田中栞日記

「かわいい豆本づくり」ヴォーグ学園東京校/横浜校・途中受講できます

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 今、新刊書店に並んでいる一般の洋装本の場合、書籍のページ数を示す数字(出版業界では「ノンブル」という)は、普通、ページごとに記されている。
 たとえば画像最後の『和本入門』(平凡社、2005年10月刊)なら、見開きにした場合の本文の右下に偶数ページのノンブルが、左下に奇数ページのノンブルが印刷されている。

 では、和本の場合は、このノンブルはどうなっているのだろうか。ちなみに和本では、これを「丁付(ちょうづけ)」と言う。 
 和本にも色々な形はあるが、とりあえずオーソドックスな袋綴じの版本を対象にしておこう。
 袋綴じ本の場合、本文紙は2ページで1枚になっている。2ページ分の版木を作って摺り、それを中央部分で折って本文紙とするのだ。

*江戸時代の版木と、それを刷ったもの
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/5649582.html
 
 この1枚分を「1丁(ちょう)」と数える。
 中央部分で折り曲げれば2ページ分になるのだが、もとはといえば1枚であるから、折った状態での数え方も1丁表・1丁裏と呼ぶ。簡単に略す時は「1オ・1ウ」と書く。

 明治期の本の丁付部分を画像に載せた。
『日本立志編』(画像1枚目)は、折り曲げる部分に数字が1つ記されているだけで、だから折ると数字は半分しか見えなくなってしまう。なんとなく不便に見えるかもしれないが、この形が一番多いように思う。
『萬国地誌略』(画像2枚目)と『物理階梯』(画像3枚目)は折り曲がる部分の各丁の表側に丁付が記されている。各丁のオモテは数字は読みやすくて良いが、これだと、裏丁を見た時に丁付が分からないのが難点だ。

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なるほど、よくわかりました♪「仙台蔵書票愛好会」ブログで、そういえば和本の頁ってどう数えるんだろうねえと「?」が出てました。今日の日記をリンクさせてくださいませ!

2006/8/18(金) 午後 10:30 [ ちださちこ ]

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どうぞどうぞ。実を言うと、2月に仙台へ行くまで、覚えていられるかどうか自信がないので書いた……という話題でした。

2006/8/18(金) 午後 11:54 [ 田中栞 ]

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ジュンク堂書店池袋本店の展示「手作り蔵書票と手作り製本を楽しむ」にも、和本が分かる作品があります。ぜひ見に行ってね。田中栞の製本ワークショップもよろしくね。 http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/17646826.html

2006/8/21(月) 午後 1:42 [ 田中栞 ]

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