出 演 : ユ・ジテ(ヒョヌ役)、キム・ジス(ミンジュ役)、オム・ジウォン(セジン役)
ヒョヌとミンジュは結婚間近の幸せなふたりであった。
結婚準備のために一緒にショッピングする事にした2人。
急用が出来たヒョヌは1人でミンジュを無理に三豊デパートに行かせる。
急いで仕事を終え駆け付けたヒョヌは、横断歩道を渡ってミンジュが待つデパートに行こうとした瞬
間...「ドン!」巨大な2つの建物が完全に崩れ落ちる‥。
ミンジュを死に追いやったのが自身という罪悪感の中で苦しむヒョヌ‥
笑う事を忘れたヒョヌの元に「ミンジュとヒョヌの新婚旅行」と書かれた1冊のノートが届く。
ミンジュの書いたノートを手に旅行に出かけるヒョヌは、旅行コース毎に出会う女性がいる‥
美しい風景とともに映像が静かに流れていく映画でしたが、この「三豊デパートの崩壊」は
実際にあった事でした。
三豊百貨店(サンプンひゃっかてん)は大韓民国のソウル特別市瑞草区にかつて存在した百貨店である。1989年開店。
1995年6月29日の営業中(午後5時55分、現地時間、日本時間同)に突然5階建ての建物の半分が崩壊し、死者502人・負傷者937名・行方不明者5名という世界的にも例のない大惨事を起こした。
建物崩壊の直接的原因は主に以下の点である。
工事の途中で、施工者が宇成建設から百貨店の経営母体である三豊建設産業に変更された。
元々、このビルは地上4階、地下4階建てのオフィスビルとなる予定だった。
しかし、5階建てのデパートに変更するために、基礎工事が終わった段階で建設会社が変更された。
売り場に防火シャッターを設置するためビル中央部の柱の一部(4分の1)を取り除いた結果、ビル自体が構造的に弱くなった。
80トンの水のタンクが屋上に設置された。
事故が起こる前年の1994年には当局に無断で地下に売り場を増設する工事を行い、これが更に建物の強度を弱めた。
屋上で大型冷房装置を引きずって移動させたため、上記の強度不足が原因となって屋上が装置の重量に耐え切れなかった。
鉄筋の代わりに石油缶を詰めていた。
元々梁を使用するが、重量制限のある柱で建物を支える建築工法を取った。
最上階にあるレストランは床に座る方式のため、床暖房を入れ、床部分を底上げした分重量が増えた。
また前日に5階の従業員が天井(屋上)のひび割れに気づいており、崩壊当日の朝にはひび割れが大きくなっていたため、すぐに上司に報告した。
午前9時の段階で経営陣が集まり緊急会議を開いたが、その間も営業は続行していた。
午後3時に社長が呼んだ建築士が到着して調査し、危険を察知して警告したにもかかわらず、経営陣は「まもなく閉店だから」という理由で営業を続行した。
このように、崩壊は経営陣の判断不足による人災の面もあった。建築会社だけでなく、大量の死者を出した経営陣の責任も追及され、同百貨店の会長と社長ら幹部3人が業務上過失致死傷容疑で逮捕された(会長は懲役7年8ヶ月の刑を受け、全財産没収。2003年10月に病死)。更に当時の区長が三豊百貨店の三度にわたる設計変更と、仮使用許可を承認した見返りとして、三豊百貨店側から1300万ウォン(約150万円)の賄賂をもらったとして、収賄容疑で逮捕された。
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