あゆ太郎の徒然なるまま。

★★人間関係って難しいなー。でもめげないよ。★★

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とりあえず11

約束はしばらく先。

だけどメールは来る。返信もする。内容は当たり障りのないことばかりだ。

メインは私の愚痴。愚痴をしっかり受け止めてくれると勝手に思っている。

社内の陰険おばさんの嫌がらせを受け流してはいるが結構キツイ。

そんな中での彼の存在は本当に救いだ。

帰りもたまに一緒になる。愚痴まみれの私の話を聞いてもらえるだけでありがたい。

あの日のことにはお互いに触れない。

金曜日、いつもの帰り道。
明日は野球だとかで実家に帰る彼と途中まで一緒に帰る。

「明日天気悪いみたいだね」

「そうなんですよ。そうすると野球ないんです。」
「実家に帰るならのんびりしたら?じゃ、お疲れさま」

そっけない会話で終わってしまった。

金曜日。映画館一か所だけレディースデイだ。帰りは映画でも見よう。

雑念を取るにはそれが一番だ。

が、あいにく観たい映画がなかったのでネットカフェに行くことにする。

なぜか恋愛関係の漫画に手が伸びる。最近は読んだこともなかったのに。

≪好きっていいなよ。≫
読んだことのないタイトル。
どんなストーリーなんだか。


2時間経過して。どっぷりはまりこんでいた。
漫画の世界に。恋愛もの。

ご都合主義だと分かってても今の私にははまってしまったのだ。

気が付くとメールの着信があった。とりあえず確認する。

【明日の野球中止です…】

メールが来てから1時間は経過していた。。

【あらま。残念だね。私は観たい映画がなかった】

【明日は予定ないんですか?】

【明日は≪ハイネケン誘拐の代償≫を観る予定】

【面白いんですか?】

【いや、知らない。アンソニー・ホプキンス出るから観るの】

俳優で観る映画を決めたことのない彼は驚いていた。

【行っていいですか?】

【いいけど、アクションでもホラーでもないよ?】

【暇なんで】

上映館と時間を調べて連絡をすることにしてメールを打ち切った。

うーん。悩む。困った。

冷静に俯瞰で見ている自分と浮かれまくっている自分がいる。

さて、どうするか。。。

とりあえず10

家に帰ってスマホを見るとメールが来てた。
【お疲れさまでした。無事に到着しましたか?】

【ありがと。やっぱ遠いね】

都内の彼の家から自宅まで二時間近くかかる。

そんなことはおいておこう。

これからどうするのか・・・。
一晩の過ちにするのか?
いや、できない。好きだと思ったから。

でも彼の真意を問いただせない。怖いから。

『は?何言ってんの?おばさんの相手を一晩しただけだから』

なんて言われたら立ち直れない。月曜日から平常心で過ごせるのか自信はないが
社内でうわさにならないようにしよう。
それが私の役目だ。

自分の気持ちに嘘をつかない。これだけは変えない。
どういう結果になってもこれだけは言える。

≪私は彼が好きだ≫。

月曜日になった。
通常通りの仕事をする。
私は一人仕事なので他の人とは違う場所での作業をしていた。

「手伝いますよ。」

「あれ?そっち終わったの?」

「はい。他の人は休憩してますけどね。」

「ありがと。じゃ、こっちお願いしていい?」

しばらくは作業に集中する。

「今度ごはんおごってくれるんですよね?」

「ああ、いいよ。何かリクエストある?」

「なんでもいいです。好き嫌いないから」

「分かった。場所は?」

「どこでも大丈夫ですよ。」

「じゃ、再来週末金曜日はどう?」

「大丈夫です」

作業終了して彼は自分の場所に戻った。
今の会話はどういうことなんだろうか。。。

付き合うって決まったわけではないよね。。。
でもまぁご飯を食べに行くだけだし。

真意が全く見えない。というかいつもそう。突っ走るのは変わらないんだな。

再来週まで死刑執行を待つ気分だ。

とりあえず9

まどろみながら一つ質問をしてみることにした。

「駅まで普通迎えに来るんじゃないの?」

「だってそうしたら道覚えないでしょ?」
確かに。

「俺、マメじゃないから。」
会話成り立ってんの?今の?

「いちいち迎えに行くとか無理なんだ」

「されても困ります。。」

「だと思った。マメな男嫌じゃない?」

「苦手かな」

過去にはマメだった男性との付き合いもあったが束縛がひどかった。トラウマだ。
自分が好きで追いかけるのは好きだけど追っかけられると引く。

それを伝えると彼は満面の笑みを浮かべた。

この笑顔は反則だ・・・。

昨日の夕方お茶したのが遠い昔のことのように感じる。ジェットコースター展開。

ん?でもいつも恋愛が始まるのは急だった。私の場合。
自分の気持ちに気が付くのが遅い分、気が付いたら急流下りのように加速する。

当然目の前の彼のことが大好きだということを認識した。まだ≪好き≫とは伝えていない。

白い生地にポツンとついた黒い点がじわじわ増えていくように感じた。

私が正直に彼に≪好きだ≫と伝えられない理由。前から言っていた『年齢差』だ。

もしかしたら遊びなのかもしれないし。こんなおばさん相手にしないかもしれない。

怖くてまだ言えなかった。

とりあえず8

いつも思っていたけど。
この人の声って落ち着くな・・・。

「なんで今日来たの?」

酔っ払って勢いで、なんて絶対に言えません。

出てきた言葉は
「なんとなく」

おいおいひどいだろ。そりゃ。
気が付いたらほとんど裸にされてました。・・・器用ですね。変なところで発見が。

そして上手い。陥落です。

気絶状態で寝てしまったらしく。スマホの目覚ましで起きる。6:30だ。

はて、ココどこだっけ?と思いたかったが記憶ははっきりしている。
記憶ははっきりしてても行動は酔っ払いです。
穴があったら入りたいくらいの目覚めだ・・・。でまた寝た。

起きたら9:00過ぎていた。

見回すと彼はパソコンの前に座っていた。
「おはよう。よく寝てたね。微動すらしないから生きてんのかわかんなくなった」

爽やかな笑顔です。
「おはようございます・・・。朝ご飯買ってこようか」


「そうですね。お腹すいてますよね。昨夜ケーキしか食べてないですもんね」
そんなことをしゃべったんか。

会話が怖くて着替えて外に出た。
スマホを確認すると、ラインが入っていた。

友人からだ。昨夜は我慢したらしい。

【おはよう。帰ってないでしょうね?】

【帰ってません。それ以上の質問は禁止でお願いします】

【オッケー。次回ね】

物わかりのイイ友人だった。

何が好きか分からないのでコンビニでおにぎりとサンドイッチを買って部屋に戻った。

「お待たせ。何がいいか分かんなかったから適当に買ってきたよ」

「ありがとうございます。どっち食べます?」

いや、もうどっちでもと言うか帰りたい。

テレビを見ながら朝ご飯を食べる。食べ終わった。

また眠気が差してきた。あんだけ寝たのに。
「眠いんだったら少し寝たらどうですか?俺も寝たいし」

そう?じゃ、お言葉に甘えます。敬語なんだねぇ。

「お昼になったら起こしてね。」

「ホントに寝るんですか?」

眠いもん。寝かせてください。あ、ダメですか。ですよね。

さっきまでの敬語はどこにいったんだか。若いって素晴らしいよね。ホント。

とりあえず7

飲もうよ!と勢い良く言ったものの考えたら彼はお酒苦手だった。

なんせ指定されたお酒は≪ほろ酔い≫。こっちは≪濃い目のハイボール≫です。

どうでもいい話をしながらガンガン飲む。
眠くなってきた。

はっと気が付いたら寝てた。終電もうない。(帰る気はあった)

「ごめん、寝てた。」

「気が付いたら寝てましたよ。気持ちよさそうだったんで起こすのやめときました」

うーん。どっちなんだろ。
「俺寝ますけど。」

あ。そうだよね。私も寝ますよ。こっちで。大丈夫です。

「あ、マッサージしてくれるんでしたっけ?」
うん?あ、ハイハイ。宿泊代としてやります。やらせてください。

どうでもいいけど、この洋服で寝たくないな。。。

「肩凝ってるね。足もすごいパンパンじゃん」
飲みすぎてグラグラする頭に鞭入れつつ。酔っ払いだと思われたくないもん。
はい、マッサージ終わり。
寝てください。

では私はこちらのソファーお借りしますね。
腕をつかまれる。

「どこいくんすか?」

いや寝るんでしょ。。。そして私は酔っ払いですよ。

そのまま布団に引きずり込まれる。

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