滅亡せし第一次ブログ

放置&引っ越し。基本的に中学時代に書いた記事が残っております。若き日の残照、消すには惜しいゆえ骸を晒す。

歴史閑話

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歴史に関しての四方山話です。
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明日、9月15日(旧暦)は、関ヶ原の戦いの日。
というわけで、関ヶ原の戦いが起こるまでの経緯を単純に説明してみた↓


天下を統一した豊臣秀吉の死後、秀吉の遺言により、
五人の超有力大名(徳川、毛利、上杉、前田、宇喜多)の合議で政治を運営することになっていた。
しかし、その中で実力も人望も群を抜いていた徳川家康が政治を取り仕切るようになった。
そんな家康が、東北の大大名・上杉景勝に「豊臣家に謀反を企てている」と言いがかりをつけ、多くの大名を率いて上杉征伐に出向いた。
その隙に、
「このままでは、豊臣家の政権は家康に簒奪されてしまう」
と危惧していた豊臣家のエリート官僚・石田三成は、中国地方の大大名・毛利輝元を総大将に担ぎ出し、大坂で兵を挙げた。
全国の大名は、徳川に味方する者(東軍)、石田に味方する者(西軍)に分かれた。(どっちつかずの大名も多い)
家康は上杉征伐を中止し、大坂を目指して進軍、三成ら西軍はそれを迎え撃とうと東へ軍を進め、両軍の主力部隊が関ヶ原で衝突した。
これが関ヶ原の戦い。
最初は西軍が優勢だったが、山の上で戦いを眺めていた小早川秀秋率いる大軍が突如西軍に攻め込んだのをきっかけに西軍は総崩れ、関ヶ原の戦いは徳川家康の勝利に終わった。
(実は関ヶ原の戦い以外にも、日本中で徳川方と豊臣方で戦闘が起こっていたが、この9月15日の「関ヶ原の戦い」の結果、全国の豊臣方の大名は「敗者」となった)

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1945 8 6 原爆閑話

今日はいうまでもなく原爆が広島に投下された日。
黙祷。

新聞も原爆ネタが多いなか、変なことを書き腐っている者がいた。
その文章の中には、
「原爆を落とされたから日本は降伏し戦争は終結した。
もし落とされずに本土決戦になったらもっと多く死んだ。
日本は助かった。」
といったことが書かれていた。
要するに、
「原爆落としてくれたおかげでせんそー終わって多くの命が救われた。アメリカたんありがとう」
といっているようなものではないか。
そしてその文章は原発問題の話へと続き、最後は
「原爆で犠牲になった方たちに、ぼくらは今、顔向けできるのか」で締めくくられている。
ふざけんなよ。
「原爆落とされてラッキー^^」という主旨のことを書いている者が言うセリフか?

確かに、原爆を落とされた衝撃は日本の降伏を早めたかもしれない。
が、それを「おかげ」と考えるのはもってのほか。
アメリカはどうしても原爆を日本が降伏する前に日本に落としたかったのだ。周知の事実である。
ソ連への示威のためにどうしても原爆を使う必要があった。
日本に原爆を落とす前に降伏されては困るため、「ポツダム宣言」のなかの「国体護持&天皇制維持」の部分を削除して日本に突きつけた。
国体護持と天皇制維持は日本人にとって大切なものであるため、それを明記していないポツダム宣言をすぐ受け入れることはできないため、日本政府は宣言を「黙殺」。
アメリカはそれを「拒否」と決めつけ、「日本を降伏させるには原爆を使うしかなかった」という大義名分を得たのである。
そして、多くのアメリカ人は今でも「原爆は戦争終結のため正しく使われた」と信じている。

そういう事情で原爆を落とされた広島の原爆死没者慰霊碑の石室前面には、
「安らかに眠って下さい  過ちは繰返しませぬから」と刻まれている。
過ちは繰り返しませぬ?
=「原爆を落とされたのは日本が悪い」
=過ちを犯したのは、加害者(米国)ではなく、日本
ということか?
宣戦布告したのは日本だから?
さっさと降伏しなかったから?
「日本がもっと早く降伏すればよかった」というのには一理あるかもしれないが、
「降伏しなかったから落とされたんだ。文句言うな」
というのはいかがなものか?
「降伏しないから」という理由で、国際法を犯し非戦闘員を虐殺が正当化されるのか?
たいがいにせえ。

原爆の開発を指導し、「原爆の父」と呼ばれた男・オッペンハイマーは、
「恐ろしくて使用すらできない残虐かつ強力な兵器を作ることで、銃砲撃のような<小さな戦闘>を無意味にし戦争を無意味にできると考えた」
らしい。(弟曰く)
また、戦後原爆の使用に関して「科学者(物理学者)は罪を知った」との言葉を残している。
日本人は、原爆開発を指導し広島長崎に地獄を作った元凶ともいえるこの天才物理学者を憎むべきなのだろうか?
「日本では杉原千畝や樋口季一郎陸軍少将が2万人近くのユダヤ人を救ったのに、ユダヤ人を母に持つオッペンハイマーは30万の日本人の命を奪う手助けをして恩に仇で報いた」
という意見もあれば、
「使うと決めたトルーマンを憎むべき」
という意見もある。
そういえば、原爆投下を命じたトルーマンに、日本人の怒りの矛先が向かないのは何故なのだろうか?
とても疑問である。

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魅惑(?)の蒋介石

国民政府主席・蒋介石は「偉人」だろうか?それとも単なる「独裁者」なのだろうか?

孫文とともに「革命」の実現に尽力し、やがて国民党の主席となり紆余曲折の末に軍閥が割拠する中華民国を統一。(一応)
日中戦争を勝ち抜くも、国共内戦に敗れ、台湾に亡命し、台湾から大陸の「天下」奪回を狙いながらも実現せずに生涯を終えた。
若い頃に日本に留学したことがあり、似忠戦争において軍隊の体をなしていない中国軍(厳密には「国民党軍」)に「日本を見習え」と訓示し、自らも日本人のスタイルを理想としたほどの親日家で、戦後「以徳報怨(徳を持って、怨みに報いる)」を掲げて、かつての敵・日本人の復員に最大限に便宜を図ったことでも知られている。

こう説明すると、「蒋介石って凄い人で、いい人だな」と思われるのだが…。

日中戦争勃では連戦連敗を重ねて本拠撤退を繰り返すが、他国(主にアメリカ)からの借款・援助を得ることで生命線を保ち、しかも借款した金などを多く着服。
日本の進軍に対し、焼き払い作戦や河川決壊作戦を多用して多くの自国民の犠牲者を出し、率いる軍兵は撤退に際して同胞である中国人から略奪を繰り返す。
日本降伏後、「以徳報怨」という寛大な態度を示す一方、BC級戦犯として多くの日本兵をずさんな裁判で裁き、重刑を課した。
国共内戦に敗れ、台湾に亡命した後は総統として独裁権力を持って君臨し、恐怖政治を敷き、多くの民衆が犠牲になった。

毀誉褒貶の激しく、評価の定まらない人物であるが故に、随分興味をそそられる。

太平洋戦争が終わり日本は降伏、日本軍は連合国軍に降伏した。
これはある日本軍捕虜とイギリス軍の中尉の逸話である。

捕虜になった日本人はイギリスの中尉にこういった。
「日本が戦争を起こしたことは申し訳のないことであった。これからはなかよくしていきたい。」
すると、イギリス軍中尉はこう答えたという。
「君は奴隷か?奴隷だったのか?」
さらにこう続けた。
「我々は我々の祖国の行動が正しいと思って戦ってきた。
君たちも自分の国を正しいと思って戦ってきたのだろう。
負けたらすぐ悪かったと本当に思うほどその信念は頼りなかったのか?
それともただ主人の命令だったから悪いと知りつつ戦ったのか?
負けたらすぐに勝者のご機嫌をとるのか?
そういう人は奴隷であってサムライではない。
われわれは多くの戦友をこのビルマ戦線で失った。
私は彼らが奴隷と戦って死んだとは思いたくない。
私たちは日本のサムライたちと戦って勝ったことを誇りとしているのだ。
そういう情けないことをいってくれるな」
(出典「アーロン収容所(会田雄二)」)


凄い美談…。
白人による人種差別が根強く残っており、また、緒戦では日本軍に辛酸を舐めさせられ、日本人に含むところ大のイギリス軍だが、その中尉は日本の「サムライ」と戦って勝ったことを誇りとし、さらに卑屈になっている捕虜を貶しながらも、捕虜に祖国への自信を取り戻させようとしている。
その姿は「英国紳士」「騎士」という、イギリス人に対する最大限の尊称を与えられるにふさわしい。

古今東西、戦争には残虐行為や悲劇は必ず多く発生するが、その一方で数々の美談が生まれる。
(この逸話は戦争の中ではなく戦争終結後の話だが)
日本人としては、かつて日本人が、高潔かつ清廉で勇敢な「サムライ」と外国人に認識されていたことが何よりも誇らしい。
今の日本及び日本人、自分も含めて―を見てると、なんてザマだとしかいいようがない。
このザマでは、「日本の侍に勝ったことを誇りに…」など外人に思ってもらえるはずがない。
グローバルとかなんとかいう時代だからこそ、今の日本人は日本に誇りを持って、「サムライ」として世界から信頼、尊敬されるようにならねばなるまい。

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上杉景勝評集

「景勝、小男なれども、何様にも顔、魂、何百人の中にも無類の大将なり」(北越耆談)

「沈毅にして断あり、豪舞にして大胆」(名将言行録)

「惜しいかな、景勝らは愚鈍、懦劣である。必ずや、自ら奮発しないであろう」(看羊録)
日本にいた朝鮮人学者の記録。前田利長と上杉が同盟を結んだと見て、景勝が動かなかったことへの批判。

「武道にかけては利発な大将」(甲陽軍鑑)

「景勝の前に出ると威風凛然としていてどうしても座ることが出来なかった」(「米沢史談」前田慶次郎曰く)

「上杉家は累代の大将で…景勝は幼少の頃から軍中で成長している。当時、彼と戦おうとする者はいなかった」(藩翰譜)
1702年に成立。新井白石が編纂。

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