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写真は岡山市賞田産直「子持ちアユモドキの瓶詰め」
環境省、岡山市の関係部署は、「再発防止に努める」といっているが、ちゃんと指導できているとは思えない。少々指導したって「のど元過ぎれば何とやら・・・」てな調子でじきに忘れられてしまうだろう。地元も岡山市も、お互いにかばいあっているようにしか思えない。
そもそも、地元の農業者達にとってはアユモドキは「厄介者」らしい。それでも、町内会は「淡水魚保護宣言の町」なんて大きな看板を掲げくれている。その看板の目の前で起こった事件なのだ。旭川水系のアユモドキは、完全に農業に依存している。だから、昔ながらの藻刈りもちゃんと行いながら、彼らは生きていかなければならない。
今回の事件の責任は、用水の管理者である市にあるはずだ。
環境省、岡山市他の行政は「悪意があってやったことではないので・・・」といって、穏便に済ませようとしている。しかし、この事件は「文化財保護法」と「種の保存法」に抵触する重大事件なのだ。悪意がないのなら責任を取らなくてよいのか??? 地元岡山の人間は、「アユモドキは昔からいる。少々死んでもまだまだいる」「アユモドキと農業とどっちが大事なんだ!?」くらいの考えの人が多いが、イリオモテヤマネコやヤンバルクイナが大量死したのと同じくらいの大事件だってことが分かってるんだろうか?
この事件はれっきとした犯罪なので、用水の管理者である岡山市の関係職員にはきっちりお灸をすえる必要がある。そうしないとこのような事件はまた起こる、いや、何度でも起こる。
この事件を風化させないためにも、犯罪として立件してもらえないものかと思っている。この記事を読んだ方の中で法律に詳しい人がおられたら、法的に関係者を処分する方法をご教授ください。原告は「アユモドキ」になるのでしょうか?
2011年8月 追記
この事件の3年後に聞いた話だが、文化庁は、岡山市職員の長である岡山市長を告訴することも考えていたそうだ。
事件後、岡山市のアユモドキ関係の会議で、文化庁の担当者が「天然記念物を50匹も滅失するとは重大な事件だ・・・ 」といったところ、
市の文化財課は「(アユモドキが死んだくらいで)そんなに厳しくしなくても・・・ 」みたいな言い方をして、文化庁の担当者は憤慨しながら呆れていた。
2年後にまた、水質事故によるアユモドキ大量斃死事件が起こり、このときは文化庁も県も本気で告訴も考えて指導したそうだ。市は、「もうしませんから、今回は穏便に・・・ 」と懇願し、文化庁はしぶしぶ引き下がった。しかし、その後の態度が改まっていなかったため、2011年ついに、文化財課課長はじめ関係者に鉄槌が下された。教育長にも直接指導があった。
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防げたかもしれないアユモドキの大量死とは、ずいぶん酷い事件です。
大切な話だと思い、勝手ながら私のブログで、少々紹介させていただきました。
多くの方に興味を持ってもらいたい話ですね。
2008/6/3(火) 午前 1:44 [ feelonlyhappy ]
記事のご紹介ありがとうございます。
2008/6/3(火) 午前 8:42
悲しい事件です。
死んでいるアユモドキを見ると悲しい気持ちになります。
2008/6/4(水) 午後 7:57 [ Rhinogobius ]
産卵に集まってきていた抱卵♀がたくさん死んで、今年の産卵(あと10日少々)への影響を考えるととても不安です。
2008/6/4(水) 午後 9:47
この事件以後、この辺りの蛍の生息数が激減しています。
2015/6/16(火) 午後 9:57 [ あるある ]
この事件以後、この辺りの蛍の生息数が激減しています。
2015/6/16(火) 午後 9:57 [ あるある ]