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月曜日、国会図書館へ行った後で、目白のアダチ版画研究所へ見学に行った。
このイベントは印刷文化懇話会・神田大曲塾の研究会で、参加者は印刷会社のOBの方々や印刷博物館の関係者の皆さんである。先日、日本出版学会の大会・総会で特別講演をしてくれた樺山紘一さんが、現在の印刷博物館の館長で、この日もご出席。
アダチ版画は名作浮世絵の覆刻事業で知られているが、今週いっぱい、「北斎vs.広重 富士山対決」というテーマ展示を行っている(入場無料)。
*アダチ版画研究所
http://www.adachi-hanga.com/
この会でどうしてこの見学会の企画がたてられたかというと、印刷博物館の館長だった粟津潔さんが以前、花札のデザインをして、それをアダチ版画で限定制作したとことがあるという経緯のためである。残念ながら去る4月に粟津氏は亡くなった。
今回の見学ではその花札デザインの下絵や指定書(画像5枚目左)も見せてもらい、平成の浮世絵制作の経緯について聞くことができた。
〜〜〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜〜〜
*ワークショップ「1日豆本教室」…豆本を4冊作ります
2009年5月30日(土)朝〜夕、豆本三昧!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/41409123.html
*ワークショップ「1日製本教室」
…本かがり上製本・和本など7冊作ります
2009年6月28日(日)朝〜晩、製本三昧!
消しゴムはんこワークショップあり!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/34777498.html
*ワークショップ「豆本教室」
2009年7月20日(月)
午前・洋本/午後・和本
中日文化センター(名古屋)
6月から、名作豆本の展示予定
*通信講座「消しゴム版画で蔵書票」朝日カルチャーセンター
http://www.asahiculture-tsushin.com/koza/#G7
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アダチに行かれると大体の浮世絵版画の工程が判って面白かったと思います。(一文字ぼかし、やって見せてくれましたか?)
ただし、現在ではこの技法、材料を使って版画作品を制作するのは至難の技、と言うのは莫大な費用が掛かるからです。
しかも、復刻版は、本物よりもキレイ過ぎるきらいがあって、面白くない場合もある。ので、なるべくならこういった所と平行して本物も見て戴きたい。
しかし、こういう技術の継承に対して日本は国としてあまり力を入れていませんので、必要なのは勿論なのです。
2009/5/28(木) 午前 9:06 [ ジージョ ]
今回、工房そのものも見せてもらえると期待していたのですが、彫りや摺りの様子はDVDで見せてもらっただけです。
したがって実演もなし。残念でした。
校合刷りや版木(画像2・3枚目)、道具などの展示はちょこっとしてありましたが……。
2009/5/28(木) 午後 3:41 [ 田中栞 ]
ははぁ、それは残念でした。あそこが一番いろいろやっていそうなんですけどね。
でも、アダチだけではなく、何処も実際の工房での仕事は見せてくれないようです。実演も場所を変えて、ケレンミのある部分だけだったり。(なので、一文字ぼかしは見せないと思いますよ。だって、摺り直前の状態を維持するのが凄く面倒なんです。)
しかし、昔(と言っても、明治期くらいのやり方でしょう)をそのまま維持するのが良いのかそうでないのか、解釈が分かれる所ではありますね。
2009/5/28(木) 午後 8:08 [ ジージョ ]