田中栞日記

「かわいい豆本づくり」ヴォーグ学園東京校/横浜校・途中受講できます

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京都本屋さんめぐり

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 昨日は朝7時すぎに新横浜発ののぞみで京都へ。まずは恵文社一乗寺店に直行する。
『紙魚の手帳』No.36「おしゃれな蔵書票」にも登場してもらった、銅版画家の山下陽子さんはここの書店員さんでもある。『本の手帳』などの担当も山下さんで、今回は追加注文の『本の手帳』創刊号30冊を持参、納品した(横浜から京都へ配達だ!)。
 この本屋さんへ来ると、出版されていることを知らなかった新刊本(既刊本も含めて)と必ず出会えるから、気を引き締めていないとつい大散財をしてしまう。……とわかっていながら、30分も店内を歩くうちに、本を抱えて歩くはめに……。

 『本のれきし5000年』(「たくさんのふしぎ」傑作集、福音館、1989年、1365円)
 井上洋介『ふりむけば猫』(架空社、1994年、1100円)文庫本上製の版画絵本
 長新太『カット』『月と10セント 挿し絵集』(トムズボックス)
 野ばら社のカット集 3冊
 雑誌『エルマガジン』4月号 特集「猫にメロメロ」
 それと、ギャラリー・アンフェールで蝶の栞を。

 ひえーっ、のっけから1万円以上使ってしまった。おまけに重いし。『本の手帳』の分が軽くなったと思ったのに、これじゃぜんぜん変わらないじゃないか……。
 近くにお住まいの近代ナリコさんと店内で会って、少しだけ仕事の話をする。

 同じ駅(叡山電車の一乗寺駅)の反対側に、お気に入りの萩書房があるので行ってみるが、昼前だったのでまだ開いていなかった。
 その手前においしそうなケーキ屋さんができていたので、娘へのおみやげに、ほうじ茶パウンドケーキ(黒豆入り)や抹茶フィナンシェなど焼き菓子を一山買う。店名は「むしやしない」。「武者竹刀」?「虫養い」? どういう意味だろう。生ケーキが美味しそうだったが、持って帰れないので断念。

 叡山電車で出町柳まで戻ってから、三条京阪のブックオフへ。
 500円以上の単行本が2冊で1000円だったので、『図書館用語集』3訂版(日本図書館協会、2004年、元のブックオフ価1300円)と『澁澤龍彦全集』第13巻(河出書房新社、1994年、元のブックオフ価2950円)を選び、息子へのおみやげで『銀魂』第5巻とキャラクターブックなどを買う(なんだかんだ計7冊購入)。
 
 2時半から京都大学文学部で古典籍籍研究会。
 藤本孝一さん(元文化庁勤務)による、「写本の書法」という講演。
 藤本さんは、冷泉家時雨亭文庫で古典籍を整理していたご経験から、写本の書き方について話してくれたが、単に記す方法だけでなく、書物の綴じ方・仕立て方を含めての話が大変面白い。
 特に、粘葉装の本文紙は1葉(4ページ分)ずつ書いているのではなく、連続する2葉(8ページ)で筆写してから、二つ折り(或いは四つ折り?)にして折り目部分を化粧断ちしているという話は、理にかなっていて納得できた。
 
 いつもならこの後、懇親会に参加するのだが、今回は紆余曲折あって、本屋へ行くことに。
 6時過ぎの新幹線で帰京するという八木壮一さんがタクシーに同乗させてくれて、市役所の所で降ろしてもらう。久しぶりにアスタルテ書房へ行く。
 画集など2冊を購入。アスタルテの包装紙も豪華で好きなのだが、店主の佐々木さんが旭屋書店の包装紙と、横文字の書かれた文庫本用の古そうな包装紙を取っておいてくれてあって、プレゼントされた。

 キクオ書店を覗いてから、バスで堀川五条のブックオフへ。ここは収穫なし。
 京都タワーのふたば書店で、息子用の『ボンボン』を買って、9時過ぎの新幹線で横浜へ戻った。久しぶりにたくさん本を買って持ち歩き、重い1日であった……。
 

〜〜〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜〜〜
*『本の手帳』のご案内
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/27566874.html
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/27666929.html

*田中栞のお楽しみいっぱい講座・申込み受付中!
通信講座「小さな版画で蔵書票」朝日カルチャーセンター
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/23273246.html
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閉じる コメント(14)

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うわあご近所までいらっしゃっていたのですね。「むしやしない」は虫養いです。(だから小ぶり)生ケーキ、美味しいですよ。次回は是非店内で食して下さいませ。 ちなみに京都の古本屋さん、ワタシは五条の増田屋ビルにある「書肆 砂の書」が好きです♪ 削除

2007/3/18(日) 午後 10:55 [ マンサナ ] 返信する

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もう買いたい放題ですね(笑)。羨ましいです!!

2007/3/18(日) 午後 11:57 [ ちいらば ] 返信する

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マンサナさん、そうでした、マンサナさんのテリトリーでしたね! ケーキ屋さんの店名由来が、こんなに早く解き明かされようとは(さすが)。虫養いで小ぶり、そういう意味でしたか。モンブラン食べたかった、うう。気まぐれケーキも美味しそうだった、うううっ。そういえば三条京阪近くにも美味しそうなケーキ屋さんが……。京都って、ほんと美味しそうな店多いなああ。妙蓮寺にも少しわけてくれえええ〜。

2007/3/19(月) 午前 1:01 [ 田中栞 ] 返信する

せっかく京都にお越しなのに、寒かったでしょう。目一杯のお仕事ご苦労様です。一度ぶらっとお越しください。

2007/3/22(木) 午前 4:06 京うさぎ 返信する

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恵文社の外観、すてきですね。中も想像していたより広そう。 ケーキもおいしそう! 最近むしょうに生ケーキが食べたいです。 山盛りの本とケーキ。いい眺めですね!

2007/3/22(木) 午後 0:47 [ AM ] 返信する

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恵文社、左奧に「ギャラリー・アンフェール」というスペースがあり、作品展示やイベントを行っています。その手前のコーナーでは、関美穂子さんの蔵書票だとか、海外から取り寄せた文具類とか、ポストカードやアクセサリー、外国製の糸やレースのリボンなど、魅力的な品々が売られています。右奥には、新たにオープンした雑貨コーナーがあって、器や布製品などが並んでいました。ここでそそられたのはレースペーパー。しかし、ここで欲しくなるものをあげていたら、本当にきりがないです。

2007/3/22(木) 午後 11:51 [ 田中栞 ] 返信する

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恵文社で買った本やグッズを携えて、おいしいケーキ屋さんで一休み、というのが理想ですが、私の場合、さっさと次の本屋さんへ行かないと……という欲求のほうが勝っているので、誰かと一緒ででもないと、なかなかおいしいものをゆっくり食べるということができません。京うさぎさんのお店(表装材料&道具類豊富! バーゲン期間あり)も、確か近くに美味しいお店がありましたね。和菓子の老舗「とらや」さんでしたか。

2007/3/22(木) 午後 11:56 [ 田中栞 ] 返信する

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「砂の書」、1度だけ行ったことがあります。レトロなビルで、すてきな古書店でした。天井が高くて薄暗くて。今回はまさか行けないだろうと思って、営業日時も調べていなかったので行きませんでした。土曜日って、営業日だったっけ。「砂の書」のご主人は確か、恵文社一乗寺店のご出身だったのではないかしら。頷ける品揃え、ですよね。

2007/3/23(金) 午前 1:13 [ 田中栞 ] 返信する

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トラックバックありがとうございます。恵文社一乗寺店、ついに来店されましたか! すてきだったでしょう? 私も、ここにはいったん入ると出られなくなってしまいます。朝10時の開店と同時に入店して、気がつくと昼過ぎになっているんですから、不思議な空間です。
正面入口を入って右奥のアンティークっぽい重厚な書棚や、その手前のこれまたアンティーク調のテーブルに、限定豆本などが並んでいて、ここはもはや美術館展示といった風情です。『雲捕獲記録』に相応しい場所ですね。

2007/8/21(火) 午前 11:12 [ 田中栞 ] 返信する

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すてきすぎて、ふらふらになりました!
開店すぐ入店して、人がいっぱいいるのに驚いて、そして見ているうちにお昼過ぎ、お腹が減ってふらふらになりました。美術館展示といった風情、そうその表現ぴったりきます。
「むしやしない」を探す余裕もなく、来た電車に乗りましたが、こちらの記事を読み返すとティーサロンもある? ケーキでお昼、には小ぶりかな。

2007/8/21(火) 午後 2:47 [ AM ] 返信する

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知る人ぞ知るお店なので、京都中心部から外れた場所だというのに、平日午前中にお客さんがいっぱいいるんです。
左奧のギャラリーアンフェールで販売している本まわりの雑貨(輸入品多数)も素晴らしいです。

2007/8/22(水) 午前 9:20 [ 田中栞 ] 返信する

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この記事気がついていなかったか
粘葉装の書写方法詳しくしりたいです
一度よろしくお願いいたしますです 削除

2007/8/25(土) 午後 0:11 [ ykom ] 返信する

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『本のれきし5000年』は流石福音館というべきか
短いが立派な本です 著者は未知の人と思うが
この分量ではほとんど過不足ない事が書かれているという
印象です 削除

2007/8/25(土) 午後 0:13 [ ykom ] 返信する

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恵文社と、ガケ書房は、関西有数のセレクトブックショップですよね、とっても、癒されます

2007/9/6(木) 午前 5:45 hay**u2020 返信する

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