ここから本文です
地球にマングローブを!! FROM インドネシア
緑豊かな 地球を目指して!!

書庫APS シドアルジョ水産専門学校

インドネシア共和国東ジャワ州にある、シドアルジョ水産専門学校(通称、APS)。
私たちは、APSと共同でシルボフィッシャリーの研究・普及活動を2009年より行っています。
シルボフィッシャリーとは、マングローブを水産養殖を組み合わせた持続可能な養殖方法で、人間や自然への環境負荷が低く、住民レベルでも行える方法です。
シルボフィッシャリーのベストバランスを研究し、地元に普及させることで、地元貧困層の生活基盤の向上・安定を目指しています。
記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 前のページ | 次のページ ]

シドアルジョ水産専門学校視察 2010年10月4日(1)のつづき
 
12番〜18番の池と19番〜24番の間にある水路と、24番左の荒地

12番〜18番の池と19番〜24番の間にある水路と、

24番左の荒地に植林されたマングローブの成長には驚かされる。

こんなに勢いよく育っているマングローブは他に未だかつて見たことがない。

今回2か所で撮影した写真と前回までの記録写真を見て比べるとその成長ぶりがうかがえる。

イメージ 1



12番〜18番の池と19番〜24番の間にある水路に植林されたオオバヒルギ(2010年10月撮影)

イメージ 2

イメージ 3


24番左の荒地に植林されたオオバヒルギとヒルギダマシ(2010年10月撮影)

イメージ 4

イメージ 5



水路にあるオオバヒルギは樹高3メートルにも達し、下の写真にある様、既に蕾ができている。

Bambang氏の話によると1年目の開花では受粉が難しく、

2〜3年目の開花で初めて種子ができ始めると言っていた。

イメージ 6



24番の養殖池

24番の池に植林されたオオバヒルギも順調に育っている。

池内に建てられた看板を見ると、2009年11月に植林された個体は2010年9月の段階で活着率98%と表記されている。

98%!!

地理的条件がかわれば、成長速度も全然違うことは承知の上だが、

それにしても、この順調さには驚かされる。

しかも1年足らずで既に支柱根がたくさん出ている。

このようなスピードで支柱根が出ているところを目にするのも初めてのことだ。

イメージ 7

イメージ 8



17番の養殖池

17番の養殖池にはヒルギダマシが植林されている。

あらかじめ苗木を作り2009年12月に植林し、2010年9月の段階で98%の活着率と表記されている。

イメージ 9

イメージ 10





Ayo menanam bakau!!


イメージ 11
弊社社長 山本 亮の映像はこちらからご覧になれます↓
http://www.kenja.tv/index.php?c=detail&kaiinid=10153

山本亮の社長ブログはこちらから↓
http://www.kenja.tv//index.php?c=blog&m=link&kaiinid=10153

ワイエルインベストのホームページはこちらから↓
http://www.ylinvest.co.jp/

 
2010年10月 4日 月曜日
 
AM 9:00 Pasuruan県にあるAkademi Perikanan Sidoarjo (通称APS) シドアルジョ海洋水産専門学校の現場実習養殖池に到着した。

7月にシドアルジョ海洋水産専門学校とワイエルインベストとNPOライオンズの森プロジェクトとの

三者共同プロジェクトの継続と植樹式が行われた。

その際、私は別件で同席できなかったため、本日、ここへやってきたのだ。

2009年度に植林されたマングローブの視察と2010年度の今後の計画について話し合うこと。

それと、このプロジェクトに社団法人 国土緑化推進機構より緑の募金としてこの事業に助成金が出た旨を伝えるためだ。


実際に現場を視察する前に実習養殖池責任者のBambang氏と2名の従業員の方に2009年度の実績を聞いた。

2009年8月に交わした覚書に基づいた作業はすべて完了して、現在までの活着率は80%以上!!

すばらしい活着率で順調に育っている。

大雨と満潮が重なり養殖池周辺が洪水に見舞われたこともあったが、

マングローブ自体はさほど影響を受けなかったそうだ。


2010年度の計画についてBambang氏より計画書をもらった。

現在養殖池の土地整備および周辺荒廃地における雑草の下刈りに取り掛かっているところだ。

各池と池周辺にある荒地を区画わけして、十数名の周辺住民によって作業している。

その後、天候と種の収穫に左右されることはあると思うが、

順調にいけば11月から植林を開始し2011年1月には完了する予定だ。


今回、緑の募金事業にも、このプロジェクトを応募し、

(社)国土緑化推進機構より助成金が出た事をBambang氏に伝えた。

緑の募金とはなんであるか、社団法人、NPOの位置付けなどなど今回の助成金に対する使途、要望を伝え、

認識してもらった。

2011年の1−2月に再度現地を訪れ、報告書作成植林作業終了と事業看板設置後の写真を撮り、

報告書作成後、(社)国土緑化推進機構に提出する予定だ。


それから、現場を実習養殖池責任者のBambang氏と数名の従業員の方と一緒にまわって、視察した。

2009年12月から三者共同プロジェクトの覚書に基づいて、APS職員と周辺住民のよって植林が開始されている。

2009年8月に訪問して以来、久しぶりの視察だったため、

今回植林されたマングローブと前回までに植林されていたマングローブがどのように成長しているか、非常に興味深かった。

Bambangさんから、時々写真や連絡をとりあっていたので、だいたいの経過は知っていたが、

実際に目で見るのが楽しみだった。


現場事務所の横に前回訪れた際にはなかった新たな大きな看板を見つけた。


イメージ 1


看板の右下には2006年からのマングローブ植林実績と2010年からの植林計画が色分けされていた。

イメージ 2


青斜線で囲まれた場所は2009年から2010年にかけて2009年度の覚書に準じて植林した場所で、

赤マスで囲まれた場所は2010年から2011年にかけて植林を計画している場所。

緑ドットで囲まれた場所は2006年から2008年にAPS自身が植林した場所。

今年度の計画として養殖池周辺の荒地3.25ヘクタール22,000本と養殖池1.5ヘクタール6,000本予定している。


今回の視察は事務所(赤囲い)裏の荒地を見た後、事務所前から13番と14番の池の間を通り、

24番、24番左の荒地、17番、10番、18番左の荒地、11番、6番、6番左の荒地、

2番、1番、1−2番下の荒地、1番右の荒地、7番右の荒地の順に行った。



事務所裏の荒地

打ち合わせを終え、現場視察に出た。

まず最初に確認したのは現場事務所裏の荒地だ。

上記計画図で示すと赤囲いした事務所の下にあたる場所で、左半分の赤マスで囲まれた場所である。

下記写真で分かるよう、既に雑草は下刈りされ、今後成長できる可能性がある木は残されていた。

イメージ 3

イメージ 4


植林するための土地整備はすべて整っている。



13番の養殖池

半年前に訪れた際にはなかったが、13番の池で新たな試みが始まっていた。

この地域ではあまり見られないが、近代的な技術を用いたエビ養殖池をいくつかの池で試験的に行い、

漁業として成り立つかを検証しようという試みである。

APSは水産専門学校であるため、マングローブの他にも色々とエビ養殖場に関する研究を進めている。

私たちは、その内の1つのプロジェクトであるマングローブとエビの共存を目指したプロジェクトにおいて協力関係を持っているが、

その他にプロジェクトに関しては、参加していない。

しかし、勉強のためにその池も見せてもらった。

この近代的な技術を用いたエビ養殖場の計画は、

池の周辺および池の底全てをコンクリートで固め、外からの水を一切いれず50Mの深さから地下水を取り込み、

水質を管理しながらエビを育てるというもの。

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7



この実習地周辺の川などは、すでに水が汚染されてしまっている。

そのため、現在の周辺の水事情を考えると地下からの汚染されていない水を使う以外に、

エビを育てることは不可能とのことからこの計画を実行しているようだ。

マングローブの自然の力で水質を浄化するか、地下からの汚染されていない水を汲み上げるか。

全く違う方法で、水を供給する2つのプロジェクト。

私は、自然の力で水質を浄化していく仕組みを作る方が、永久的に残っていけるのではないかと考えている。



Ayo menanam bakau!!


イメージ 8
弊社社長 山本 亮の映像はこちらからご覧になれます↓
http://www.kenja.tv/index.php?c=detail&kaiinid=10153

山本亮の社長ブログはこちらから↓
http://www.kenja.tv//index.php?c=blog&m=link&kaiinid=10153

ワイエルインベストのホームページはこちらから↓
http://www.ylinvest.co.jp/

 
2010年7月31日

インドネシア共和国 東ジャワ州のシドアルジョ県にあるシドアルジョ水産専門学校(APS:Akademi Perikanan Sidoarjo)の卒業式と、パスルアン県での植樹式が行われた。

今回、私は別件で同席できなかったため、写真で報告させて頂く。

シドアルジョ水産専門学校と株式会社ワイエルインベストとNPOライオンズの森プロジェクトは三者共同で、

荒廃したエビ養殖場にマングローブを植林する共同プロジェクトを行っている。

昨年に引き続き、今年も共同プロジェクト継続のMOU(覚え書)をとりおこなうこととなった。

日本からは、

株式会社ワイエルインベスト代表取締役の山本亮氏、

NPOライオンズの森プロジェクト理事長の山崎広太郎氏、

NPOライオンズの森プロジェクト理事の篠隈光彦氏が参加した。


調印式は、シドアルジョ水産専門学校の卒業式の場で行われ、関係者や生徒が見守る中、

インドネシア共和国海洋水産省事務次官のSahala Hutabarat氏の立会いのもと、承認された。

イメージ 1



卒業式のあと、シドアルジョ県からパスルアン県に移動し、マングローブの植樹式を行った。

イメージ 2

イメージ 3

写真右より、
1番目 Endang Suhaedy氏(シドアルジョ水産専門学校学長)
2番目 Sahala Hutabarat氏(インドネシア共和国海洋水産省事務次官)
3番目 山崎広太郎氏(NPO法人ライオンズの森プロジェクト理事長)
4番目 篠隈光彦氏(NPO法人ライオンズの森プロジェクト理事)
5番目 山本亮氏(株式会社ワイエルインベスト代表取締役)

植樹式には、シドアルジョ水産専門学校の職員・生徒、エビ養殖場実習地の現場責任者・職員、周辺に住む住民も参加し、

一緒にマングローブ植林作業を行った。

イメージ 4



植樹式のあと、昨年植林したマングローブの様子を視察し、今年も良い関係を続けながら、

マングローブを植林し育んで行こうと、お互いの認識を深めあった。

マングローブの様子は、後日私が行った視察レポートの記事で、ご報告したい。

イメージ 5
弊社社長 山本 亮の映像はこちらからご覧になれます↓
http://www.kenja.tv/index.php?c=detail&kaiinid=10153

山本亮の社長ブログはこちらから↓
http://www.kenja.tv//index.php?c=blog&m=link&kaiinid=10153

ワイエルインベストのホームページはこちらから↓
http://www.ylinvest.co.jp/



周辺荒廃地A


2009年8月にAPSに来た時には、まだ雑草に覆われ3分の1程度しか整地が終わっていなかったが、

今ではきれいに雑草か取り除かれマングローブが植わっていた。

下記5枚の写真は管理事務所からL字に曲がり突き当たりの方へ進みながら、

順に撮影したものである。

事務所からL字に曲がるまでの約半分の面積には育苗したマヤプシキが植えられ、

それ以外は全てオオバヒルギが植えられている。


マヤプシキの植林に関しては初めての試みであるが、

少しでも多くの種類のマングローブを育てたいとの理由から始められたそうだ。

マヤプシキの苗木の背丈は60cm〜1mとまばらではあるが、現時点では無事活着しているようである。


オオバヒルギは2010年1月から植え始めたため、

種を直植えした個体については、まだ芽が出たばかりのものが多かった。

苗木で植えたものも混じっているが、双方とも活着しているようである。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5




今後の予定


今回我々が現地に訪れることを事前に知らせていたので、APS学長のEndang氏が現地まで来られた。

2010年8月に山崎広太郎氏、山本亮の両名が現地を訪問し、

今期の活動視察および来期の植林活動について打ち合わせたい旨をEndang氏に伝えた。


Endang氏から以下の答えが返ってきた。

「みなさまのおかげで、実習池の植林を進めることができ、

自信を持って各政府関係機関および大学等へアピールすることができる。

ありがとうございます。

実習池周辺の村人も少しずつではあるが、マングローブの重要性を理解し、

自分たちの池にマングローブを植え始めた。

今年の卒業式は7月末を予定しているので、

ぜひ多くの方を御誘いの上、7月末にいらしてください。

お待ちしております。」


Endang氏は、非常に喜んでおられました。

マングローブが順調に育っていることも、要因の一つであると思います。

3月末にはインドネシア海洋水産大臣および次官に

マングローブ植林の実績を見て頂くように要請しているそうです。


ワイエルインべストのホームページはこちらから→ http://www.ylinvest.co.jp/

NPO法人ライオンズの森ホームページはこちらから→http://www.lions-mori.net/ja/index.html


Ayo menanam bakau!!



養殖池11番区画


11番の池には2009年12月中旬に24番同様の方法でオオバヒルギが植えられている。

植林後2ヶ月半になる。24番の池と比べ成長が遅いようであるが、植えた時期が少し遅いためであろう。

まだ芽が出始めたばかりの個体もあるようである。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3



養殖池1番区画


1番の池は11番と同時期に、同様に植えられた。

マングローブの状態も11番の池とあまり変わらないようである。

イメージ 4

イメージ 5



周辺荒廃地B


前回視察した時に雑草で覆われていたB地区は、

完全に雑草が取り除かれ、オオバヒルギの種が直植えされていた。

2010年1月に植えられたばかりで、まだ双葉の状態が多かった。

まだ発芽していない個体もかなり見られたので、経過を見ていきたい。

イメージ 6

イメージ 7



ワイエルインべストのホームページはこちらから→ http://www.ylinvest.co.jp/

NPO法人ライオンズの森ホームページはこちらから→http://www.lions-mori.net/ja/index.html


Ayo menanam bakau!!

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 前のページ | 次のページ ]

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事