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日時 10月7日(日)11:00〜16:00
会場 東京卸商センター(浅草橋)
主催 日本豆本協会
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8月31日(金)、フィレンツェ。国立図書館の修復室を見学した後、
再度集合して、午後3時、有志でIL PAPIROへ行く。
ILPAPIROはフィレンツェだけでも6店舗くらいあるようで、
店舗共通の割引カードまである。前の晩に訪れたホテル近くの店舗も、
もちろんチェーンのひとつだった。
マーブルペーパーや革を使ったノートやカード、文房具などのほか、
扇子や人形まで、おしゃれでかわいい品をあれこれ売っている。
栞やカード、蔵書票などに猫ものが多いのも散財の要因で、猫好きは
来店に注意が必要である。
今回この店を訪れた目的は、マーブル作成体験。
日本には「墨流し」という装飾紙の製作技法があり、これは
水の上に、墨を付けた筆と油をつけた竹串などを交互に乗せていき
(墨や竹串を水面に付ける)、後に墨を動かし、できあがった模様を
和紙に写し取るもの。
水性の土台の上に油性の墨で模様を作るため、模様は不安定で
ゆらゆらと動きやすく、コントロールがききにくい。
マーブルは、コンニャク糊状の土台の上に絵の具を散らしてから
(絵の具を含ませたブラシを片手で持ち、その手首を叩きながら絵の具を散らす)、
竹串や複数本の針を打ち付けた櫛状の道具で模様を描き、用紙に
写し取る。土台はぷるぷるとして水より安定しているので、
典型的なパターンの模様を比較的作りやすい。
そうは言っても、専門の職人が作るようなわけには行くはずもなく、
実体験は初心者調理実習のような、楽しいひとときに(そう簡単にうまくはいきません)。
日本でも、墨流し・マーブルともに自宅でできるキットを
販売しているが、土台を広げる水場が必要で、これを自宅で始めると、
全部片付け終わるまで食事または入浴ができなくなるのが難点である。
ここで楽しんだ後、夕方、ホテルの近くにある
製本工房RILEGATORE DI LIBRI A. COZZI へ。
修復を担当するフランチェスカさんと、製本仕上げ・マーブルを
担当するリッカルドさんの仕事を見せてもらう。
個人のコレクターから依頼されたという修復本を、どう直すのか
など、具体的な質問をフランチェスカさんに浴びせる一同。
リッカルドさんのマーブルは大変カラフルで、1枚に11色も
使用するという鮮やかな配色が特徴である。用紙に前もって加工が
してあるようで、模様が精巧かつ鮮明に定着する様子は感動的。
左利きであることから、先ほど見たIL PAPIRO の職人さんと、
動作がすべて逆に進行していくのが不思議な感じである。
イタリア滞在中、あちこちでマーブルを目にしたが、彼の作る
マーブルが最も精密で美しかった。
こうしたマーブルぺーパーを初めとして、紙類をおみやげにと
買いまくったのだが、あとで調べたら、懸念の通り、
模様に対して紙の目が全部逆である(泣)。まったくもう……。 〜つづく
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販売価格 4000円(日本豆本協会会員は3500円)(送料別途180円)
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〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜
…豆本を6冊作ります
2012年9月23日(日)朝〜夕、豆本三昧!
放課後講座*消しゴムはんこワークショップ
…本かがり上製本・和本など4冊作ります 2012年10月14日(日)朝〜晩、製本三昧!
放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ
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2012年11月3日(土)見開き製本の豆本と豆折本
2012年11月23日(金、祝)見開き製本の豆本と豆折本
2012年12月1日(土)、12月22日(土)消しゴム版画を楽しむ
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あれこれ
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