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なんというか考えさせられた映画でしたね。 武島剛志は、高校3年生の弟である直貴が安心して大学へ行けるような金が欲しくて、資産家の老婆の家へ家宅侵入・窃盗を行なうが、老婆に見つかり衝動的に殺人を犯してしまう。そのために、直貴は「強盗殺人犯の弟」という目で見られ続け、就職も何もかもできない。 ただ、小さな幸せが欲しいだけなのに、そのつかんだ幸せのカケラを本当の幸せに変えようとするとき、「強盗殺人犯の弟」ということがバレてしまうのだった。その度に彼の想いは揺れる。公表、隠蔽、絶縁、寂寥、哀憐と…。 そんな中で、刑務所に入っている兄ととれる唯一のコミュニケーションが、「手紙」だった。それが疎ましくても懐かしくても…。 弟の直貴にとってはただ1人の肉親のお兄さん。 世間の風にさらされている彼にとって、大切なはずなのに疎ましさが先にたつ存在になってしまいます。 勤務した会社で、会長に言われた台詞が印象的でした。 犯罪を犯した人は自分だけでなく、家族がどんな思いをするかを考えなくてはいけない。
家族が苦しんでいる思いも犯罪者の罪である。 といったような内容でした。 犯罪者が身内にいない者(私もそうなんですけれど)にとって、犯罪者の家族とはやはり 【近づいてはいけない人】という風になってしまうと思います。 何かの犯罪で犯人が捕まり、犯人の家族がテレビに出たりしていると 『気の毒だ』とは思いますが、救いの手を差し伸べようとは思いません。何故なら家族は悪くない、 とは思っていても犯罪者も含めた家族だから・・・・。と思っていました。 この映画を観ていたら、秋葉原や土浦・岡山の痛ましくむごたらしい殺人は起きなかったのかも・・・ とも思いました。 重い映画だけれど、観た後に色々考えることが出来てよかった映画でした。 お兄さん役の玉山鉄二さん台詞はなく表情だけの演技でしたが本当に良かったです。 沢尻エリカさん、プライベートでは色々言われていますがやはり上手な女優さんです。
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