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今日はひとつ、大変ショックなことがあった。
渋谷のお気に入りの古本屋、闘牛百科書店が閉店してしまったのだ。
「闘牛百科」という名前だから、スペイン系の本屋さん? なんて思われるかもしれないが、そうではない。品揃えは新古本屋に近い。
この店、渋谷の東急百貨店本店のそばにあった。「とうきゅうひゃっかてん」……「とうぎゅうひゃっかしょてん」というのが、店名の由来である。
このテの妙ちくりんな名前の古本屋は他にもあって、次のごとし。
【祐天寺】あるご書店(ある「古書店」)
あたた書店
【中目黒】たらの芽書店
熊の木書店
羊が十匹書店
【学芸大学】本とうです。(最後の「。」までが店名。「本買います」「本当です」)
【西荻窪】ねこの手書店
【荻窪】象のあし
【高田馬場】キノコノクニヤ書店(紀伊國屋書店)
【小岩】どですか書店
*筆者注)祐天寺、中目黒、学芸大学は、東急東横線の駅名。あるご書店、羊が十匹書店など、すでに閉店した店もある。
いずれの店も品揃えは新古本屋的であるが、ブックオフなどよりしっかりした単行本が数多く入っている。文庫やコミック類はブックオフより安い。女の子コミックが一律100円というのも魅力だ。
これらの店は、チェーンというのとはちょっと違う。ある店舗で働いていた人が、独立して新規開店するというパターンだったと思う。最初の店が「あるご書店」で、これは東横線の祐天寺駅が最寄り駅であった。
店主の丸山猛さんは、もともと新刊書店のキディランドにいた人たったので、古本屋でありながら品揃えが新刊書店に近いものになった。今でこそ、こうした形態の店は「新古本屋」と言ってお馴染みになったが、私が通っていた時代(約30年前)はまだブックオフもなく大変珍しかった。いわば、新古本屋の先駆的存在だったのだ。
古本屋でありながら、包装紙ではなくブックカバー(書皮)を作ってお買上の本にかけるというのも、大変珍しかった。
ちなみに「あるご書店」の最初の書皮は、店主自らが印刷するプリントゴッコ製であり、やまだ紫描く猫のイラストをプリントゴッコでクラフト紙に刷った書皮は、栄えある第1回書皮大賞を受賞した。
画像の上は、これらの店で作られ使われている最近の書皮で、画像下はこれまでに作られて使われてきた数々の書皮、その一部である。
ネットで調べたところ、闘牛百科書店はどうやら今年の4月16日から少し前の時期に閉店したようだ。つまり、私は半年も行っていなかったことになる。
学芸大学の「本とうです。」にはわりとよく行くのだが、闘牛百科書店にはそういえばここしばらく行っていなかった。渋谷の東急本店から、その右脇の道をさらに数分行った先の右側という、結構気合いを入れて歩かねばならない場所にあったので、渋谷を通っても行かないことが多かったのが敗因だった。
長らく行かないでいた私も悪いのであるが、日常用の古本買いに適した店というのは、渋谷ではここだけだったので、とても残念である。
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残念です。といっても一回しか行ったことないのですが。かなり「奥」に行ったところにぽつんとあった記憶があります。場所が原因ですか...。
2006/9/8(金) 午前 2:05 [ ちいらば ]
単行本に良いのがあったんですよ。新しいのが入るのも早くて。ちいらばさん、いよいよ明後日ですね、横浜古本屋めぐりツアー。台風が心配ですが……。
2006/9/8(金) 午前 2:23 [ 田中栞 ]
東急本店から右折して狭い道をしばらく行ったところですね 私は年に一回の人間ドックをこの近くで受けているので (10年以上)再検査を含めて 15回くらいはここに立ち寄っていました 他でもカキコしましたが 藤原書店から エッチな写真集(ビニールに入っていて見られません)までの品ぞろい にいつもびっくりしていました (年に約一度しか行かないからね) 近くのアリマックスホテルは 人妻と密会するのに絶好の ポイントですね (と、思うだけなのがくやしいって 何が)
2006/9/8(金) 午後 9:45 [ ykom ]
この近くに「まんだらけ」渋谷店があります。古本屋といえなくもありませんが、コミック本やアニメ関連グッズなどの専門店です。ここにもよく行くのですが、現在地(東急ハンズの裏)で営業するようになる前は、店がこの近くのラブホテル街のど真ん中にあって、結構楽しい立地でした。
2006/9/9(土) 午前 0:50 [ 田中栞 ]