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ペルー滞在3日目。
早朝、オリャンタイタンボ駅から鉄道ビスタドームに乗る。
車窓から望む雄大なアンデスの巨峰。ウルバンバ川の激流。
それを見ながら1時間ほど車内で寛ぎました。
列車が到着したのは、インカ古道「104キロ地点」。
ここで下車したのはガイドさんと私達夫婦、
そして日本からやってきた若い女性2人の計5名のみ。
本日ここよりトレッキングをしながらマチュピチュを目指します。
他の乗客は、このまま列車に乗って、
マチュピチュ遺跡の最寄り駅アグアスカリエンテスまで行くようです。
乗客の皆は何故私達がここで降りるのか、
それぞれのガイドさんに聞いているようでした。
私達がここから歩いてマチュピチュを目指すことを知った彼らは、
みんなエールを送ってくれました。
よぉ〜し、がんばるゾぉ〜。
8:00a.m. 準備運動をし、トレッキング開始。
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いにしえのインカの道。
インカ時代の人々はどんな思いでこの道を進んだのでしょうか。
たまに急勾配なところもあったけど、
予想していたよりは歩きやすい。
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11:30。ウィニャイワイナ遺跡に到着。
ウィニャイワイナとはケチュア語で「永遠の若さ」という意味らしい。
今まで歩いたインカ古道&ウルバンバ川を見下ろすと、
かなり登ってきたことを実感する。眺め、最高ーーーーー!!!
この遺跡は歩いてしか来ることが出来ないため、私達が到着した際は誰もいなかった。
この景色を5人占めする。
遺跡近くにある休息所でランチと休憩を済ませ、
さらに1時間30分ほど歩き続けるとーーーーー、
ガイドさんが「もうすぐマチュピチュが見えます」と言った。なにっっっーーー。
遂に、遂にこの時が来たのね!!!
この一言で疲れも吹っ飛び、足取りも軽くなる。
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ついに見えた空中都市の様子。まだ遠いけど、確かに見える!
6時間、歩き続けたからこそ感動もひとしお。
「やったー。」「すごーい。」「見えたよー。」皆それぞれに感嘆する。
さらに遺跡に向けて歩く。
目の前に広がる光景に魅了され、いつまででも見ていたい気分にさせられる。
今までに見た数々の遺跡の中でも、
これだけ感動を得たことはない。
ローマやポンペイの遺跡など紀元前に出来たものに比べると、マチュピチュの歴史はかなり浅い。
インカ帝国が滅んでからまだ500年しか経っていないのだから・・・。
そう考えると、
建物の建築能力は古代ローマなどの方が優れていたに違いない。
でも、でも、
そういう事ではないんですよね、この遺跡の素晴らしさって。
このアンデスの奥地の山の頂上に広がる遺跡は
その別名どおり謎多き「空中都市」でありました。
辺りに広がる緑多き山々と、そこにポツンと存在する遺跡、
マチュピチュでしか出会うことの出来ない素晴らしい眺望に
ひたすら感動しました。
本当に来ることが出来てよかった!!!
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残りは余談ですので、気力のある方のみお読みくださいまし。
マチュピチュ到着後、
本日の宿舎であるサンクチュアリ・ロッジへ。
このホテルは遺跡入り口にある唯一のホテル。
うれしいことに、私達のツアーはオールインクルージブでした。
さっそくシャワーを浴び、
主人とともにラウンジへ行って、マチュピチュに乾杯〜〜。
主人はクスケーニャというビールを。
私はピスコ・サワー(ブドウの蒸留酒に卵白とレモンをシェイクしたもの)を。
夕飯時もお酒が飲み放題。
本当は、高山病対策で、お酒の飲みすぎはNGなんだけど、
ワインリストを見た途端、「今日は飲むぞ!!!」と決意してしまって。
結局シャンパンと白ワインのボトルを1本ずつ飲んでしまった。
この宴会が、明日以降の旅の明暗を分けることとなる・・・。
実は主人は明日もアルコールが抜けないまま、
ワイナピチュ(この様子は後日お伝えしますが、結構ハードなトレッキング)に登り、
下山するあたりから高山病になってしまうのです。
そして、私は・・・宴会後、
珍しく気持ちが悪くなり数回吐いてしまったんだけど、
このおかげでアルコールがすっかり抜け、高山病にならずに済んだ。
マチュピチュはクスコなどに比べると、標高が低いから、
アルコールも少しならOKですが、
明日にまでアルコールが残るほど飲むのは止めましょう・・・。
主人は明日以降、
「もう人間をやめたい・・・」と暴言を吐くほど苦しい高山病に悩まされるのでした。
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