっと もっと ハーモニーを謳歌したいと願ううち なぜ 怖がるかのように 守る私が居るのだろう ぁぁ まるで譜面台に小学校の遠足のしおり 分刻み 行程表みたいなのは つまらない つまらない 予定された調和 あってしかるべきハーモニー その道をなぞることは あらかじめ撒いた種の花を愛でること よろこび ではあるけれども 2回目から急に どこか うそくさくなる はじめて姿をあらわすミューズはもう そこには居ない 居ない 居ない 終止線で おりこうさんの自分が待ってるだけ 一度通った道は もう二度と辿れないのに わたしはいったい なにを なぞるのだろう ちがう ねらいどおりのハーモニー 予定された調和 いつもの手法をなぞって生み出されるもの と ちかごろ出逢いたいもの 身を焦がして求めるもの 通ったことのない道で 眼に映る景色 胸に満ちる空気 はじめて それらの調和に気付くときの 心の歓声 ・・・求めている たぶん 予定調和の そのひとつ むこうにあるもの はじめて奏でるかのように 見知らぬ道を歩きたい そこをおずおずと歩くわたしより 意気揚々と歩くわたしに出会いたい 伸縮自在、貸借自由の軌道 そんなストレッチの効いた旋律で 調和を作れたら。。 ハーモニーは そう、きっと、予定調和ではない。 何百回 奏でても 一回目の調和に気づいてみたい わたしから紡がれたか? ストレッチの効いた歌。 よく伸び よくしなり よく縮み だれかのストレッチと 重なる歓びを紡いだか? ストレッチのきいた音楽 ストレッチのきいた自分 答えじゃない応えること そんな ここちよさを拡げて わずかでも 歌に 変えたい らぷそでぃ
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- その他音楽
|
. リズムは 音楽の海の 波 なんだ 身を任せれば ここちよいけど 意思を持って進むと あわだつ 抗いたくないのに まだ 曲の水面で波の抵抗を受けてる自分が居る はやく全身で潜りたい その曲の世界へ深く深くもっと沈み込んで 音楽の海の 魚になりたい その曲の海を エラ呼吸で泳ぎたい 曲と一瞬つながりはじめたころの 潜れそうで潜れないもどかしさに いつもいつも、そう、思う。 音楽の海に深く潜って 抵抗を忘れた魚になって もっと広く自由に エラ呼吸で泳ぎたい それが私の場合 「曲を掴む」ということ。 ああ 今宵も 肺呼吸のまま 鍵盤の蓋を閉じる らぷそでぃ
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- ミュージシャン
|
. . . 言葉にすると 逃げていきそうだから。 まだあともうすこし 親鳥のように大切に抱いている 嬉しさと驚きだけの、あの瞬間を。 贈る気持ちを蝋燭にたとえよう 火を灯す前から、胸に満ちるぬくもりは なぜに言葉で、語れない。 だから まだあともうすこし 親鳥のように大切に抱いている 嬉しさと驚きだけの、あの幸福な瞬間を。 先日の演奏会で、私のピアノに感動した!と、 大学に問合わせまでしてくださったお方と、 ・・お会いしました▼*^∀^*▼ とっても素敵なお優しいお方で 大きくて薫り高いクリスマスのアレンジメントを 頂戴して、わたし感動しました・・。 金糸銀糸、果物、、木の実。そして天然の香り。 ぅぅぅぅ・・・。なんていったらいいのか。 嬉しかった▼;_ _▼ただそれだけ(爆) このアレンジメント。。 薔薇の花。スイーツ。 それに込められた、気持ち。 想えば今年もたくさん頂戴しました。 全身を感謝に染めて、深々と一礼。。。 <(_ _)>ありがとうございました。 クリスマスは、、そんなことを想う日です、最近。。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- その他音楽




