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繊細にして華麗な銅版・エングレーヴィングの技法で蔵書票を制作している、
林由紀子さんの作品展が、高輪の啓祐堂ギャラリーで開かれている。
今回の蔵書票展を企画したのは、愛書家である白髭爺さんが、
「自分が欲しいと思う本」を企画制作し世に送るために作り出した
版元「レイミア・プレス」。
そして、かねてから制作に勤しんできた豪華な作品集も完成した
(田中も少しお手伝い←「こういうのを収録して!」と要望を述べただけだが)。
A4判丸背上製(本かがり綴じ)で、
表紙や本文頁にはもちろん、
見返しや奥付に至るまで麗しいカットが
施され、細部まで美しい書物である。
特装限定版は、著者の直筆署名が
書き込まれるだけでなく、
最新シリーズ「幻の獣たち」の蔵書票の実物が
10点、そして検印紙まで貼り込まれる
という贅沢仕様。内容も、
普及版の中身に「花の素描集」のカラー8頁が加わっている。
なお、普及版は表紙が2種類存在する。
著者の意向により、当初、赤い用紙に装飾画を
金刷することになっていたが、試し刷りをしたところ
金インキが沈んで発色が今ひとつであったため、
印刷所が白い用紙に刷ったものを提示、
それはそれで美しかったため、版元が2種類
制作することにしたものである。
愛書家は「異装本」というと鋭く反応してしまう
哀しい性(さが)を有するため、こうなると結局、
2冊買わざるを得なくなってしまう。
商売っ気はまるでない版元のわりに、
こういうところがうまいのは、
主の白髭爺さんその人が愛書家だからなのだろう。
展覧会場では、普及版は記念特価で販売され、普及版なのに
著者の署名が入っている。
また、4日、10日、11日、13日の4日間は林さんが在廊しているので、
扉前の署名頁に刷り込んだ印刷蔵書票図版(カラー)の中に、
持ち主の名前を書き込んでもらうことができる。
*林由紀子蔵書票展「プシュケの震える翅」
会場 啓祐堂ギャラリー
港区高輪3-9-8 高輪インターコート1階
(都営浅草線「高輪台」駅から徒歩3分
JR・京浜急行「品川」駅から徒歩10分)
電話03-3473-3255
会期 2010年7月3日(土)〜7月13日(火)
14:00〜19:00(7日のみ休廊)
入場無料
※7月4日(日)、10日(土)、11日(日)、
13日(火)は、林由紀子さん在廊
*林由紀子蔵書票全作品集『プシュケの震える翅』
[限定特装版]頒価60000円(税別) 限定50部
A4判クロス装丸背上製(本かがり綴じ)
本文カラー40頁+モノクロ64頁、夫婦函入り
※配本は7月末の予定
最新作「幻の獣たち」シリーズの銅版画の実物蔵書票を
10点貼り込み
普及版の本文に「花の素描集」カラー8頁追加
著者署名・限定番号入り、検印紙貼込み
[普及版]頒価3800円(税別)
※作品展会期中は3500円(それも、署名入り!)で販売。
A4判丸背上製(本かがり綴じ)、ビニールカバーつき
本文カラー32頁+モノクロ64頁
表紙の色は、赤版と白版の2種類あり。
[未綴じ本]頒価3800円(税別)
A4判、ルリユール愛好家のための未綴じセット。
本文カラー40頁+モノクロ64頁
「花の素描集」の未綴じ折も含む。
*申込先
江副(えぞえ)/レイミア・ブレス
exlibris_jp@yahoo.co.jp
〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜
7月9日(金)布表紙の和本&お品書き本3種
7月23日(金)布表紙の厚い洋本の豆本
※時間に余裕のある方には、折本も手ほどきします!
…本かがり上製本・和本など5種類作ります 2010年8月8日(日)朝〜晩、製本三昧!
放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ
…豆本を4種類作ります
2010年8月28日(土)朝〜夕、豆本三昧!
放課後講座*消しゴムはんこワークショップ
…丸背豆本と貼函を作ります
2010年8月29日(日)朝〜晩、豆本三昧!
…和本2種(麻の葉綴じ・綴葉装)と帙を作ります
2010年9月19 日(日)朝〜晩、和本三昧!
朝日カルチャーセンター
*田中栞の「豆本・製本ワークショップ」予定表
*ブログ「本好き101人の森」も更新中
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蔵書票
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これ、知らなかったんです
昨日は都内に行っていたのに・・・・・
水仁舎のブログで知りました
(こっちはまだやっている)
ギャラリーオキュルスは
完全に行き損ねた
2010/7/4(日) 午後 9:14 [ yok*r*liur* ]
ギャラリー・オキュルス「五感の本」も面白かったです。
これを見るために、慶應での製本指導を時間通りに切り上げて
急いで駆けつけました!
2010/7/4(日) 午後 11:18 [ 田中栞 ]