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ここのところ、書肆ユリイカ本を買い損ねることが多い。
どうも、かなり精力的に買っているマニアがいるようだ。
顕著なのがヤフオクで、とにかく「この本にこの金額を出すか???」
というような価格を入れてくる。
古書を買っている人には誰でも、これまでに著名作家の「これは外せない」
という本を買ってきた経験と、それらの金額の記憶がある。
したがって、無名作家の本には「この程度の額が妥当」という、ある程度の
価格イメージができてくる。だから、著名本よりお高い額を投じて買うことには、
どうしても抵抗があるのだ。
古書の世界では、シリーズや巻数の多い本などを揃える際、入手しにくい本や
巻のことを「キキメ」といって、価格を高く設定することがある。
最近のヤフオクには古書業者も多数入っているので、あるいは業者かという
可能性も否定はできない。
だが、業者であれば手に入れた後で、落札額に利潤を上乗せして売るのだから、
販売価格はそのさらに数割増しとなる。「この額で落札したら、古書価は一体
いくらになるのか。その金額じゃあ、買う人はまずいないよなー」と、
つい計算してしまう。
ヤフオクの価格でいったん法外な高値がつけば、古書業界での価格設定にも
反映される恐れがある。それを想像すると、競争にのめり込んで、いたずらに
古書価をつり上げることはやりたくない。
販売にはなんでも、需要と供給の原則が働いて、欲しがる人が多ければ高くなる
ということはわかっている。しかしそれにしても限度というものがある。
オークション買いには、こうした点、どうも釈然としない後味の悪さが残る。
昔ながらの古書目録は、「抽選」とか「早い者勝ち」とかいう制約はあるけれども、
古書店主が提示した額が変動することはない。その価格を、買い手が納得するかどうか
というだけの話だから、私にはずっと健全なお買い物のように思える。
〜〜〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜〜〜
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自分の持っているものを高くする為に、わざとオークションで高値で買う、って言う手もありますものね。
2009/6/23(火) 午後 8:10 [ ジージョ ]
そういう気配もありますね。
自分がお高いものを持っている、
というのが嬉しいのはわかりますが、
既に全部揃っているのでない限り、
これから自分が買う際にも
高い金額を出さなくては買えないことになる。
自分の首を絞めていると思うんですけどね。
2009/6/24(水) 午前 6:17 [ 田中栞 ]
所有物を高く売り抜ける、のが目的かも…。既に美術系のオークションでは行われているようですよ。
しかし、オークションも良し悪しですよね、やはり適正な価格がどこかにないと困ります。
2009/6/24(水) 午前 10:26 [ ジージョ ]