|
-あらすじ-
主人公のあすかは母からいつも冷たくされていた。
兄は優等生で有名私立中学に進学していて成績優秀。あすかは成績が悪い。
母から兄を褒め称えたあとで「お前なんて産まれて来なければよかった」と
あすかを冷たくあしらう。
でもあすかの母は実はとても可哀想な人。
生まれたときから病気の姉がいて、家族は姉に付きっきり。
一生懸命勉強していい成績をとっても運動会で一番になっても誰も気づいてくれない。
寂しい。愛されていない。と悲しみながら我慢していて、
でも親は「手のかからない良い子」と安心しきっていたら、
心に大きな傷がのこってしまった。
そしてあすかの父は学生時代成績優秀のエリート。そしてマザコン。
子供に問題があるのは全てお前のせいだとお姑さんと一緒になってを責める。
あすかの母は嫌われたくない一心で必死に表面だけを取り繕うとする。
そんな母の虐待で心の病を負ったあすかが
母のおじいちゃん、おばあちゃんの愛情を溢れんばかり受けて立ち直っていく。
なぜかとっても引き込まれてしまうのは、
著者が実際にあった様々なケースにもとづいて
作った話だからだと思います。
寂しい。愛されない、愛されなかった、私だけがなんで?
私にもそんな気持ちがありました。
大人も子供も愛情に飢えて疲れてそして愛するべき人に八つ当たりしてしまう。
そういうことは多少誰にでもあることだと思います。
この本を読んで、いろいろ考えて欲しい。
今、何か問題を抱えている人も必ず何か見えてくるはずだと思う。
とにかく涙なしでは読めません。
いつか母親になったら・・・もう一度この本を読みたいです。
|