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*「図書の保存ABC」展
開催場所 神奈川県立図書館(正面入口入ってすぐ)
〒220-8585 横浜市西区紅葉ケ丘9-2
電話045-263-5900
(JR桜木町駅から徒歩約10分)
開催期間 開催中〜2009年5月13日(水)(月曜休館)
火〜金9:00〜19:00、土日祝9:00〜17:00
今日は昼から神奈川近代文学館で閲覧して、その後、神奈川県立図書館へ行った。
4冊ほど閲覧複写して、さて帰ろうかと思ったら、入口すぐの部屋で「図書の保存ABC」という展示をしているのに気がついた(画像は、館員の方の許可を得て撮影したもの)。
傷んだ本の実物や製本用具などがガラスケース内に並び、壁のパネルでは、本が傷む要因や中性紙の保存箱の作り方などを解説している。展示に合わせた配付資料(A4判6頁)には保存箱の作り方と展開図まで載っていて、かなり念入りな内容である(なお、保存箱の組立には両面テープを使用している)。
道具のコーナーには麻の綴じ糸やへら、金属目打ち、刷毛、シーパーラップなどおなじみのものが入っていて、目打ちとシーパーラップと大きい方のへらは製本工房リーブルで買ったものかな、と思われる。
参考文献として挙がっていたのは『図書館と資料保存』(雄松堂、1995)、『防ぐ技術・治す技術』(日本図書館協会、2005)、『シリーズ 本を残す』(日本図書館協会、1987〜2003)、『図書館員のための図書補修マニュアル』(教育史料出版会、2000)、栃折久美子『えほんをつくる』(大月書店、1983)、倉田文夫『趣味の本づくり』(主婦と生活社、1982)の6点。
実際にやった経験のある方でないと作れない内容なので、図書館入り口にいた館員さんに質問したところ、県立図書館にはちゃんと本の修復を手がける専門家がいるそうで、館内の決まったお部屋で毎日修復作業をしているそうだ。
この館の修復作業の現状については、『神奈川県立図書館紀要』第8号(神奈川県立図書館、2009年3月)に横山道子さんが「神奈川県立図書館における「資料保存」の課題」という文を寄せていることを教えてもらったので、これもついでに館内でコピーしてきた。
なお、館内本館と新館の間にある連絡通路に「本もいろいろ」というミニ展示コーナーもあり、ガラスケースの中に「豆本」「本の材質いろいろ」「本のサイズいろいろ」という視点でそれぞれ10点ずつ程度の実物が並んでいる。
豆本は肥後豆本、こつう豆本のほか『東京横浜電車案内』(電車案内社、1916)、『東京横浜電車便覧』(便覧社、1916)、斎藤昌三『相模をんな考』(風流豆本の会、1955)などが展示されている。この鉄道関連の豆本、版元名がなんか笑える……。
ほかにハリセン形の『ハリセンボン』だの表紙が木の板でできている本だの、キーボード入りの本、巨大な本、超分厚い本など、ちょっと変わったものが並べられている。
展示されているものは前小口に「神奈川県立図書館」の赤いスタンプ印が押されているので、館蔵の資料である。こちらはほとんど常設展示化されているようで、取りあえず5月13日までは存在しているようなので、「図書の保存ABC展」を見に行かれる方は、こちらもぜひ御覧下さい。
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2009年5月30日(土)朝〜夕、豆本三昧!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/41409123.html
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