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無事、2日間の「夏季大学」を終えてきました。 確かに終えてきたのですが…肉体疲労と抑うつ感だけが残りました。 いや、決して、開催場所の横浜国立大学が、横浜市内にもかかわらず遠すぎたという訳(だけ)ではなく… 自分は、日頃の仕事と違った事をやる気分転換や、新しい事を勉強したいという、カルチャーセンター的気持ちで参加してきたのですが、このイベントは…どうやら今回が斬新すぎたようだったのですが、想像していた内容と、ちょっと(?)違ったのです。 今回の夏季大学は「台風学の最前線」というテーマで、講師陣も豪華で、これで2日間5000円は、めっちゃお得だろう!という内容でした。 ただ、私にとっての「一番の弱点内容の講義(!?)」が、豪華な講義内容を記録的な最大瞬間風速で、一気に吹き飛ばしてしまったのです。 (森田さんの面白い話、ショックで忘れちゃったよぉ〜!) その名も「第1回台風共通一次試験」。 なぜこの名称なのかはともかく(私は共通一次試験を知らない世代です)、文字通り、選択式の全20問の試験でした(試験時間20分)。 試験は、受講者全員必須。もちろん名前記入もありで、答案用紙は主催者側に提出。 この内容が、講義の重要内容をおさえた出題範囲だけでしたら、まあ納得したのですが… 問題文を見て固まりました。 歴史ネタ、聞いた事ない本からのネタ、カンでしか答えられないネタ… しかも、終了3分前から、意味不明のBGM!(すみません。テレビに疎い私には、ネタ元がわかりませんでしたが、解答者を焦らせる効果があったのは確かかと) この試験、夏季大学の最後の講義で、解答の解説と、成績上位10名にプレゼントがありました。 「台風王に俺はなる!」の文字が出てきた時点で苦笑しましたが(私はワンピース世代ではありません)、解答の解説で、驚きの展開が! 確か「台風の風速でできなかった事を選べ」みたいな問題があり、選択肢に「名刺交換」だの「布団を干してたたく」だのと、「ふつー、そんな事やらねーだろ」というものが並んでいたのですが、なんと、解答の為に、わざわざ専門の施設に、実験しにいったようなのです! (この動画、後日、YouTubeにアップされるらしいです。客観的に見る分には、間違いなく面白いです) いやー、所さんの番組なら、笑ってみていられますけれど。 自分がギャラを貰う立場で、クイズ番組に出ていたら、そりゃ、やりますけれど。 これ「試験問題」なんですよね?「これ」で、採点されるんですよね??? 多くは語りません。というか、タイトルが全てを物語っていますね(苦笑)。 試験で、平均点以下の烙印押されて落ち込む為に、時間とカネと有給休暇使って、講義受けに来た訳じゃないんですけど… そりゃ、これ外しちゃまずいだろって問題も、確かに3問ぐらい落としましたけど(爆)。 自己啓発の場で、自己嫌悪に陥らせるって…どうなんでしょう、これ。 しかし、一番腑に落ちなかったのが、この試験の最優秀者が、上位3位までが貰えるトロフィーが貰えなかった事です。 あれです。よくありがちな「決勝戦」というやつです。 成績上位5人で、○×クイズをやって、最後まで正解した人が「台風王」。 このやり方、アメリカ横断ウルトラクイズ?(私は見ていなかったのでよく知りません)をもとにしていたようでして… 「こんな問題、自分のカンで選択するしかないだろ!」という最初の問題で、試験で一番成績が良かった人は、消えました。あまりに気の毒すぎる展開でした。 それなら最初から、会場全員(100名程度です)で、○×クイズの勝ち残り形式にすれば良かったのに! 運とカンが重要なら、いっそ、ジャンケン選抜でも… 企画者的には全く悪気はなく、軽いノリで行った事と思います。 (お遊び的な試験に真剣になる方が変だよね、と考えているでしょう) でも世の中には、順位が決まるものは、自分の人生にとって本当に重要、または職業上避けられない局面以外、かかわりたくないという人もいるのです。 点数化される事象ぐらい、たまたま幸運だった人でなく、それなりの成績を残した人が、きちんと報われて欲しいと思ったりもする訳です。 あの内容は、通常は、懇親会の余興向けでしょう。 少なくとも、真面目な講義を目的に、お金を払って参加してきた人に、強制すべきものではなかった気が… おそらく、受講者の大多数は「楽しかった」という感想だと思いますので、私のつぶやきは、少数派の負け犬の遠吠え的なものとして、流しちゃってください。 かわりに、試験結果に関する情報も、水に流しちゃって欲しいんですが、主催者の「日本気象学会」のHP見ても、個人情報保護に関する情報がどこにも見当たらない…! (もしかして、あの試験結果、どこかでだだ漏れ!?) しかし、観光鍾乳洞を少しだけ知る者としては、 (1)日本三大鍾乳洞のうち、入口と出口の温度差が一番大きい鍾乳洞はどこか?
(2)洞内雨天対策として、入口で傘の貸出サービスがある鍾乳洞はどこか? (3)洞内の温度が最も低い観光鍾乳洞はどこか? (4)地元民に、夏場の無料天然クーラーとして愛されている鍾乳洞はどこか? (5)2011年に公開された、サイクロンが原因で洞窟内に閉じ込められた人々の脱出を描いた映画はどれか? とかいう問題でも逆出題して、リベンジを果たしたいところです(笑)。
気象と鍾乳洞、それなりに関係のある分野なのですが… 憂鬱な気分から立ち直る為に、しばらくは、本業(!?)に専念する事にします。 |
穴があっても入らない
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2013/7/30(火)15:42内緒コメ様
私が内緒コメで返すと読めなくなってしまいますので、オープンで返信致します。
私のブログ記事は「軽いノリ」で書いている部分がありまして(そのため敢えて記事カテゴリーは「気象」にはしておりません)、夏季大学の講義そのものは、非常に勉強になるものでした。
実験映像は、大人はもちろんですが、お子さんにも「台風の凄さ」がわかる、TV番組クオリティに匹敵する、大変面白く、かつ素晴らしいものだったと思います。
試験の個人情報につきましては、少々恥ずかしい結果でしたので、適切に取り扱っていただけると助かります…
2013/7/30(火) 午後 11:35
出題者の伊藤です。ありがとうございます。筆保さんとお話していたのは「台風の強さが最大風速17m/s以上と、口でいうのは簡単だけれども、やはり可視化の努力をしなければ、参加者の実感には訴えない」という点でした。その目的は達したかに思いますが、夏季大学の一部を、従来の形式に全く当てはまらない「ショー」そして「ゲーム化」してしまったことで、様々な反応が私のところに届いています。また、単にクイズとして出すにしても、設問に不備があり(例えば実験条件の詳細を書かずに高速で飛ぶ傘がガラスを割るかどうか問うた問題)、反省しているところです。個人情報の扱いに関しても、説明が不十分だったと思いますので、適切に取り扱うことを開催報告に明示するよう、筆保さんと話しています。
2013/7/31(水) 午後 5:47 [ und**handma* ]
伊藤様、コメントどうもありがとうございます。
傘の設問につきましては、私は傘がガラスとぶつかる角度で悩みました(実際の台風の際には、壊れて半開きの傘が飛んでくる可能性も高そうですが…)。
「布団干し」は、私も「あれ、既に布団は干してあるの?」と思いました。
私自身は夏季大学は初参加ですが、せっかくの「型破り」の企画、好意的反応の方が多いと思いますので、今回限りはもったいないと思います。大変入念に準備された熱意を感じましたので、別の機会に、更にパワーアップした企画を期待しております。
個人情報については、堅苦しくない程度に触れるだけで、実際上は問題ないと思います。
2013/8/1(木) 午前 0:50
ありがとうございます。傘の設問は、正確にいうと、「確率的にしかわからない」のです。ぶつかる角度やガラスに目に見えないぐらいのひびがあるかどうか、開いているかどうかなどなどさまざまな不確定要因があります。ですから、「今回の実験では」割れた、というべきなのでしょう。実験施設の方にお話を伺ったところ、過去にはスリッパや水にぬれた新聞紙でも条件によっては割れたことがあったとのことで、そら恐ろしく感じられました。また、台風災害の強風被害としては、ガラスによる怪我というのが非常に多いとのことです。その恐ろしさが少しでも伝わったのであれば、実験しに行った甲斐があったと思います。
2013/8/1(木) 午前 10:01 [ und**handma* ]
傘がガラス窓を勢いよく突き破る映像は、私だけでなく、多くの受講者の方も驚かれていましたね…
台風の時でも、ビル等の屋内にいれば大丈夫と思っていた固定観念と、ガラス破損=地震災害というイメージが見事に打ち砕かれました。
講義でも触れられていましたが、3.11以降、自然災害というと、どうしても地震偏重で伝えられがちですが、台風の恐ろしさも再認識しなければと痛感させられました。
しかし、濡れた新聞紙でも窓ガラスが割れる事があるのでしたら、強風時に外で新聞を読むのは、ガラスの被害を起こさない為にも、慎まなければいけませんね(サインをねだるのにとどめておきます)。
2013/8/2(金) 午前 0:44
「夏期大学」いいですね。私も今になって色々学びたい気持ちが強くなっています。こちらでも信濃教育界で歴史がある木崎湖の湖畔で毎年夏に多くの講師陣を招いて夏期大学が開かれます。今年はまだ会社を休んでまで行こうとは思わなかったのですが、もうあなぶろさんのようにすべきでした。来年は早くから計画しようと思います。
2013/8/5(月) 午後 8:57
学ぶ事の大切さは、学生でなくなった時に初めて気がつくものです(笑)。
私の参加した夏季大学は土日開催でしたので、会社を休まずに参加できたのですが、確実に翌週が持たないなと、月曜日に有休を取得しました。体力ある人でしたら、会社を休まずにも参加できます。社会人も対象にしている講座でしたら、休日開催のものも多いと思います。
多くの講師陣が揃ったイベントがあるようでしたら、参加しないのはもったいないですよ!
2013/8/5(月) 午後 11:54