愛しい日々の中に

主にべるぜバブ二次創作や育児とかのお話を載せています。よろしくお願いします

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『季節はずれの歌』

 
          『季節はずれの歌』
 
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『葵…』 邦枝の祖父一刀斉が荷物になるのではと思いつつ差し出した
雛人形。嫁ぐ日の為に支度をしている葵と一刀斉。
一刀斉は寂しげに雛人形を渡した。
『お前の母親は違う雛様じゃったが葵を産んだ幸せを思ったからこそ
このひいなをお前に託したのであろう。』
 
みれば笑顔のお雛様…
 
『このひいなのように慈しむ心を忘れてはならぬぞ。』  『…はい』
 
葵は少し手を休めて、雛人形を見ていた。
小さい頃見覚えがある。
『わたしもお雛様になるの』と言っては祖父を困らせた。
そんな気がする。
 
気がつけば葵はお雛様を前にして季節はずれの歌を歌っていた。
 
『あ、辰巳…』 『雛人形か。』 『うん。。。』
 
嫁ぐ前の寂しさや困惑を伴侶となる男鹿辰巳が
手を握りしめていてくれている。
お雛様が両人に幸せをもたらしてくれると…
ええのう。』
 
一刀斉の何気ない言葉で葵は涙が出ていた。
『ほれ、花嫁が泣いてどうする。』 『あ、はい』
 
『男鹿殿、この人形は葵の母が託したもの。
くれぐれもよろしゅうにな。』
そう一刀斉が言った時に葵は男鹿の胸で泣いていた。
 
愛されてきた自分が今度は愛する人になる…
『よろしくお願いします…』 『あぁ、お姫さん』
 
気がつけば葵の荷物も残り少なかった。
男鹿辰巳を夫と呼ぶ春が来る…
 
 
 
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秋桜 作詞作曲:さだまさし
     歌:山口百恵:さだまさし
 
淡紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜まりに揺れている
此頃涙脆くなった母が
庭先でひとつ咳をする

縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くりかえす
独言みたいに 小さな声で

こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさが 浸みて来る
明日嫁ぐ私に苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと笑った


あれこれと思い出をたどったら
いつの日もひとりではなかったと
今更乍ら我侭な私に
唇かんでいます

明日への荷造りに手を借りて
しばらくは楽し気にいたけれど
突然涙こぼし元気でと
何度も何度もくりかえす母

ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます私なりに
こんな小春日和の穏やかな日は
もう少し あなたの子供で
いさせてください
 
 
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