田中栞日記

「かわいい豆本づくり」ヴォーグ学園東京校/横浜校・途中受講できます

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 昨日は、「書肆ユリイカの本」展・トークショーを

午後1時から3時過ぎまで行った。最中には、

広島のnanakikaeさんに助手をお願いして、話題にした本を

持って、お客さんの近くを歩き回ってもらった。


 トーク開始時間前にお客様と交流することは不可能なので、

終了後に質疑応答時間を設定してあったが、ご来場のお客様に

うまく伝わらなかった部分があったようで残念だった。


 しかし、今回の展示全般については、搬入・設営から

会期中のお店番、撤収作業まで、すべてを藤村さん(石風社)はじめ

BOOKUOKAスタッフの皆さんが周到に立ち働いてくれて、

事故もなく、順調に開催することができた。

 ことに多くの方々がボランティアでお手伝い下さった

ことについて、心から感謝している。なかには「一箱古本市」

1031日)に出展するメンバーでありながら、

前日「書肆ユリイカの本」展の会場にいてくれる方もあって、

自身の準備もあったはずなのに、本当にありがたかった。


 トークが終わった後で撤収作業を行ったが、梱包発送も

藤村さんとBOOKUOKA実行委員さん、そして

nanakikaeさんがてきぱきと作業してくれて、夕方には

きれいに片付いた。


 今回の「書肆ユリイカの本」展は、「豆本浪漫」第二章

での豆本ワークショップとのかけもち仕事だったこともあり、

ご来場下さったお客様への対応など、行き届かない部分は

あったが、伊達得夫氏ゆかりの福岡でこの展示を

することができたのはよかったと思う。


 階段しかない会場で4階という、来場にいささか難儀な

点があったにもかかわらず、足をお運び下さった皆様、

それも、一度ならずお越し下さった方もあった。
 心から感謝申し上げたい。

 

「書肆ユリイカの本」のコレクションをコンプリートする

ことについては、私が生きている間にできるかどうかは

わからない。

 本が自分のものになるかどうかは、縁とタイミングという

要素がからんでいるからである。急いだからできるという

ものでもない。そもそも、完全揃いにすることについて、

私はあまり執念をもっていないのだ。もちろん出会えれば

注文するけれども、出会えるかどうかは私の希望通りにはいかない。

 それよりも、欠があれば今後の古本買いの行為を

楽しくやっていけるのだし、ぼちぼちこつこつしていけば

いいという姿勢である。私は、買って集まったことに

対する喜びよりも、どちらかというと買っていく体験の過程で

起こる出来事が楽しくてやめられない。

 うちの息子の様々な蒐集行為の様子を見ていても感じるのだが、

このあたりが、コレクション行為に対する男と女の

感覚の違いのように思う。

 

〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜

ワークショップ1日製本教室

  …本かがり上製本・和本など5種類作ります

2010125日(日)朝〜晩、製本三昧!

放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ

 

*ワークショップ「1日丸背豆本&貼函教室

  …丸背豆本と貼函を作ります

20101128日(日)朝〜晩、豆本三昧!

 

ワークショップ1日豆本教室

  …豆本を4種類作ります

20101219日(日)朝〜夕、豆本三昧!

放課後講座*消しゴムはんこワークショップ

 

*ワークショップ1日和本&帙教室

  …和本2種(麻の葉綴じ・綴葉装)と帙を作ります

20101212日(日)朝〜晩、和本三昧!

   

通信講座「消しゴム版画で蔵書票」

  朝日カルチャーセンター

 

*田中栞の「豆本・製本ワークショップ」予定表

 

*ブログ「本好き101人の森」も更新中

  in「本のある時間」/「豆本の展示販売

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田中さん、「質問」でうまく盛り上げられず、失礼しました。
装幀についての話等々、まさに美しく珍しい本を見ながら、愉しく聞きました。最初の「内容について聞かれても困る」といった前置きが、みなさんの枷になったのでしょうか。いえ、「ユリイカの本」の質量に圧倒されて、声も出なかったのでしょう。
咄嗟には、いい「質問」も思い浮かばなかったのですが、挟み込みの「ユリイカ通信」のことを聞けばよかったと、今頃になって思います(これだと、内容には関係ないですね)。
まだ、2号だけしか見ていないのですが、それ以降もありましたか?
1号も、どこかで紹介されました(誰か紹介していましたか)?
ここで画像公開などしていただけるなら助かります。
なお、「福岡市文学館所蔵の『ETUDES』」と紹介されていましたが、まだ今のことろ3冊ともに「個人蔵」です。図録にそうした記載をしていないので、誤解を招きますね。文学館に迷惑がかかったらいけないので、よろしく。

2010/11/3(水) 午前 9:27 [ さかぐち ]

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坂口様。トークショー当日は色々とご配慮いただき、ありがとうございました。
『ETUDES』のこと、入手された経緯をお尋ねしようと思っていて、すっかり忘れました。以前の文学館の「余は発見せり」展の図録に、ひょっとして「個人蔵」とありましたかね。今回の拝借にあたり、ずっと、文学館蔵とお聞きしていたので、そのように思いこんでいました。申し訳ありません。

「ユリイカ通信」、初期の出版物に入っているのがありますね。
3種類くらい目撃した記憶があります。
最初は『二十歳のエチュード』か『死人覚え書』でしたか?
『合本二十歳のエチュード』に挟み込んであった通信(第2号?)に、確か前田出版社第3版の出版経緯に関連したエピソードが綴られていました。この通信については、『書肆ユリイカの本』の中に書いたと思います。

まだ本が戻ってきておらず、また戻ってきた後で、段ボール7箱の中からそれを発掘することができるかどうか心許ないですが、努力します。

2010/11/3(水) 午前 9:57 [ 田中栞 ]


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