|
東京製本倶楽部の勉強会で昨年から企画進行中の
「帳簿製本」研究の一環で、帳簿製本の実際の
作業を見学に行く。
訪れた会社は「日本経理帳簿株式会社」で、
帳簿製本についての、ほぼ唯一の資料ともいえる
『洋式帳簿製本の変遷と思い出』(日本経理帳簿、
1977年)の、著者である間野義光さんが経営していた
会社。現在はご子息の和義さんが継いでいる。
12月に講演してもらった恩田譲さんに「引率」を
お願いして、製本の仕事を見せてもらう。恩田さんは
間野義光さんと同い年で、将棋仲間でもあったということだ。
事前に恩田さんから話を聞いていたこともあって、
流れはだいたい把握していたが、それでも、仕事として
作業しているところを実際に見ると、理解が深まる。
恩田さんと間野さんが、製本の作業について、
ああだこあだとやり取りしながら進んでいくのを見ていると、
同じ帳簿製本でも道具や作業手順が微妙に違うようで、
それぞれの職人による、こだわりがあるのだろう。
巨大ナンバリングとも言うべき特殊な機械を使って
ノンブルを打っていく作業、背貼りの作業、小口の
「塗り」の作業は、機械製本や諸製本とまったく異なる
作業で面白い。
2月5日に、今度は恩田さんが講師となって、実際に
帳簿を作ってみる予定である。製本のワークショップは数あれど、
帳簿製本のワークショップは、おそらく日本初と
いえるのではないだろうか。
それにしても昨日は、電車のトラブルが異常に多かった。
行きは、山手線(目白駅で車両点検?)の遅延、
日比谷線ストップ、都営三田線巣鴨駅で停電と続き、
恩田さんをお迎えに行くために都営新宿線の森下駅で
下車したところで地震警報が発令されて電車が止まり、
帰りの東横線でも踏切内に人が進入したせいで
綱島駅付近で緊急停車。
もっとも、これらによる影響は全くなく、参加者の皆さんも
全員、時間通り集まることができたのは
幸いであった。
〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜
…本かがり上製本・和本など5種類作ります 2012年2月26日(日)朝〜晩、製本三昧!
放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ
…豆本を4種類作ります
2012年2月18日(土)朝〜夕、豆本三昧!
放課後講座*消しゴムはんこワークショップ
………………………………………………
リボン付き貼函
………………………………………………
*田中栞の豆本ワークショップ ※要予約
2012年1月28日(土)
10:00〜13:00 布表紙のハードカバー豆本
14:00〜17:00 布表紙の豆和本
2012年1月29日(日)
10:00〜13:00 布表紙のハードカバー豆本
*講演―貴重な刊本資料コレクション ※予約不要
2012年1月29日(日)13:30〜16:30
※ワークショップのご予約は、イルフ童画館へ
長野県岡谷市中央町2-2-1 TEL 0266-24-3319
………………………………………………
*田中栞の「豆本・製本ワークショップ」予定表
*ブログ「本好き101人の森」も更新中
in「本のある時間」/「豆本の展示販売」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
|
全体表示
[ リスト ]





いつも興味深く拝見しております。
エネルギィッシュに活動されている様子を見て
感心するとともに羨ましく思っております。
帳簿製本にはその機能性に興味があったのです。
一般的な製本とどこが違うのか
ブログに書いていただけるのを楽しみにしています。
2012/1/14(土) 午前 10:07 [ nak*s*ne*0 ]
ご愛読ありがとうございます。
帳簿製本の構造の違いについて、実際の製本方法を見て
ようやくわかってきたところですが、
これを、見たことのない方にわかるように
説明するのは、かなり大変です。
一応、東京製本倶楽部会報用に原稿を執筆したところです。
おそらく2月頃刊行かと思いますが、会員でないと
見られませんね。
東京製本倶楽部のサイトには載るのかしら。
同じ文章をここに載せるのは
ためらわれます。
2月5日に、帳簿製本のワークショップを行うので、
それ以降に何か書けるかもしれませんが……
すみません、気長にお待ち下さい。
2012/1/15(日) 午前 1:58 [ 田中栞 ]
はじめまして。
実は『洋式帳簿製本の変遷と思い出』を愛蔵しておりまして、ルリユウルではなく帳簿製本で製本して頂ける方を探し当てたところ、間野さんでした。ほんの数日前のことです。
このブログを先に読んでおればよかったのですが、知らずに遠回りしてしまいました。で実際工場でお会いして驚いたというか、全部の予備知識が繋がった次第です。
良い方ですね、間野さん。
2017/5/20(土) 午後 8:41 [ カバ男 ]