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【パチパチと 麦を焼く音 こだまする ビードロ吹く音 少し似ている】(平成15年6月)
【麦を焼く 音色が夜闇に こだまする ビードロの音に 似て懐かしい】(同上)
【燕の子 窓を知らずに 打ち付ける 窓を開けると すぐにさよなら】(同上)
【燕の子 部屋に舞い込み くるくると 突然の客に 皆はほほ笑む】(同上)
【燕の巣 ひながいること 確認し いたづら心に 手をかざす我】(同上)
【機械植え 楽になったと 祖母は言う 我は知らない 昔の田植え】(同上)
【箱苗を 洗う機械を 初見して 科学の進歩に 驚くばかり】(同上)
【稲の苗 朝の水やり ホースから こぼれる滴 虹色ひかる】(同上)
【かたつむり 道ばたぽつり 歩みゆく 思わず乗せる 紫陽花の葉に】(同上)
【滝流るる 音のみ山に 鳴り響く 観客席には 我と紫陽花】(平成15年7月)
【カエルさん 元気がよいのは いいけれど 真夜中だけは 優しく鳴いて】(同上)
【首痛い 二人で笑い 眺めてた 花火のように 流れる星を】(平成15年8月)
【夏の夜 貴方の家へ たどりつく 道中暗闇 恐怖こらえて】(同上)
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