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今年は、秋芳洞のカレンダーを購入できたので、鍾乳洞好きとしてはそれだけで大満足だったのですが、実はもう1つ、鍾乳洞ネタカレンダーを購入してしまいました。 正しくは、オークションで「秋吉台」の文字を見ただけで、写真も見ずに入札&落札してしまったという、非常にギャンブル性の高いものなのですが…(笑) という事で、今回はそのカレンダーの紹介をしたいと思います。 もう、このタイトルだけで、どうして秋吉台が掲載されているのがわかってしまいます。 カレンダー表紙は、言うまでもなく、日本一の山、富士山です。 このタイトルと表紙からすると、毎月すごい「日本一」の写真があるかと思ってしまうのですが… いや、ある意味「すごい」です。 (a)一般人にも理解できる「日本一」
・表紙:「日本一高い山」富士山 ・1月:「日本一大きな湖」琵琶湖 ・3月:「日本一長い川」信濃川 ・11月:「日本一広いカルスト台地」秋吉台 ・12月:「日本一透明度の高い湖」摩周湖 秋吉台をこの分類に入れていいのか不明ですが… ここは、鍾乳洞・カルスト地形贔屓として、入れさせてください。 もっとすごい「日本一」の前では、秋吉台は、かなり有名な部類になってしまうのです。 そして、ギャンブルした結果の「秋吉台写真」が、こちら。 今まで見た中で、最凶クラスの秋吉台の写真かと…(苦笑) (昨年入手したカレンダーの秋吉台の写真より、すごい…) どうして、こんな変な色合いの写真(朝日?)を使うのでしょう。 この写真は、ちょ〜冒険しすぎです! 写真右の説明は無難なのですが、やはり、この説明に説得力を持たせるには「白い石灰岩」の秋吉台写真を掲載した方がよいかと思います。 秋吉台/山口県美祢市 □東西17km/南北8km
秋吉台は日本一広大なカルスト台地で、かつてのサンゴ礁から約3億5000万年もの年月を経て誕生しました。見渡す限りの草原に無数の白い石灰岩が並び、地下には秋芳洞をはじめとした450を超える鍾乳洞が広がっています。この地下水系は2005年にラムサール条約湿地に登録されました。草原の表情は四季折々によって変化し、石灰岩との絶妙な対比を生み出します。 ※カルスト地形とは、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石が雨水などによって浸食されてできた凹凸のある地形のこと もっとも、冒険しすぎなのは、写真だけではありません。 このカレンダーの「日本一セレクション」が、かなりすごいです。 (b)言われると確かにわかる「日本一」
・5月:「日本一高い建築物」東京スカイツリー(「高い塔」の方が、しっくりきますが) ・6月:「日本一高いダム」黒部ダム(ダムは広さで競うものでは…確かに、ないですね) 「日本一高いダム」と聞いて、「標高?建設費用?」と一瞬思ってしまったのは、たぶん私だけでしょう。 (c)知っているけれど、そこはそれで「日本一」なの?
・2月:「日本一の離島の数」長崎県の離島群(単に長崎の島の写真を載せたかっただけでは?) ・4月:「日本一歴史的建造物が多数現存する城」姫路城(こんな定義じゃなくても「日本一」の気が…) ・9月:「日本一広い港」名古屋港(横浜港や神戸港の写真は載せたくなかったのか?) どうも「写真ありき」で、むりやりそこの「日本一」を探したような気がしてしまいます。 港は、ダムと違って、広さで競うものなのですね。 (d)かなり無理がありそうな「日本一」
・7月:「日本一高い森林率」高知県 ・8月:「日本一灯塔が高い灯台」出雲日御碕燈台 ・10月:「日本一古い浄土庭園」毛越寺 浄土庭園 私のATOKでは「灯塔」が変換されません(TOTOは出てきました)。 それ以前に、私の脳内辞書に「灯塔」の文字はありませんでした(意味は想像できましたが…)。 灯台マニアには狂喜乱舞しそうな「カレンダー制作者の英断」であり、有名な灯台なのかもしれませんが、素人には何とも評しがたいものです。 10月は「日本一古い庭園」ならば納得はいくのですが、わざわざ「浄土庭園」としているところが、かなり苦しいです。もしかしたら「東北枠」確保の為の選択? そう考えると、何だか地理の試験に出てきそうな7月も「四国枠」として、説明ができます。 本当にすごい「日本一」を選んでいるというより、単に全国に配慮した、風景的カレンダーなのかもしれません。 結論:「日本一」の選定基準、もしかしてこういう事だったのか? 北海道枠:12月、東北枠:10月(岩手)、関東枠:5月(東京)、甲信越枠:3月(新潟・群馬・長野)、 北陸枠:6月(富山)、東海枠:9月(愛知)、近畿枠:1月(滋賀)・4月(兵庫)、 山陽枠:11月(山口)、山陰枠:8月(島根)、四国枠:7月(高知)、九州枠:2月(長崎) ※補足…信濃川は、水系流域としては、群馬県を含むそうです。 最後に、どうしても鍾乳洞好きとしては、コメントしたいところを。 「北海道枠」の12月の摩周湖ですが、近年はかなり透明度は落ちているはずです。
GEMS/Waterナショナルセンターのサイトから、摩周湖の水質傾向のグラフを見る事ができますが、1931年の透明度記録「41.6m」には、遠く及ばないようです。 現在では、1967年に透明度「41.5m」を記録した、龍泉洞第3地底湖(この年には透明度世界一)の方が、透明度が高いと思われる(鍾乳洞贔屓としては思いたい)のですが、このわずか「0.1」の差が、人間の時間スケール的には、半永久的に「超えられない壁」になるのでしょう。ちょっと切ないです。 |
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こんばんは。今年もよろしくお願いいたします。
確かに秋吉台の写真、石灰岩より朝日?や紅葉?の方が目立ってますね。かなり冒険的なコントラストですね。
なかなか苦しい日本一もあるようで・・。
2014/1/13(月) 午後 8:48
バブさん、こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。
秋吉台の写真、昨年のカレンダーが「最凶」と思っていたのですが、
それを超えるクオリティの写真が出てしまいました…
商品のカレンダーにも、時々、はずれに思える写真がありますよね。
「日本一カレンダーの法則」は、ブログを書いている途中で気がつきました。
山陰なんて、鳥取砂丘で良さそうですが、実はあれ「日本一」ではないんですよね。
(本当の日本一の砂丘は、青森県の一般人の入れないところにあるそうで…)
2014/1/14(火) 午後 11:36
6月の黒部ダムは東京タワーの半分位の高さのようですね。でも確かに7年も完成までにかかっている難工事ですから、費用も日本一ではないでしょうか。
2014/1/23(木) 午後 8:32
黒部ダム、東京タワーの半分位の高さもあるんですか!
でも「日本一費用がかかったダム」とか紹介されても、ちょっと複雑ですね…(笑)
2014/1/23(木) 午後 11:20