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アバターが変えられない・・・泣。冬に半袖。元気な小学生状態!?

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海辺のカフカ

海辺のカフカ / 村上春樹

上・下、読み終わりました。とても・・・面白かった!!

主人公は15歳の家出少年。
知識も豊富だし、思想も大人びて、そして常に最高にクール。
彼は家を出てから自分をカフカと名乗る。カフカはドイツ語でカラスの事。

物語は、この少年ともう一人、ナカタさんという老人を軸に進められる。
二人は全く面識がないが共に中野区野方在住。
少年は家を出て四国で別の生活を始める。ナカタさんもまた、運命に導かれる形で四国へはいる。

物語は一章一章に区切られ、少年の話、ナカタさんの話と交互に場面を変える。
序盤は全く関連がない別々の話なのに、交互に重なるうちにだんだんと密接に関わって、
両者の距離が近づいてくる。

まず間違いなく言える事。文章がとても面白い。
時に難解な思想、時に思わず吹き出してしまうユーモア、全然飽きさせてくれない。

現実と幻想が入り乱れる。こちらまで混乱してしまう。
全体を通して、例えどんな事がおきても登場人物は総じて冷静で、そして一貫して淡々としている。
その体温に一度慣れてしまったら・・・もう戻れない。

すごく長いんだけど気に入ったら一気に読めるのでおすすめです。
村上春樹、好きです。

錯乱のニューヨーク

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錯乱のニューヨーク/レム・コールハース

建築に関わる人なら必読されてる事と思います。折に触れて紹介されている本です。

私はこの人全然好きじゃなかったので読んでなかったんですが
友人がコールハースファンなので貸してもらいました。

内容は、ニューヨークのマンハッタニズムを詳しく掘り下げて考察してるんですが・・・

文章が超面白い!!物書きではないのに、いや作家でないからこそなのかどうなのか、
文章の書き方が変わっててものすごいおもしろい!

難しい言葉を乱用してて、自分の能力でその真髄まで理解出来たかは微妙だけど、
とにかく文体が気に入りました。

真面目何だかふざけてんのか・・・絶妙。(実際途中でフィクションかと思って確認してしまった)
描く対象をかなり第三者的な目で見てて、
マンハッタンに限りなく迫ってるようでその存在はあまり感じられない。
文章は肯定的でも否定的でもなくて、ちょっと変わった立ち位置でも自然と意見が浸透してくる。

表紙は森美術館でやってたアーキラボでも展示されてたもの。懐かしい。これすごい好き。

読後、他の本を読んでもどこか物足りない・・・
これは建築に関わらない方にもおすすめだと思います。

phto : カバーの絵は『現行犯』。お気づきの方もいるかと思いますが原画と反転してます。
   日本の右開きに合わせて反転印刷したのだとか。ちなみに巻末の解説は磯崎新。

10+1で思う私の青春。

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最近ハマってるのが「10+1」という建築本。

これは何ヶ月かにいっぺん位出てるんでしょうか。
まぁ取り敢えずバックナンバーで興味のある見出しを追っている。

行く所に行きゃ全部揃ってるんだろうが、訪れる書店毎に置いてあるバックナンバーが違ったりして
少しずつ探してくのも楽しい。

たくさんの人が何ページかずつテーマを論じる。
全てに関連性はありつつも、個人の文章は短く完結してて、
活字が欲しい時なんかに好きなとこだけ取り出して読める気軽さがある。

そんな感じでたまに読んでたが、最近は家に持ち帰りじっくり通して読んでみたりする。

ところでROCK'IN'ON JAPANとかあの手の音楽系読み物雑誌は私の中学高校、青春時代の愛読書だった。
音楽にはバックグラウンドや論理や夢がある事を知った。

なんとなく今、あの時と通ずるものを感じる。

ーーー 目的も何もなく本を読む時がある。只の興味だけで。一種の衝動的感情。不思議だ。

しかし、衝動こそ青春。そこには利害も野望も思惑もない。

そんな感情を前に思う。また手が届くのだろうか。近づけるのだろうか。自分自身に。

なんて深々考えて長居しちゃって。
店員ににらまれないうちに家に帰ろう・・・!

10+1は,INAXから出ています。
HP→http://tenplusone.inax.co.jp/

いま、生きる力。

いま、生きる力 / 岡本敏子

友人に借りた本を一日で読み切ってしまった。
この本は岡本太郎の養女、敏子さんの著書で、表紙の写真からはものすごいその人柄が溢れてる。

私は太郎作品に感銘を受けそればかり追いかけていた。
影の大きな柱、敏子さんの存在は正直あまり知らずにいた。
お亡くなりになった時は本当に悲しかった。
でも当時はこんな大きな人を失っていたなんて気付きもしなかった・・・悔しい。

夢みたいな話だ。理想ばっかだ。
一見そう見えるのに他のどんな現実的な話よりもリアリティがあるのは一体どういう事なんだ?
でも、だから信じられるのだ。この二人は誰よりも夢を見ているから。
それをなんのしがらみもなく体現しているから。

敏子さんと言えば恋愛。
岡本太郎に命を預け、好きな人のために最期まで走り抜けた。
一生のうちにこんな恋愛出来るのかなぁって思っちゃう。
でも彼女は相手が岡本太郎、だからじゃなくて全ての男の人にそうしてあげたいと思ってたらしい。
ただ、そんな時間がないのが残念って書いてある。笑

「いつでも一緒に死ねる人。
その人が何も意思表示をしてくれなくても、遠くからでもじっと見ていたい、
出来るなら何かしてあげたい、お返しを求めない無償の情熱が恋だと思う。」

「本当はそばにいたい。24時間抱き合っていたい。
でもそれが出来なくても、黙ってその人を感じている。
その人が世界の中にいるというだけで、存在が充たされ、
磁石の針が一つの方向を指すように、心はその人に向かっている。」

「恋には良い事なんてない。お互いに。でもそれがいいではないか。
震え上がるほど生きている切なさがある。極限の輝き。」

こんなこと言ってる女子高生とかいたら怖いが、今の歳になるとちょっとでも理解出来る気がする。

「岡本太郎さんを好きになってステキな女性が近寄って来たら、当然だと思うし私も嬉しい。
あれだけの男が言いよられない方がおかしい。お前が気に入ったから他の女には見向きもしない、
なんて言ってほしくない。『男』であってほしい。」

女の人ってイヤでも嫉妬深い。それで身を滅ぼす事も。
誰よりも愛している人に向かってこんな気持ちが抱けるだろうか?

敏子さんは太郎さんに育てられた、という。
太郎を愛し、そして太郎によって支えられた、自分を愛す。

二人の関係。尊敬・戦友・愛する人・・・結局、人間同士の深い繋がりにつきる。

いい男性を探しやみくもに歩くよりも、
自分の思想をしっかり持った方がずっと明るい未来が拓けるんじゃないだろうか?


敏子さんの恋愛関係の著書は他にもあるので是非♪
最近では「壁を破る言葉」「強く生きる言葉」の続編が太郎・敏子の連名で出てました!
読まなきゃ!!

旅/安藤忠雄

旅/安藤忠雄      光を聞く。風を視る。音を嗅ぐ。 インド・トルコ・沖縄。

安藤さんが若い頃してた建築旅行のスケッチやその時考えた事などをまとめたものです。
初版は1989年。
現在ではそれだけでも作品と言えるような味のあるスケッチをされてますが、
それとはまたひと味違う、勢いやライブ感のあるスケッチがたくさん載ってます。

突然ですが私は、自分にとって建築って何?をひどく悩んでる。
建築に夢を見てる。
建築探訪、本、今まで費やした時間やお金は計り知れない。もちろんそれを犠牲だとは思ってないが。

時々頭をかすめる。これは将来の夢に直結しそうに見せかけた、単なる趣味ではないのか。
それで一体何が残るって言うんだろう。何の役にも立たない気がしてしまう。

学生時代でさえ制約。空想でさえも理想の建物は作れなかった事実。先生すら納得させられなかった。
そう。いくら夢を見たって結局は概念や理想だけじゃ建物は建たない。
世の中に増えていくのはこれからも、消費を許容された建物ばかりじゃないのか・・・不安。

しかし、安藤氏の姿勢にはいつだって共感を覚え、再び「旅」や「学習」の価値を見つけてしまう。
だから性懲りもなくいつまでも先に繋がる可能性を信じてしまうのだった。

スケッチ一つにおいても、こんな事を言う。

「アイディアをまとめる時、ふと自分の手がひいた一筋の線に、
 今まで見て歩いた建物や空間の記憶の断片がよみがえったものなのかどうか、私にはわからない。              
 只一つ言える事は、自らの肉体を通した空間体験があってこそ、
 描く一筋の線は意味を持っているという事だろう。」

「私のスケッチの線の重なりは単なる抽象的なものではない。
 そこには実体としての空間があり、またそれが存在し続けようとする意志が込められているのだ。」

彼の旅や建築との出会い・関わり方は重く深く、そしてまぎれもなく純粋だ。
まだ私は建物と完全に向き合えていないんだと思った。一方的で・・・きっと観光気分なんだ。

旅の記憶は自分を創るもの。途中で満足しないでもっともっと奥まで進んでみよう。
もっともっとギリギリまで...自分を見失ってしまいたい。

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