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昨年末あたりから、ヨーロッパの挿絵本を買うのにハマっています。
1800年代から1900年代中頃までの、かわいい絵が入っているもの(フランスの本が中心です)、
というとざっくりしすぎですが、今回ご紹介するのは、なかでもお気に入りのものです。
J.J.Granville(1803〜1847)画『Les Fleurs Animees(フルール・アニメ、生きている花々)』2巻
(1867再版、Garnier Freres刊、判型はA4判くらい)。
様々な花が人の姿をした絵がふんだんに入っているのですが、
扉絵の女の子は極めつけというくらい、かわいい。これは第1巻のタイトルページ画です
(画像はクリックすると大きくなります)。
本文の各章の巻頭文字は麗しい装飾頭文字になっています。
これを「lettrine(レトリーヌ)」といいます。
章末の余白には、これまた豪華な装飾カットがふんだんに入っています。
これを「cul-de-lampe(キュ・ド・ランプ)」といいます。
本の中でやはり目を引くのは1頁大の別丁挿画(本文組版を含まない全面イラスト頁で、
「hors-texxe(オール・テクスト)」といいます)で、これは鋼版画に手彩色を施したものだそうです。
「鋼版」と「銅版」は素材以外にどんな違いがあるのか、見た目では素人の私には
さっぱりわからないのですが、細い線が凹版のテクニックで摺られたということは
なんとなくわかります。
これは「GRENADIER(ざくろ)」のレディです。
手彩の状態をよくよく見ると、ところどころ、こんもりと盛り上がった
ひときわ光沢のある部分があります。
少し斜めに撮影した画像がこれですが、白っぽく反射しているのが
わかると思います。緑や赤のところに多いのですが、アラビアゴム(と言われていますが、
詳細不明)が塗布されていて、この当時、よく行われていたテクニックの
ひとつのようです。
日本でいうと、礬砂(どうさ)の効果に類するものか? とも想像するの
ですが、よくわかりません。
単に「かわいい!」というだけで買い始めて、まだたった3か月(手元にあるのは50冊程度)。
なにせ中学高校時代、世界史をほぼまったくやっていないので、西欧の事情は
基礎知識からして欠落しており、それに加えて、フランス語がわからないという
致命的なハンディがあるため(第2外国語はドイツ語だった)、いちいちわからないことに
突き当たります。
鹿島茂さんや荒俣宏さんの本を見て勉強中ですが、制作技法については
あまり説明がなく、どういう手順で作ったのかとか、どういう画材を用いて
どういうテクニックで色が付けられているのかといった部分については、
いまひとつ釈然としません。
今後、専門家に尋ね回るなどして解明していくつもりです。
〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜
…豆本を6冊作ります
2016年4月29日(金、祝)朝〜夕、豆本三昧!
放課後講座*消しゴムはんこワークショップ
…本かがり上製本・和本など4冊作ります 2016年4月30日(土)朝〜晩、製本三昧!
放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ
…憧れの丸背豆本とリボン付きの貼函を作ります
2016年3月6日(日)/5月3日(火、祝)朝〜晩、豆本三昧!
※各日、同内容です。ご都合の良いほうの日を選び下さい。
…憧れの丸背豆本とリボン付きの貼函を作ります
2016年5月4日(水、祝)朝〜晩、豆本三昧!
…和本2種(麻の葉綴じ・綴葉装)と帙を作ります
2016年5月5日(木、祝)朝〜晩、和本三昧!
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*2016年4月9日(土)「御朱印帳」朝日カルチャーセンター湘南
2016年3月20日(日)1日体験講座(申込み受付中)
*田中栞の「豆本・製本ワークショップ」予定表
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