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母が借りてきた本を何気なく手に取ったのですけど。一気に読みました。 もう何十年も前にあの【酒鬼薔薇】と同じような事件があったことを知っていた方はいますか? 私は知りませんでした。しかも事件は同じ市内のとある私立の学校で起こっていたんです。 少年法の改正が叫ばれるずーーーっと以前に起きた事件。 残された遺族の悲しみや、その後の生活は想像を絶するものでした。 それ以上に驚いたのは、その事件の犯人はこともあろうに弁護士になっていたのです。 反省もないままに、法を扱うものとして更生。 加害者の視点・被害者の視点、事件には様々な視点がある。 この本は「被害者家族の視点」によって綴られている事を念頭に置きたい。 従来は加害者、加害者家族の人権が重視されてきたが、 被害者、被害者家族の人権尊重の声も高まってきた。 そうした時代の流れでこの著作は生まれてきた。 緒論あるが、この著作が訴えるのは一つ。 「決して時間が、心を癒したりはしない」という事である。 悲惨な事件から30年経ち、被害者の家族は未だにその苦痛に悩まされている。 著書では被害者の妹の視点で語られており、 マスコミの暴挙、忘れたいのに想起させようとする残虐な世間と 読んでいるだけで胸が込み上げてくる。 特に被害者の死の理由を知らなかった妹の子供が真実を聞いた時、 涙を流したと言うエピソードは忘れられない。 被害者側の視点で書いてある著作で加害者側の視点が抜け落ちているのは当然である。 その事を念頭に読んで頂きたい。 正直言って、ドラマのようにすっきりとは終わらない本です。でもきっとこれが現実。 レビューにもありましたけれど |

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