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〜藤井敬子個展「編む本、折る本」〜
会期 2012年11月5日(月)〜11月10日(土)
11:00〜19:00(10日は17:00まで)
中央区銀座6-13-4 銀座S2ビル1階
電話03-5550-1335
藤井さんのルリユール作品の特徴の一つは、素材を「編む」
という技法が活用されていることだろう。
透明感のある和紙や味わい深い染め紙を細く切り、
それを編んでいくことで1枚のシートを創造する。
その繊細な仕事を本にまとわせることで、贅沢な
書物芸術を生み出すのである。
私の印象としては、「編む」というと棒状のイメージが
喚起されるので、「織る」というほうがしっくり来るのだが、
発音したときに「織る」と言うと「折る」との区別が
つかないので、「編む」にしたほうが混乱がなくて良いことは確かだ。
今回の個展の葉書に印刷されている『製本』(テキストは
上田徳三郎・武井武雄による)は、ぜひとも実物を見るべきである。
表紙ひらに施された、和装本の綴じをモチーフとした緻密な
装飾の美しさもさることながら、書物の開閉にともない背の
部分が交錯、背の綴じ糸を束の間見せながら一枚板の状態へと
変容する様は、感動ものである。
平面の頁から立体の風景が立ち上がるポップアップは昨今、
多くのバリエーションがほぼ実行され尽くしてしまったという
感があるが、立体物である書物の外装が平面へと「はまる」光景は、
意外かつ新鮮な展開に思われた(この方式の作品が、他にも、もう1点ある)。
ルリユール作品は22点。すべて、ガラスケースなどの覆いはなく、
実物を間近に見ることができる。「せっかくなので近くで見て
ほしい」という藤井さんの想いから、このような勇気ある展示方法に
なったそうだが、いずれも世界に1点しかない作品なので、
手を触れたりしないようにお願いしたい。
会期中、藤井さん本人がずっと在廊しているので、不思議な
素材や綴じの方法など、興味を持ったことについて尋ねてみるのも
楽しいと思う。
気品に満ちた本格的ルリユール作品の数々を、ぜひごらんに
なっていただきたい。
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日本豆本協会 創立1周年 記念企画
限定販売「特製しおりセット」(限定50部)
販売価格 4000円(日本豆本協会会員は3500円)(送料別途180円)
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〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜
…本かがり上製本・和本など4冊作ります 2012年11月18日(日)朝〜晩、製本三昧!
放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ
…豆本を6冊作ります
2012年11月25日(日)朝〜夕、豆本三昧!
放課後講座*消しゴムはんこワークショップ
…憧れの丸背豆本とリボン付きの貼函を作ります
2013年2月3日(日)朝〜晩、豆本三昧!
…和本2種(麻の葉綴じ・綴葉装)と帙を作ります
2013年2月11日(火)朝〜晩、和本三昧!
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クリエーターズマーケットvol.27/豆本ワークショップ
会場 ポートメッセなごや3号館
日時 2012年12月1日(土)
*布表紙のハードカバー豆本(11:30〜)
*見開き製本の豆本(15:00〜)
参加費 1講座3500円(材料費込み、道具貸与)
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朝日カルチャーセンター湘南〈神奈川・藤沢〉
2012年11月10日(土)布表紙のハードカバー豆本と1枚の紙で作る豆本3種
2012年12月1日(土)、12月22日(土)消しゴム版画を楽しむ
2012年11月23日(金、祝)見開き製本の豆本と豆折本
2013年2月2日(土)和本2冊(亀甲綴じ&麻の葉綴じ)
2013年4月27日(土)布表紙のハードカバー豆本と1枚の紙で作る豆本3種
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*田中栞の「豆本・製本ワークショップ」予定表
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