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先日職場で、日本経済新聞「NIKKEIプラス1」をゲットしました。 1面に「何でもランキング 夏はひんやり鍾乳洞探検」という、鍾乳洞ランキングの記事が掲載されていたのです。 もっとも、私が記事を発見したというのではなく、庶務の人がたまたま見つけて、鍾乳洞好きの私に声をかけてくれたおかげなのですが…(自宅は日経ではありません) この類のランキングでは、鍾乳洞ではなく、洞窟全般が含まれている事が多いのですが、少なくともベスト10入りしたものは全て「鍾乳洞」という、それなりのこだわりを感じるものでした。 候補となる鍾乳洞は「初心者が楽しめる全国の鍾乳洞を取材で39ヶ所選び、そのリストを基に専門家(11名)がお薦めを順位付けして選択」したようです。 39ヶ所がどこなのかは、とても気になるところですが、とりあえずランキングを。 日本経済新聞 2014年7月19日(土)
NIKKEIプラス1「何でもランキング」より 1位:秋芳洞(山口県美祢市) 2位:龍泉洞(岩手県岩泉町) 3位:龍河洞(高知県香美市) 4位:玉泉洞(沖縄県南城市) 5位:安家洞(岩手県岩泉町) 6位:日原鍾乳洞(東京都奥多摩町) 7位:あぶくま洞(福島県田村市) 8位:入水鍾乳洞(福島県田村市) 9位:滝観洞(岩手県住田町) 10位:千仏鍾乳洞(福岡県北九州市) 1位の秋芳洞は、通常の鍾乳洞ランキングでは、規模と知名度から1位以外はあり得ないのですが、このランキングのすごいところは、2位の龍泉洞です。 ただ単に順位を掲載するだけでは、龍泉洞のすごさ(というより、このランキングのすごさ)がわからないので、順位の基準となったポイント数をグラフ化してみました。 得点的には、秋芳洞と龍泉洞の「2強」なのです! ここまで、龍泉洞の評価が高いとは…専門家の選択が良かったのでしょう。 洞窟の専門家だけでなく、旅行業者の方も入っているので、一般人が観光地として純粋に楽しめる事に、重点が置かれているように感じます。比較的知名度を重視せずに、鍾乳洞の内容そのものが評価されているようにも思えます。 …ですが、もちろん、褒めだけで終わりません(苦笑)。 この類のランキングではいつもの事ながら、日原鍾乳洞は、かなり過大評価されているかと思います。 これは、東京都にあるという事で、首都圏の人も気軽に行けるという理由が大きいと思いますが、個人的には、そこで妥協せずに、あぶくま洞(福島県)または竜ヶ岩洞(静岡県)を訪れて欲しいと思います。 特に「はじめてのしょうにゅうどう」で、日原鍾乳洞を選ぶと、鍾乳洞の第一印象が…という不安があるので、日原鍾乳洞は、ある程度鍾乳洞を訪れた後で、東京にも鍾乳洞があるんだ、程度の感覚で、過度な期待を抱かないで訪れて欲しいと思います。 また、岐阜県や岡山県等の、観光鍾乳洞が多い県がランキングに入っていないのは、少々物足りないところです。 全体的には、約2つほど、上位すぎて納得のいかない鍾乳洞がありますが(笑)、観光鍾乳洞としておすすめできる場所が、うまく選ばれているかと思います。 ただ、鍾乳洞へのアクセス方法については、かなり適当な事が書かれています。 旅行ガイド等も結構いい加減だったりするので、何とも言えませんが、新聞がこれほど適当でいいのかどうか… 1.龍泉洞と安家洞がどちらも「JR盛岡駅からバスで2時間20分」となっていますが、安家洞は龍泉洞から、車で30分以上離れていますし、盛岡駅からのバスもありません。 普通に公共交通機関で安家洞に行く場合は、タクシーを用いる事になると思います(龍泉洞からはタクシーで行けます)。 2.龍河洞は「土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線のいち駅から車で8分」とありますが、バスでもアクセス可能なので「JR土讃線土佐山田駅からバスで20分」の併記もしくはバスのみ表記にすべきかと思います。 3.日原鍾乳洞の説明中に「渋滞がひどいので訪れる際はバスの利用を」とありますが、土曜・休日には、日原鍾乳洞まで行くバスはありません(2つ手前の「東日原」までしか行きません)。20分ほど余計に歩く事になるので、可能でしたら、平日の観光をおすすめします。 |
新聞記事
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この特集記事を見たときに、「これはAzuriteさんのブログに解説が載るな!」と思いまして、楽しみにしておりました(笑)
広島からだと秋芳洞が一番近いのですが、実は私、まだ行ったことがありません。でも1位なんですね。ぜひ行ってみないといけませんね。
2014/7/27(日) 午後 10:47
龍泉洞、載っていましたね。良いんでしょうね!
お顔も存じ上げませんが、何だか新聞を見た時の飛びつき様が目に浮かぶようです。
2014/7/28(月) 午前 5:34
これこれ!これ見た時にAzuriteさん知ってるかな?って直ぐに思いました
しかし、詳しい解説
感心します。
2014/7/28(月) 午前 6:08 [ - ]
こんばんは。
Azuriteさんのブログで、おなじみの名前が並んでいますね。ブログを拝見していて、私も鍾乳洞に行ったような気分になったりしてますが、岐阜県の鍾乳洞が含まれていないので、実は、どこにも行っていないことに気が付きました。私の居住地からも実家からも遠いところばかりかも・・。
2014/7/28(月) 午後 10:01
Hosoiさん、期待に応えられて良かったです。
秋芳洞は秋吉台とともに有名観光地なので、行って損はありません!
…と言いつつ、私も秋芳洞は1度しか行っていませんが(苦笑)。
こちらの感覚では、広島と山口は隣、同じ中国地方という意識が強いのですが、
実際に旅行に行くと、山口は文化圏的に九州に近い印象を受けました。
2014/7/28(月) 午後 11:15
はなみだいらさん、ご想像の通りです。
職場でこの新聞を貰った時、思わず勤務時間中なのを忘れて、
庶務の人に熱く(暑苦しく)語ってしまいました。
ちなみに、個人的なお薦めは、龍泉洞>龍河洞>秋芳洞です。
2014/7/28(月) 午後 11:21
ぽーさんのコメントのおかげで、亀ブログの割には、
このネタは比較的早く投稿できました。ありがとうございます!
これでも実は、まだまだ語り足りないのですが…
無駄に、グラフだけは頑張ったつもりです。
2014/7/28(月) 午後 11:26
いりほさん、今回は幸運にも「おなじみ」でした。
(ベスト10の鍾乳洞は全て訪れた事があります)
鍾乳洞の分布はかなり偏りがあるので、居住地域によっては、鍾乳洞は「気軽に行ける観光地」ではありませんよね(神奈川県も含む)。
個人的には、大物鍾乳洞が1つより、中物(?)鍾乳洞が複数の方が好きなので、岐阜県や岡山県を推したくなってしまいます(大分県を忘れていました!)。
2014/7/28(月) 午後 11:41