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朝日カルチャーの通信講座「消しゴム版画で蔵書票」の添削、今月分を明け方、終えて返送する。
道具がとっちらかっているところへ、ちょうど道刃物工業から「アンケート」ということで、5種類の消しゴムの版材サンプルが届いた。
私はずっとヒノデワシ製の「はんけしくん」を愛用しているが、消しゴムはんこがすっかりブームとなった昨今では、版材としての消しゴムの開発も数社で行われているようである。
届いたサンプルの中には、広島の本フェチ女子大生nanakikaeさんが最近愛用しているらしい「ほるナビ」と思われるものも入っていたので、これをまず試してみた。
*ほるナビ
http://www.seedr.co.jp/hanko/hanko1.html
「はんけしくん」をはじめ、従来の版材は真っ白なので、彫った痕跡がわかりにくいという難点がある。それを解消するため、私は事前に消しゴムの表面に水色のスタンプインクをうすくつけて着色している。
こうすると、掘られていない場所は水色で、彫った部分は白く抜けるので、判別しやすくなるのだ。
この「ほるナビ」は、製品としてすでに表面が水色をしているもの。ただしこれはインクで着色しているのではなく、水色の薄い層を乗せてあるのである。したがって若干、刀の入る感触が違う。もっとも、この感触の違いについてはほとんど気にならない。
問題は、この水色の層、薄いとは言っても1mmくらいの厚みがあることだ。消しゴム版の彫りは、慣れてくるにしたがい微細な線を彫るようになってくる。細く細かい彫りをすると彫りは浅くなる。こうした細い線の浅い彫りでは、刀がこの水色の版の下まで入り込まないから、つまり、彫った部分の色が変わってくれないのである。細かい彫りほど、ちゃんと彫れているかどうかがわかりやすくあって欲しいのだが……。
この「ほるナビ」は、こういう点からすると、初心者向きの版材と言えるだろう。
価格は「はんけしくん」も「ほるナビ」も、葉書サイズのものが定価630円(税込)で同じ。
私が自分で使う場合は、上記の理由から今のところ「はんけしくん」派だが、初心者向けの教室で参加者に使ってもらう版材なら、スタンプインクで着色する手間のいらない「ほるナビ」が便利かも知れない。
〜〜〜〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜〜〜〜
*福岡で製本・消しゴム版画ワークショップ、蔵書票展も!
2008年5月3日(土)、4日(日)
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/41186389.html
*「豆本フェスタ」をやります
2008年10月12日(日)、13日(月)
http://azusa12111.exblog.jp/
*ワークショップ「1日教室/製本フルコース」開催します
2008年5月17日(土)朝〜晩、製本三昧!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/34777498.html
*通信講座「消しゴム版画で蔵書票」朝日カルチャーセンター
http://www.asahiculture-tsushin.com/koza/#G7
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