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お気に入りの池で、ときどき鮮やかな青い輝跡が視界の隅をかすめることがあった。
カワセミだ!。目を向けたときにはもう、どこかへ消え去っている。 環境汚染に敏感なこの鳥は、首都圏ではもう絶滅するのではと言われていた。 千葉県では要保護生物(C)【環境省の絶滅危惧II類相当】というレッドリスト指定の 貴重な鳥だ。 一度じっくり張り込んで撮影しようと、カメラ・望遠レンズ・三脚を用意して 朝、早めに行ってみた。 一通り準備して一服していたら、一本も吸い終らないうちに あっけなく一羽が射程内に飛んで来て留まった。 なんとラッキーな! と思っていたら、さらに一羽。 そしてもう一羽。 ををおおぉ!? 声を上げそうになるのを必死にこらえ、シャッターを押した。 一羽でも撮れればラッキーくらいに思っていたのだが、 まさか三羽も並んでいるところを見れようとは。 目の前の幸運がにわかには信じ難かった。 じっくりと見れば見るほど、この鳥の青い輝きは美しい。まさに飛ぶ宝石である。 また胴体のオレンジ色とのコントラストも素晴らしい。 大自然の創り出す意匠の見事さを思い知らされる。 英語ではカワセミのことを「kingfisher」と言うそうだ。 美しい色合いには一切触れずに、実利的な面のみに着目して名づけるとは いかにも欧米人らしい。 このカワセミたちも、上から鋭い目で水中を探っては電光石火の速度で ダイブして小魚を獲っている。 百発百中、さすがKING!。 と思っていたが、よく見ると葉っぱみたいなものを咥えている。 「間違えたんだな」 思わず笑ってしまった。 「俺、これが食べたかったんだもんね。フフン」 という顔をしてしばらくクチャクチャ噛んでいたが、やがて「ぺっ」と 吐き出した。 お茶目なKINGである。 |
扉之記事
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東京に隣接した千葉のとある街に20年ほど住んでいた。
駅は近いうえにJR・私鉄・地下鉄と3線利用可能で、どこへ行くにしても便利であった。 僕の大好きな錦糸町なんか20分もあれば行けたのだ。 しかも電車に乗らなくても服飾、本、楽器、面白い雑貨、若干いやらしいマッサージ店など 大概は近所で事足りたので、まず不便を感じることなどなかった。 しかしながら色々とあって少し離れた土地に移り住むことになった。 かれこれ3年くらいになるだろうか。 元々住んでいた場所から千葉のさらに奥地へ、時間にすれば一時間程度なのだが、様子は大分異なっている。 見渡す限り田んぼと畑と雑木林と雑草。他には何も無い。千葉おそるべしである。 最寄の駅まではバス(一時間に2本)か自転車。歩くと40分!。以前の生活を思うと、もうウンザリである。 テレビも無え ラジオも無え 地デジの電波がとどいてねエ 本屋も無エ 楽器屋無エ 俺らの村には文化が無エ キャバクラ無エ 風俗無エ 若いねえちゃん見だごとア無エ 初めのころは運命を呪いながらこんな歌を唄っていたものだ。 まあ、しかし嘆いてばかりいても始まらない。とりあえず足が必要だ!ってことで 自転車を購入。疲れるのはイヤだという理由で、できるだけ軽量なものを探したところ プジョーのフラットバー・ロードバイクを安く入手出来た。 単に軽い足が必要だっただけのはずなのだが、これが結構ハマってしまい、 ハンドルバーやシートポストをカーボン製のものに換えたり、ブレーキ・タイヤ・ クランク周りなどをグレードの高いものに換えたり。サイクルコンピュータまで揃えだしたのであった。 手段がいつのまにか目的化してしまうのはオイラの悪いクセだ。 でも自転車で散策していると、それまで雑木・雑草と一括りにしていたものの中に色々と面白い発見があるのだ。 この土地もそんなに悪くない。だんだんとそんな風に思えるようになってきた。 |
ひさかたの ひかりのどけき はるのひに しづごころなく はなのちるらむ |
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またサクラの時期がやってきて、あっという間に終わってしまおうとしている。 雲は一瞬たりとも同じ姿を留めることがない。 微かに、しかし確実に僕の中に何かを残して、行ってしまう。 |
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昨日、久しぶりに鎌倉の円覚寺に行ってきました。
紅葉がちょうど見ごろにはいってきたところみたいです。 総門の外はけっこう色付いていましたが、境内の中はまだあんまり紅葉していませんでした。 12月中旬くらいまでが見ごろらしいので、再来週あたりもう一度行ってみようかな。 紅葉まじりの円覚寺の景観は一段と禅味を増して、とても心が和みます。 でも土日は人出が多すぎて全く落ち着けないですけどね。 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO (ペンタックス用) OLYMPUS E-PL2 M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 |

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