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……………………………………………… 日時 10月7日(日)11:00〜16:00 会場 東京卸商センター(浅草橋) 主催 日本豆本協会 ……………………………………………… 8月31日(金)、フィレンツェ。午前10時、ツアーの一行にて フィレンツェ国立中央図書館へ行く。 ここはフィレンツェで最初に一般市民に公開された図書館であり、 トスカーナ州で出版された本はすべて収蔵するという、いわゆる 「納本制度」が早い時期から行われていた。
ここの写本室で、『ペトラルカの凱旋』(15世紀中葉、ヴェラムの 本文紙に筆写)、小型の時祷書(1400年代か)、『円卓の騎士』 (ヴェラムの本文紙に筆写)などの素晴らしい古写本の数々を 見せてもらう。 なかでも、ウイリアム三世の庭園にあった植物を描いたという 巨大な絵画を製本した大部な画集(すべて手描き)は、その本の 大きさといい美術作品とも言うべき絵の美しさといい、 大変迫力ある一冊であった。時折、折り込み葉などもあり、 新しい絵が展開されるたびに、見ている人の間から溜め息や 歓声が上がるのだった。 ここは25000冊もの写本を有していて、今回見せてもらったものは、 おおむね保存状態がよいものばかり。これだけでもクラクラするような ひとときであったが、インキュナブラの研究をしているグループで あるというやり取りをすると、「それでは」と、当初の予定になかった Aldo Manuzio版2点も出して見せてくれた。
昼過ぎ、図書館の修復室を訪れる。
1966年11月4日、フィレンツェのアルノ川が氾濫し、 様々な文化財が甚大な被害を受けたことは知られているが、 この時、中央図書館の本も8万冊が流されたという。その悲惨な 様子が、何枚もの写真パネルにされて、建物の廊下に 掲げられている(2点の画像は、このパネルから)。 被害を受けた本を救うために、イギリスをはじめ世界各国から たくさんの修復ボランティアが駆けつけ、その作業にあたった。 当初、水をかぶった本を乾燥させるのは熱を与えることで 行っていたが、これでは紙が変形することから、後に 真空凍結(フリーズドライ)させる方法へと移行していく。 こうした作業を行う機械のある部屋など、何か所かを 見せてもらう。
話には聞いていたが、今もまだ修復待ちの本が 1万6000冊もあるということや、それにもかかわらず現在は もはや修復ボランティアがたったの6名しかおらず、この先の 作業の目処は立たないという厳しい現実を説明され、一同、言葉を失う。
今回の旅行では、行く先々の公共機関で、本の修復に 予算がつかない、お金がない、という話題がたびたび出たのも 印象的なことであった。 〜つづく ……………………………………………………………………
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